約 94,073 件
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武蔵野線三郷駅 南口のコンビニ(NEWDAYS)前から、青色のバス(マイスカイ交通) ピアラシティ行きに乗車して、ピアラシティで下車。 ◇バス時刻表◇ 【全日】 7時:05 20 40 55 8時:15 30 50 9時:05 25 40 10時:00 15 35 50 !三郷独自のルールです! 入口から遠い場所に賞味期限の近い物を並べます。
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部長:長谷川豪彦 自転車:自転車の車種 部長としてがんばっていきます 副部長:森下 自転車:自転車の車種 先輩としてがんばっていきます 会計:加藤大鎮 自転車:自転車の車種 部員としてがんばっていきます
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最終更新日:2022.12.04 ▲自転車の著名人?の赤切符の認識力 ★【重要】「赤切符で前科が付く」のは「起訴されて有罪の場合」 &交通違反は殆どが【不起訴】 2022.11.13 ▲「赤切符=即前科」ではありません ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「警視庁=東京の警察」と理解できてない人は全国共通だと思っている節もあるので要注意。 紛らわしいですが、全国の警察のトップは「警"察"庁」です。 ※「サイクルベースあさひ」と「アサヒサイクル」のように全く違います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2022.11.27 ●交通教育の例?(埼玉県での子供向け自転車免許) 〃 ●[京都]一部区間で歩道の自転車通行を原則禁止の実験 2022.11.20 ◆[東京]警告カード発行数から見る4項目赤切符発行強化方針が理不尽な理由 〃 ●自動車サイトの自転車の記事「赤切符 前科」「イヤホン問題視」 2022.11.13 ▲自転車の違反で(不起訴にならない)起訴のケースが年間で何件あるのだろう・・・ 〃 ●通年で教えることに反対する人達の謎 〃 ◆「取り締まりより周知が先では?」というもっともな意見 〃 ●「ほら取り締まり厳しくなったよ」「違反してる自転車こんなに居るよ」と煽るのが「仕事」のマスコミ 〃 ◆赤切符発行強化を喜ぶ人達が知らなそうなこと 〃 ●「隠れて取り締まり」ではなく「堂々と指導」のほうが良い? 〃 ●遮断踏切侵入はまた別問題でもあるが・・・ 〃 ●自転車は歩道を使ってもOKという例外規定の周知不足 2022.11.06 ▲[東京]「歩行車用信号を青で渡っていて赤切符」の問題点 〃 ●[東京]4項目取り締まり強化についてTBSだけ若干詳しかったが・・・ 〃 ●自転車レーンが確保されている路上駐車帯(2020年の記事) 〃 ●赤信号無視でも悪質ではないと判断され赤切符ではなく警告カード 〃 ▲自転車の赤切符で無罪になる可能性がほぼゼロ??? 2022.10.30 ●警視庁の4項目取り締まり強化の先の反則金制度を予想するも実現不可能な理由 〃 (●赤切符発行されてもほぼ不起訴になっているという現実) 〃 ●アンケート調査での事故原因の1位は「スピードの出し過ぎ」 2022.10.23 ★★★自転車は車道走行のほうが安全という話を疑うべき理由、●自転車店から見た交通マナー 〃 ●[東京]厳しい取り締まりをモラルに委ねる対極で測ったところで・・・、●徐行無視にも今まで警告があった? 2022.10.16 ◆[東京]警視庁が自転車の【特に悪質で危険な違反[4種類]】の取り締まり強化 (★歩道での徐行無視、各種一時不停止の違反も含む) 〃 ●自転車の交通法規や標識の雑紹介記事 2022.10.2 ●[大阪]交通公園が有効に活用できていない現実 2021.12.26 ◆自転車への少額違反金制度は見送り ────────────────────────────────────────────────── ●一時停止と交差点の軽視 一時停止について「止まるのは当たり前なんだからイチイチ言われるまでもない」 交差点について「少々左右確認しなくたって事故なんて起こりゃしない」 という人達は、実際問題として交差点で事故が多いということをどう捉えているのだろうか。 一時停止の標識標示を無視し続けても「自分だけは絶対に事故は起きない」という自信は一体どこから来るのか。 そして、見通しの悪い交差点は、標識がなければ「一時停止(道交法43条)」が必要なかったとしても、 道交法42条「徐行」義務があるため疎かにはできない。(違反者には罰則あり) ※実際には「罰則や条文の有無」「指導や取り締まりの有無」という原則どうこうより、「事故統計でも最多」として 怪我や事故を防ぐために、単純に「身を守る手段」として、最も重要という意味で守るべき内容。 ────────────────────────────────────────────────── ★【重要】「赤切符で前科が付く」のは「起訴されて有罪の場合」 交通事故解決.jp/kotsujiko-18716.html 「前科」とは、裁判にて有罪判決を受けた場合の犯罪歴のことです。 「前歴」とは異なり、起訴され有罪判決を受けないと「前科」はつきません。 【"起訴"され"有罪"判決を受けないと「前科」はつきません】 不起訴処分で「前歴」はついても「前科」にはならない。 更に 交通違反の場合は、ほとんどが不起訴処分となります。 自動車の場合青切符があっても、自転車には青切符相当なしで、 3年以内2回での講習制度も「絵に描いた餅」なので無意味。 ↓ そして自転車への違反金制度導入を目論むも 「地方警察の限界により導入見送り」となった経緯もある。 要するに「自転車の違反に大したペナルティはありません」ということ。 (だからといって、普段から徐行・一時停止を連呼していることから分かるように、 違反推奨するわけもでもない) 事故扱いにならない細かい接触事故であれば日常茶飯事でも、 実際は年間数件あるかないかという程度で自転車の加害側ケースは稀で 「▲保険加入の種に"利用"されている」のが現状。 しかし、事故発生の原因としては「自転車側の違反」も珍しくないことから、 自動車免許のような自転車免許制度は実現不可能ではあるが、 (スケアードスレートや講演垂れ流しではない) 「通年での交通ルールを学ぶ機会を真剣に考えるべきでは?」 という話が増えるのではないだろうかと思うが・・・。 ↓ ※教師の負担云々を心配する前に、山ほどいる「警察OBの力」を借りるとか、 教える内容を絞り込むなどして工夫は可能。 そもそも「議題のテ-ブルにも挙がってないこと」が異常では? ▲「赤切符=即前科」ではありません bike-news.jp/post/281125 「赤切符」が交付された場合、交通警察官室や検察庁、 裁判所の交通分室などに出頭を命じられます。 これは刑事手続きなので、警察官や検察官からは「被疑者」という立場で扱われ、 【起訴され】【有罪になれば】 「反則金」ではなく「罰金」の支払いとなり、「前科」となります。 ↑ こちらで【起訴され】【有罪になれば】を追加しておきましたが、 この肝心の部分がありませんね・・・。 編集部のチェック体制にも問題があるように思いますが そろそろ自転車の「本当に得意で詳しい内容だけ」に特化されたほうが良いかと…。 ※「特定年代の車種に詳しい」など ネタがないなら、同じエリアでも全国各地でも全く様子が異なる 「自転車店各所の現状」でもシリーズ取材されたほうが面白そうですし。 ▲自転車の違反で(不起訴にならない)起訴のケースが年間で何件あるのだろう・・・ news.yahoo.co.jp/articles/e3a29a1a293b68689045873f052733368f69219c times.abema.tv/articles/-/10047092 「結果、3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金対象になったり、 検察から起訴されると“前科”がついたりする可能性もあります。 不起訴になるケースもありますが、 3年以内に2度赤切符を切られたり、重大な事故を起こしたりすると、 3時間程度の自転車講習参加を求められます。費用は6000円ほどかかります。 「違反だから」「起訴されて有罪になることもあるから」 もうウンザリな言い分。 ●「違反だから守るようになる」が自転車の場合は限定的になってしまう理由 (今までまともな交通教育を"通年で"受けていないのだから当然) 自由に走行しやすい自転車の場合、 警官が居ない場所でも真面目に守ろうと思うような人達は少なくて当たり前。 そして、一体いつから日本では 「自分の身など全く守ろうとは思わないゾンビのような人種しか居ない」ことになったのか。 当然ヘルメット着用のような必要最低限のの「軽装備」ではなく、 事故を起こさないようにすることは 「★自分自身の命を守る」 (ロクでもない学校達はどうでもいいとして) 「★自分の将来や家族や会社にも迷惑をかけない」という 「安全意識が欠落したまま」でいいのだろうか? こんな「そんな当たり前のこと」が「分からない」からこそ 「平気な顔で違反している」と分かれば、 それに「気付かせる」ように「上手く誘導」するのが必要なのでは? 「違反には罰則!」「赤切符!前科!」などとしか思いつけないような人達は やがて「反則金!免許!」などと「出来もしない絵空事」まで言い始めるつもりなのだろう。 国同士の政治や戦争ではないのだから、 「北風と太陽」の物語を知っていれば、風当たりだけ強くしたところで 元々の安全意識の低い人達は「意固地になるだけ」と、 人間としての知能があると言い張るのであれば、「想像力を持って」考えてもらいたい。 「前提として自転車の交通違反の取締りは違反者に注意を促す『自転車指導警告カード』での取り締まりと 『いわゆる赤切符』での取り締まりです 今回の強化においても自転車の利用者に対し、注意喚起を行うとともに、 安全な運転を心がけてもらうことで、交通事故防止につなげるとしています。 車であれば教習所に行き、法律やルール学びますが、 自転車は言ってしまえば誰にでも運転できるものです。 実際に細かいルールを学ばずに運転されている人もいます。 警視庁としてもルールが浸透していない現実に警鐘を鳴らし、 利用者にルールを意識してもらう目的があるのでしょう」 ↑ 何のために「警告カード」があると思ってるのやら。 警告カードは取り締まりではなく「啓蒙活動」で法的効力は一切なし しかし、その「貴重な時間」を思考停止の厄介者達が イヤホン自転車をメインに発行していたために 「無駄な時間を過ごしてしまっていたという大問題」があるのだが… 「本当の問題」なんてマスコミに言えるわけもないという。 「まずは、ご家庭で自転車の利用を始める前に、しっかりルールを確認することが望ましいです」 ↑ そして、警察サイト丸ごと信用で間違っている内容までそのまま覚えてしまう…と。 ※「自転車イヤホン全てアウト・手信号(合図)の使用」どちらも実際には勘違いが横行。 ◆[東京]警告カード発行数から見る4項目赤切符発行強化方針が理不尽な理由 「▲法は既にあった、"周知"されていた」と豪語する人達。 子供の頃で言えば、年1回あるかないかの子供の頃の「年中行事」や ロクに交通法規を知らない多くの保護者の存在があって、 「状況改善に貢献できるほど役に立っていなかった」からこそ、 今のこの状況に至ったことすら理解できないのだから困りもの。 大人達は、自動車等の運転免許がなければ 「そのまま無法者スタイル」に陥ったのも納得としても、 自動車等の運転免許さえあれば、自転車でも同じように 「一時停止や徐行を守っていた」だろうか? いや、全くそうは思わない。 試しに止まれの標識のある交差点で 自動車免許のある大人達に何も知らせずに走行実験をしてみれば分かること。 見通しの悪い交差点で「法規に従って徐行義務を遂行できる人」など 10%以下といったところでは? 本来は「こういう企画こそ」報道でも番組でも組まなければならないのだが・・・ 「周知度」の確認ではなく、取り締まりの模様を紹介して 「大半の自転車は悪なのでいくらでも叩いても良い」という "イメージ"を擦りつけようとしているだけなのだから心底迷惑な話。 (※一般生活自転車であれば危険な状況を引き起こしかねない手信号推奨するような 自転車"バラエティ"番組では道交法関連を扱う資格なし) 果たして、これまで毎年【今回の4項目を中心として】警告カードを発行していたのだろうか? ↓ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 参考◆2021年の[警視庁=東京都の警察本部]の警告カード発行"総数" 自転車のルール違反、取り締まり強化 昨年上回るペースで「赤切符」(朝日新聞) news.yahoo.co.jp/articles/010ca865eee3d2ff3d838ab833d8b057fcff2ab5 赤切符に相当しない場合でも、軽微な違反については 緑色の「自転車指導警告カード」が配られる。 罰則などの規定はないが、注意を促すものとして 警視庁は昨年約33万枚を発行。 今年も例年と同じペースでカードを配布しているという。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ↓ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 参考◆2021年の[警視庁=東京都の警察本部]の警告カード"個別"発行数 driver-web.jp/articles/detail/39846 2021年の自転車違反について、都道府県別、違反別の「検挙」 つまり取り締まり件数の一覧表と、 「指導警告票交付数」(以下、警告)の一覧表が手元にある。 警察庁(いわば全国警察の総元締め)に開示請求してゲットしたものだ。 警視庁の2021年の検挙と警告の件数はこうだ。 信号無視 検挙=2285件 警告=2万4227件 一時不停止 検挙=323件 警告=2万0896件 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ↓ ◆東京での警告カード発行総数 「約33万枚」のうち「4.5万枚」だけという事実 今回の4項目に含まれる「信号無視」「一時不停止」を合わせて「4.5万枚」。 まずこの2項目だけで見ると、全総数の「8分の1しかない」。 この時点で「少なすぎでは?」と、賢明な方であればお気づきになれるはず。 ↓ なぜ、今回赤切符重点発行対象にするほど 「目に余るほど問題視していた"はず"の2項目」への警告カード発行がこれだけ?????? そして更にすぐおかしいことに気付く。 ◆あれ?「右側通行」「徐行せず歩道通行」への警告カード発行数は?と。 一覧表を手に入れた方が「とりあえず2項目だけ」として省略しただけだろうか? そうだったとしても「上記2項目よりも多ければ」 間違いなく紹介していたと考えると、 多くても残り2項目を合わせて5000枚もあればいいほうではないだろうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ だからこそ、「法があったことを知らなかったのが悪いだけ」として、 「"急に"4項目に赤切符を厳格に発行とする」ことは、 周知不足を補うという意味では、「あまりにも飛躍しすぎていておかしい」のだが、 この違いが分からない人達も多そうだ。 「法は既にあった。"私は"知ってた」から 「知らない奴は悪い」「赤切符発行されて当然だ」 というのが、どうにも解せない。 勘違いされても困るので何度も書くが、 「赤切符乱造で裁判所がパンクしかねない」ことを考慮すれば、 「どうせ最初だけで、どうせまたいつも通りに戻る」という見込みも十分ある。 ◆[東京]警視庁が自転車の【特に悪質で危険な違反[4種類]】の取り締まり強化 (★歩道での徐行無視、各種一時不停止の違反も含む) 【TBS】 news.yahoo.co.jp/articles/c87b24148db814d4ae4018aa39c2def14d4621f0 news.yahoo.co.jp/pickup/6441597 自転車の交通違反による事故が相次いでいることから警視庁が今月下旬にも特に悪質で危険な違反に対して 積極的な取り締まりに乗り出す方針を固めたことがわかりました。 ─【特に悪質で危険な違反】とは? 具体的には、 ▼信号無視 ▼一時不停止 ▼右側通行 ↑ (車道及び路側帯が該当。歩道は"車道寄り"を[普通自動車通行指定部分に歩行者がいない場合を除き]徐行) ※路側帯とは、車道外側線と歩道の間の通称"路肩"ではありません。 「歩道が"ない"道路」で「主に歩行者が通行する場所」を指します。 ▼徐行せずに歩道を通行し、 これによって重大事故につながりかねない悪質で危険な行為 については、これまで「警告」にとどめていたケースでも 今後は交通切符を交付して検挙するということです。 交通切符を交付されると検察庁に送られて刑事罰の対象として扱われるうえ、 3年以内に2回以上繰り返し取り締まりを受けたり検挙されたりした場合は講習の受講が義務づけられています。 警視庁はこうした対策を通して「自転車の交通マナーやルールを遵守してもらい事故を防ぎたい」としています。 ●同様の紹介内容+規制への懸念意見も smart-flash.jp/sociopolitics/205166 news.yahoo.co.jp/articles/f9c1d5d58cd55a866b9ac1016f3bdf9e13c3504d 悪質な自転車運転が刑事罰に「警告→赤切符」に賛否両論「危険多すぎ」「どんどん規制が」 【日テレ】 警視庁 「自転車の悪質違反」取り締まり強化へ news.yahoo.co.jp/articles/9c459bb1dd6f3c70cc946f5027403005c47c24b9 (雑紹介のみ) 【解説】「自転車の交通違反」取り締まり強化へ 「ながらスマホ」に注意 news.yahoo.co.jp/articles/0b0dfe6d02b64e938bea0eee287accef41079eb5 「ながらスマホは今回の重点取り締まり対象ではない」のに、 キー局の驕りか社員の個人的な使命感か分からないが、情報を混たがるから情報の「芯」が弱くなる。 結果として「信号無視」「一時不停止」「車道・路側帯の右側通行」「徐行せず歩道走行」になっていれば 「それらに対して赤切符発行」となるとはいえ・・・、「上記4点の詳しい解説」が先。 【フジ】 自転車の悪質違反に「赤切符」 取り締まり強化...10月下旬にも news.yahoo.co.jp/articles/bad60aca9bacad42c71e611b5033a16c8981ebf9 「刑事罰ある赤切符」に土下座して泣き出す女性も 自転車の悪質違反を検挙強化…結構やりがちな取り締まり対象の違反とは? news.yahoo.co.jp/articles/9408d8904670fd9cf964cbecc9c62c360104ca77 以前の赤切符発行の様子の紹介もあるが、微妙にエンタメ性を持たせようとする姿勢をどう見るか・・・ 「高齢者だからといって容赦していない」という現場を紹介していることは評価すべきかもしれないが。 「ご家族や居住地域単位で講習会を積極的に開催することが必要かもしれない」のフォローすら無しではなかなか世知辛い。 それにしても、「おかしな話」ということにお気づきだろうか。 ●「信号無視」に関しては、元々赤切符発行が多いというデータも見たので納得出来る。 ●「右側通行」は「スポーツ自転車乗りだけには」広く浸透している印象はあるが、 これも詳しい内容の説明不足。路肩が自転車走行指定場所と勘違いしているヤバそうな人達も多そう。 問題は「◆一時停止」「◆(歩道での)徐行無視」について。 当方は、このatwiki(自転車メモなど)で、何度も繰り返し、 関係なさそうな箇所にも登場させていた「徐行・一時停止」。 一方で肝心の多くの警察といえば、「実質無意味でしかないイヤホン自転車に、 わざわざ"無駄な時間"をかけて警告カード発行にご執心な様子」の報道であればウンザリするほど見たが・・・、 まず、今までのイヤホン自転車への警告カード優先発行について、 「実質無意味だったことを反省するのが先」ではと。 そもそも多くの自転車事故にイヤホン自転車が絡んでいる「わけがない」ことくらい子供でも分かるだろうに。 広報スピーカーのマスコミも、それに影響(洗脳)された人達も含め、 自転車違反の元締めのような扱いで危険視してきたことについて何も思うところはないのだろうか。 それでいて警察は今になって「信号無視」「一時不停止」「(車道・路側帯の)右側通行」「徐行せず歩道走行」を 守らないと事故が起こる可能性が高いと、ようやく事故データ検証でもしたのか、 電動キックボード関連への規制緩和との帳尻合わせか、 街頭指導も通年教育も飛び越して赤切符発行数を増やすというのだから溜息が出る。 ※「信号遵守」「一時停止」「車道・路側帯の左側通行」を イヤホン自転車でも守れることは、同じ「車両」のカーオーディオ使用自動車が証明済みであり、聴覚は全くの無関係。 ※「徐行せず歩道走行」については、 何故、通年での交通教育を検討すらしてこなかったのか。 そもそも「(普通自転車走行指定部分がなければ)徐行で走行しなければならない」ということを 知る機会すら十分とは思えず、更に実行を続けようと思うだけの機会などあるのだろうかと。 ◆一時停止 1点に絞り込んで「止まれの標識で止まる」ことすら、 街頭指導していた形跡が警視庁の管轄区域であったのだろうか・・・? 少なくとも10年近く見てきて「"一時停止違反"で警告カード」という記事は、ほぼ見た記憶がない。 車道での停止線を超えた自転車に注意していた様子くらいだが、 停止場所を少し超えていたくらいでの注意はさすがにパフォーマンスが過ぎた光景に見えた。 ◆徐行に至っては、指導どころか「徐行」という「文字」すら、 各所の自転車交通関連記事に「ほぼ全く出てきていない」という酷さ。 まるで、徐行という言葉自体が「禁句」なのではと思うほど。 ニュース報道で「徐行」という言葉が登場した自体が奇跡というか。 スポーツ自転車サイトで「車間距離保持義務」について「明らかに意図的に避けているとしか思えない」のと 同じような印象すらある。 そんな「無頓着が過ぎる酷い有様」だったにも関わらず、 いきなり ▲「はい、じゃあこれから赤切符積極的に発行しますからね」とは??? そして、厳しくするのを歓迎という人もいるが・・・、 ▲そもそも電車移動か車移動のみで、自転車には一切乗らない(もしくは乗れない) 対岸の火事で煽りたくなってしまうお気楽な人達であればまだしも、 ▲まだ自分では交通違反をしていること気付いていない、これから取り締まりをされる危機感のない人 であれば、 実際に取り締まり(赤切符発行)されると、途端に態度反転で激昂するに違いない。 ◆やはり「順番がおかしい」。 何故、今まで警告カードどころかロクに指導もしてきていない違反に対して 「いきなり取り締まり(赤切符発行)」に急転換できるのか。 ▲「負担の増える通年での交通教育など必要ない、いきなり赤切符発行で補えば良い」 と言ってるようなものなのだが、 これの本当の危険(異常)性に気付いている人は皆無に等しいのだろう・・・。 元々、徐行・一時停止という文字を、他サイトではまず見ない頻度で登場させていただけに、 「守る必要があると繰り返してきた甲斐があって、やっと取り締まりが追いついたか」という 感想を持っているのだろうと思われるかもしれないが、それは心外で、 個人的には「順序が全く違う」という観点から、到底歓迎できない。 少なくとも、今後「5年間」はまず徹底的に「徐行・一時停止」への 「警告カード」を東京都全体で「"毎日"数千枚単位で発行」し、 報道記事も毎週のように出させ、テレビでは特集を組み周知浸透させ、 教育現場でも「主な強化違反取り締まり内容を主軸に置いた」交通教育を積極的に行い 「もうさすがに周知できた」という段階になって、 ようやく「それでは5年も経過しましたので本日より赤切符を積極的に発行して参ります」であれば いよいよ本腰か・・・と納得できるのだが、 今回のあまりにも急ぎ過ぎる方針転換には、徐行・一時停止の積極的な推進派としても賛同しかねる。 ※これも特定小型特殊(最高時速15km以下電動キックボード等)の所以で 「槍玉に上げられた」とすれば恨む人は多そうだ。 少なくとも警視庁なので「東京都内」での自転車の活用は慎重に考えるべきかもしれない。 ●とはいえ、「予定増加数はそこまででもないのに、オーバーに煽っているだけ」のようにも思えるのは、 仮に大盤振る舞いで、過去の「取り締まりのための取り締まり」が復活で、 実際に赤切符を過度に発行するようなことがあれば 「裁判所が確実にパンクする」ため、そこまで悲観的になる必要もないこと。 逆に司法が麻痺するほどの「取り締まり強化(赤切符発行)」が出来るなら、見てみたい気もする。 ●地方はどうする? 埼玉神奈川あたりは同調してきそうではあるが、 関西で兵庫京都大阪がどこまで追随できるか・・・。 それ以外の地方で、自転車人口がそれほど多くない 元々赤切符発行枚数も少ない地方や、降雪地域であれば 「警察官自体の数が足りない」こともあって参加したくても対応しようがないので、 追随することは厳しいことから、今まで通り(事故があれば対処する程度)で、 そこまで心配する必要はないような気はする。 ヘルメット着用やら保険の話だけ挙げておけば 「思考停止の人達が"ひっかかって"くれる」と期待し続ける「呑気な対応」が続くことだろう。 ●[東京]厳しい取り締まりをモラルに委ねる対極で測ったところで・・・ news.yahoo.co.jp/articles/e4927c0ec053f20250ca1f741110610c8f1ed2c2 「自転車の取り締まり強化」に思う~強制と自律は社会の両輪 (FNNプライムオンライン) モラルが低い社会では「強制」によってルールを維持せざるを得ません。 逆に高いモラルを持った社会は「自律」によって維持され、ルールは最低限で済みます。 「歩行者も自転車乗りもモラルが低い」という現実に対して、高いモラル前提での「自律」を促すことなど不可能。 その前提条件を満たすために、厳格な取り締まりに移行するのは、 些か事態の収拾を急ぎ過ぎているとしか思えないのだが、 肝心の「準備のための機会や段階を踏むことの意義」について触れている記事ではなかった。 ●徐行無視にも今まで警告があった? 悪質走行の自転車に赤切符…「徐行せず歩道走る」「右側通行」など4違反対象 (読売新聞) news.yahoo.co.jp/articles/2a61f463643322b020fd774b9ca30b3790f77363 警視庁はこれまで大半は警告で済ませてきた「徐行せずに歩道通行」「右側通行」など 四つの違反で、悪質な場合に赤切符を交付する。 まさか、徐行違反への警告とは「街頭での簡易的な声掛け口頭注意も含まれる」のだろうか? いや、その場合は「注意」と呼称するはず。 少なくとも交通指導の記事で「徐行という文字すら」ロクに見かけた記憶がなく、 警告カード発行数でも徐行無視に多くの警告カードを発行してきたというデータが多かったとは思えない。 www.e-stat.go.jp/ 全資料 令和3年中における交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について 道路の交通に関する統計から ↓ 交通違反切符(赤切符発行)は車両で括られていて自転車が含まれているか不明なので代わりに ↓ 交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について 2021年 2022-03-03 表3-7-2 自転車(第1・第2当事者)の法令違反別死亡事故件数の推移 ・信号無視 ・交差点安全進行 ・一時不停止 ▼安全運転義務 ・ハンドル操作 ・安全不確認 が多いと分かるが、この項目だけ見れば「そこまで多くはない」という印象しかない。 同時に、道交法70条の安全運転義務を拡大解釈させがちな原因が分かったが、 「70条だけ無駄に細かく集計できるようにしてある」ことに問題がある。 そもそも「徐行場所(歩道では基本徐行、見通しの悪い交差点も徐行など)」を 厳守できないことが問題のはずなのに、 各年一桁や0の年まであるのだから意味が分からない。 それなのに、統計よりも厳しく徐行無視取り締まりしますというのは・・・? これは死亡事故だけとしても、この統計データ自体の信憑性が低いように思える。 警視庁がほかに赤切符の対象にするのは、「信号無視」と「一時不停止」。 先月、新たな取り締まり要領を各警察署に通達した。 今月下旬から、東京都内の事故多発地点や通学路周辺を中心に運用を始める。 苦情も多く、警視庁には昨年、自転車関係の苦情が916件寄せられた。 このうち230件は「歩道の自転車が徐行しない」「自転車の右側通行が危ない」などとして 取り締まりを求めるものだった。 ↑ この声があって尚、イヤホン自転車への優先的な警告カード発行に明け暮れていたとすれば相当な問題では・・・。 「歩道の自転車が徐行しない」「自転車の右側通行が危ない」が 「全てイヤホン自転車」の可能性が高いとは思えないし、 当然、遮音状態でなかろうが歩道での徐行なしが許されるわけもない。 ●交通教育の例?(埼玉県での子供向け自転車免許) news.yahoo.co.jp/articles/fa84c50dc5bc4044f8ab9e601dee39138af67093 自転車の免許を付与するということをさいたま市(埼玉県)がやっています。 さいたま市は「子ども自転車運転免許制度」というのを2013年から導入していて、 筆記試験と実技試験をして、合格者には埼玉県警と教育委員会から免許証を交付しています。 www.police.pref.saitama.lg.jp/f0010/kotsu/kodomomennkyo.html ↑ これにどれほどの実感できるほど遵法精神が身についていて 「パフォーマンス」や「見せかけではない」かを知りたい。 2013年からということなので、埼玉県の20歳前後未満の自転車使用の多い地域で、 「止まれの標識の前で1日集計すれば」その差が「実際にはあるのかないのか」分かるはずだが、 そのような検証データがないので何ともいえない。 もし「他県と比べて明らかに一時停止する人が多いのであれば」「確かに効果がある」と言えるが・・・、 「誤差の範囲」であれば「ほぼ意味がない」し、 「変わりなし」であれば「完全に形だけの無意味」となる。 講演やスタントマンショーにしても「教えた"つもり"の形だけ教育」では 本当の意味に身につくとは考えにくいのと同様に、 (形だけの)免許制度を「作って発行した」ということに満足し、 最も肝心な「継続・周知・浸透」という観点が欠けていれば遵法精神は育たないのでは。 ★★★自転車は車道走行のほうが安全という話を疑うべき理由 otenbanyago.at.webry.info/201510/article_1.html 一言で言えば「車道走行の自転車数が少ない」から、 車道走行での事故が少ないように見えてしまうだけ。 道路の構造も異なるので一概には言えない。 また歩道と脇道からの自動車との事故は起きても 「低速走行」のため重症の確率が低いということも上がっている。 ▲自転車(特に一般車)の車道走行について まず、分かりにくい標示は完全な愚策 自転車ナビマーク/自転車ナビラインは「自転車専用」を意味しない kuruma-news.jp/post/222330 ◆詳しくはこの国土交通省のpdfで確認したほうが早い www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/douro/bicycle/img/pdf/pdf02.pdf www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/navimark.html 警視庁では、自転車の安全な通行を促すため、主として車道の左側端に「自転車ナビマーク」、 交差点に「自転車ナビライン」の設置を推進しています。 ↓ 自転車ナビマーク・自転車ナビラインには、「自転車優先」等法令上自転車を保護する意味はありません。 要は「自転車は車両なので原則車道主義を促すために 車道に自転車が通るべき道筋を示すけども、 それで実際車道走って事故っても知らんから注意してね」という意味に思える。 本来に走行位置を自転車ユーザーを意識させ、 人が多い東京であれば特に歩道から自転車を積極的に追い出すことで 歩行者の安全を守ろうという意図があるのかもしれないが、 免許があってもアレな自動車ドライバーも数多い中で、 免許が現実的に不可能な自転車を車道走行させようとすることの 一体何処が安全なんだろうか。 車道上で自動車の路駐や自転車の逆走など危険は多数。 今までも車道走行している一部の配達なども含めたスポーツ自転車乗り全体にとってみれば 「自転車が車道に増えれば走りにくくなる」と分からないわけがないはず。 むしろ「路面の塗装面が雨天時に迷惑極まりない鬱陶しいもの」に違いないだろうし、 子供や老人を含まないとしても「ママチャリなどの一般車・生活自転車ユーザー」を 車道に追い込むことは、円滑な道路交通を妨げになるだけでなく、 どう考えても「危険な状況に近づけている」としか思えない。 根本的に、法的規制のある【自転車専用通行帯】と 法的拘束力が一切ない【ナビライン】等を、 瞬時に見分けることができるように色分け等で区別できるわけでもなく、 とりあえず車道に自転車が出てくるところだけ認識させようとすることにも賛同できない。 そもそも「自転車専用道」としてオレンジのポールや縁石等で 明確に走行区分けすることができないような、特に車道が狭いような場所であれば、 むしろ【積極的に自転車の車道走行を禁止】し、 安全のために「歩道を歩行者優先で通行させるためにあらゆる手段を講ずる」とか、 ロードバイク等の速度を出して走行する自転車であれば「迂回路」を明示するといった まともに現実味のある対策が必要に思えて仕方ない。 もし歩道上で他の自転車を安全に避ける方法が分からないほど想像力が欠けているのであれば、 「自転車には乗らないほうがいいのでは?」と本気で思う。 (対歩行者に限らず「確認・減速・徐行・一時停止」を駆使するだけ) まるで「自転車なんて売れればいい」として 「まともに安全で快適で長持ちする使い方を教えようとしない」業界のような、 「とりあえず自転車は車道だから」という「視野狭窄」からの場当たり的な誤った対策を 完全に白紙に戻し「幼少期からの"通年での"教育面も含めて」考え直すべきなのでは? 関連記事として ◆自転車での配達員とバス運転手とのトラブル www.bengo4.com/c_2/n_10740/ ウーバーイーツ配達員に「歩道走れ」、バス運転手の危険な「幅寄せ」にユニオンが抗議 まず、画像を見る限り、歩道に人が溢れるほど居るようには見えない。 次に、車道はバスが自転車を容易に追い越せない幅しかないように見える。 ▼「自転車は車道」という原則主義から見れば 「どれだけ車道の幅が狭くても 自転車なんだから車道を走ることは合法であり何ら非難される筋合いはない」 ということになる。 ▼自動車ドライバー目線からすれば 「法的に自転車が原則車道走行だろうが、安心して走行するためには 現実的に車道通行の邪魔になる自転車を車道に居させることに反対」 ということになる。 ●共に抱える問題として 自転車側は「交差点で割り込みしていないかどうか」 自動車側は「自転車を1つの"車両"として認識しているのかどうか」 基本的な交通ルールの把握についても怪しいのもあるとして・・・、 そもそも【安全とは、どういう状況のもとに存在しますか?】と訊きたい。 自転車側は「速くて交通強者のクルマが交通弱者の自転車に配慮するのは当たり前だろう」 という言い分で、 自動車側は「歩道が空いていて余裕もあるのにわざわざ危険を省みず車道を走っている意味が分からない」 という感覚が強いと思われる。 ▼考えてみよう 「全ての自動車が自転車に配慮してくれるとは限らない」 (歩道走行時に歩行者が(優先なので当たり前だが)自転車側に配慮してくれるとは限らないのと似ている) 関連で「手信号を全ての自動車ドライバーが理解しているだろうか?」 理解できていなくて事故に遭って被害が大きいのは紛れも無く自転車側。 ▲「それでも車道を走りたい」? ="自転車の車道走行原則主義に命を捧げたい"のであれば止めはしないが、 今後も危険がつきまとうことは避けようがない事実。 もはや利己主義というより「他人を信用しすぎの愚者」にすら思える。 自分の理性すら完全にコントロールできるわけでもないのに、 よく「自分は大丈夫」などと思えるなとある意味感心する。 せいぜい「(ダミーも含む)ドライブレコーダー」や、 「ドライブレコーダー作動中のシール」や、 「地域名入りのゼッケン」等で自衛できるだけしてもらって、 「優しい自動車に配慮してもらうことが前提」で走行すればいいのではと思う。 【今後ますます車道に高齢者が増えてきても本当に大丈夫だと思うのであれば】 遠慮なく車道走行をどうぞ。 個人的にはとてもそのような破滅主義には付き合い切れない。 ※自動車が全て自動運転義務化されれば多少マシになるかもしれないが、 交差点での左折巻き込み防止のために 自動車が左端に寄せて挟まれるとか、追突されるというケースも予想できる。 ★個人的にお薦めするのは「自転車は車道上に於いて物理的に脆弱な存在だからこそ」 (子供や高齢者以外でも)自転車が歩道走行することは”可能”なので、 普通自転車通行指定部分がなければ徐行義務があるので走りにくいとしても、 常に交差点に限らず建物の影にも注意しながら「予測運転を心がける」ことで、 歩道走行でも歩行者との事故は十分に防ぐことができると考える。 ※無駄な重複保険加入も厭わない"エサ"として高額賠償をネタのように持ち出してくる例もあるが 実際普通自転車でそこまでの加害事故になるケースが多いとは到底思えない。 それをいうなら、交差点や高齢者などの横断中の事故などを鑑みれば、 自転車の車道走行でも事故に遭う確率は低いという反論もありそうだが、 「より安全な方法」「危険に会いにくい状況」を考えると、 到底車道走行推奨主義などにはなれない。 世の中泥棒がいなくなれば施錠なんて一切必要ではないように、 「車道に自転車に配慮してくれる優しいドライバーしかいない」のであれば、 当然「絶対に車道を走るべきだ」と言えるが、 現実的にはありえないので、 「自分の命が惜しいのであれば」 「大人しく安全と思われる場所を安全な方法で走りましょう」 と言わざるを得ない。 つまり「どうすれば安全に走行できるのか」を「しっかりと考える」ことが何よりも大切。 ▲車道走行で事故リスク軽減? www.au-sonpo.co.jp/corporate/news/detail-244.html まず、当たり前の話で 「自転車が車道を走行すれば、自動車ドライバーから自転車が必ず認識される」とは限らない。 自転車が前方に居れば自動車ドライバーは自転車を認識して警戒する「だろう」という時点で事故の元。 認識されやすいかどうか以前に「交差点通行時には自動車も自転車も徐行すればいいだけ」の話。 「交差点では他車が進行してくる」ということを意識せず通行しようとすること自体が危険。 それに圧倒的に多い「ママチャリ」と少数の「スポーツ自転車」では意味などが異なり、 肝心のそれぞれの歩道走行時と車道走行時の (基本的な)【常用速度の差】についても一切書いていないことから、 どうにも「車道走行を促しつつ、保険加入させるために不安を煽る"飼料"にしているだけ」に思える。 そもそも、車道・歩道など関係なく、 車道走行する自転車に配慮を欠かさない「"優良"な運転手しかいないと信じ」 「認識されているはず」と"思い込んで"走行すること自体が大間違い。 自転車で走る際には「車道の左側」を通行することで、 自動車ドライバーからより認知され、交差点等での事故リスクを抑えられるということが明らかになりました。 ↑ 「"実際の"公道走行時のリスク」として、 「まともに交通ルールを知らないようなドライバー」を含めた「不特定多数」が参加していない時点で信憑性に欠ける実験でしかない。 ●「車道走行のほうが認識しやすい」にしても、 一例を挙げると、前方の大型トラックの側面に自転車が居た場合、 その自転車が交差点で急減速したとして後方の自動車ドライバーは認識しやすいわけがない。 「実環境をまるで想定しない程度の認識力で安全を語ることそのものが危険」。 とはいえ、「過剰に広い車道」しかない「特殊な環境」でもなければ、 実際に歩道走行メインのユーザーが10分でも車道走行すれば「危険と分かる」だけに、 「こうした無駄な実験」に騙されるようなことは少なそうではある。 「免許を持っているのかどうか怪しいレベルの正気とは思えない輩達が普通にいる」と考え、 事故防止や事故軽減の観点を持っていれば、 自ずと「何処を」「どのような速度と方法で」走行すべきか分かる。 そして、このような「様々な場所や実環境を考慮せず」 まるで「車道走行こそ是である」と吹聴されること自体、 スポーツ自転車ユーザー達にとっても 「(老人子供だけ除くとしても)多くのママチャリ達が本当に全て車道走行すれば車道環境がどうなるのか」 「スムーズな自転車走行環境をも崩壊させる一因になる」という危機感が足りない。 むしろ「車道走行と称して右側走行されてしまうくらいなら、今後とも歩道だけ走れ」と言い切っていいほど。 無闇に車道走行を推奨するような人達の声は聴かずに、 まず「歩道は歩行者最優先さえ徹底できていないこと」をもっと問題視すべきに思えて仕方ないが、 なぜかその方向での話はあまり目立たない。 それどころか、e-bikeのアシスト上限速度アップや、 歩道を危険に晒すだけでしかない自転車もどきの走行を画策していることを危惧する。 ●自転車での歩道走行時の道交法 10mtv.jp/pc/column/article.php?column_article_id=2933 条文を読み解く限り「普通自転車通行指定部分」は歩行者が居ない場合は徐行義務はないのだが、 実際の条文を確認している様子もないので仕方がない。 そもそも警視庁の解説自体が雑なこともある。 elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105 普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分(道路標識等により普通自転車が通行すべき部分として指定された部分 (以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、 当該普通自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、 また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。 ただし、普通自転車通行指定部分については、当該普通自転車通行指定部分を通行し、 又は通行しようとする歩行者がないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。 ─────────────────────────────────────────────────── ●道路を安全に走るために www.sbaa-bicycle.com/sbaa_sp/manner/m20.html まずは、「疑うこと」。 残念ながら、危険な走り方をする人は、自転車・クルマを問わず、どこにもいます。 公道では、「みんなルールを守るはず」という性善説は通用しません。 常に「誰かがルールを破るはず」と思って走るべきです。 だから、青信号だからといって不用心に交差点に突っ込まないこと。 いつも「もし信号無視をしたクルマがいたら?」と疑ってください。 青信号になったからといって、いきなり飛び出さないこと。 「赤信号になった瞬間に慌てて突っ込んでくるクルマがいたら?」と考えてください。 ウインカーなどは一切信用しないこと。全員が出さないものだと思って走っていた方がいいくらいです。 次に、「臆病になること」。 「前のクルマが急に左折したら?」「このコーナーの先にクルマがいたら?」「その角から子供が飛び出してきたら?」と、 常に最悪の事態を想像しながら、サバンナに生きる草食動物のように、常に危険に怯えながら走ってください。 なんだかカッコ悪いようですが、無謀な走りをして事故るほうがよっぽどカッコ悪いですから。 そして、「集中力を切らさないこと」。 公道は様々な人や乗り物が入り乱れるカオスなエリアです。 そんな状況で安全に走るためには、常にまわりをキョロキョロと見回し、 状況を確認し、情報を集めることです。 視界全体をスキャンしながら、いちはやく危険を察知すること。 ぼんやりとしていることなど一瞬もないように。街中を安全に走るために必要なものは、なにより集中力です。 他人以前にまず自分の身の安全のために心がけておきたいこと。 この文言全てを印刷したものをチラシにして交通安全活動として配ってもいいほど大切。 「赤切符や罰金や講習があるから」「注意されるから」 うんざりするほど繰り返される罰則主義。 性悪説観点からすれば正しいのかもしれないが、 納得したわけでもないのに誰かに強制されているだけの押し付けで 真の意味での行動規範になるとは思わない。 実際に事故が”多い”例を参考するようなことも一切せず、 稀有な例を挙げて「保険加入しましょう」とか、 ヘルメット着用していれば事故に「遭っても」軽減できるという「事故に遭う前提」だったり、 遮音規制のような原付免許取得時の制限のなさから実質意味を成さないものを 違反と強調しなぜか優先的に警告することだけに執心する」ような "的外れな交通安全活動"は、正直言って理解に苦しむ。 重要なことは「道交法で違反になるかどうか」よりも、 「事故に遭わないために、身の安全を確保するために必要なこと」を認識すること。 そのときに「安全確保のために道交法を守るべき」という話になるので 順番を間違えてはいけない。 ─基本理念として 被害を減らすためには、まず「公道で無闇に速度を上げて走行しない」ことが安全。 「道交法で自転車への具体的な速度規制がないから自由に飛ばしていいんだ」と思っていると事故の元。 「スピードを出したくてしょうがない人は、素人参加可能な各種レースにでも参加するか 私有地内や、思う存分スピードを出せる場所を貸し切ればいい話。 個人(一部集団)のワガママを許すために公道があるわけではない。 公道は"公共の場所であり多くの人々が共用するもの"。 そして、事故防止に最も効果的な「一時停止」と「徐行・確認」。 見通しの悪い交差点やカーブや下り坂では、徐行や一時停止の義務がなくても、 「徐行まで減速」し、状況に応じて一時停止も適切に使うことが安全であり、 たとえ自分自身が優先道路を走行していたとしても、十分に気を付ける必要がある。 「安全を守る気がない自転車乗りは本当にダサい」くらいのキャンペーンを仕掛けてもいいくらい。 限りなく事故に「遭わない」ための方策を採ることが 最優先されなければならないことに気付かないようでは、 今後も交通マナーの向上など絶対にありえないと断言する。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★事故防止は「高齢者」が鍵・自転車への違反金制度導入の背景とは bestcarweb.jp/feature/column/281805?prd=2 自動車メディアなので、いつもの調子で「自転車憎し」の見る価値のない記事かと思いきや、 「自転車の事故が増加傾向にある」というが、 本質は「自動車も含めた事故そのものが全体的に減っている中で、 自転車関連の事故の減り方が"緩やか"なので"増えているように見える"だけ」という正体から、 しっかりと「事故の原因を分析」し「一時停止」の重要性にも触れ、 事故防止のために本当に尽力しなければならないのは「高齢者の安全教育」という、 警察等ではあまり触れたがらない「一種のタブー」とも言える重大事項にも切り込んでいる。 本当に実効性のある自転車による重大事故の抑止は、高齢自転車運転者の違反を減らすことにある。 令和2年のデータを見ると、自転車乗用中に亡くなった人の実に76.8%が60歳以上の方だ(グラフで灰色の部分)。 「高齢者」と区分される65歳以上の人の割合で見ると70.2%となる。 この部分を減らすことが自転車による重大事故を減らすことに直結する。 まず自転車乗用中の死者(全年齢)のうちおよそ8割が何らかの法令違反をしていた。 これを65歳以上の高齢者に限ると死者の約85%が法令違反をしていた。 高齢者の死亡事故の法令違反で一番多いのは 安全運転義務違反のうちの ハンドル操作、次に安全不確認、つまり「ハンドル操作を誤った」「周りの安全を確認しなかった」というもの。 高齢者以外と比べると圧倒的に多い。 また先ほど見た交差点安全進行、一時不停止、信号無視も目立つ。 もし自転車による重大事故を減らすための本当に実効性のある対策を取りたいのであれば、 まずは「高齢者への自転車の安全運転教習/講習」、 次に「全年齢への交差点事故への注意喚起、 具体的には一時停止違反と信号無視の取り締まり」が最も効果的だということが分かっただろう。 まさにこの通り。「データを収集、分析し原因を見つけ、解決への糸口を探る。」 子供でも分かりそうな「基本中の基本」すら理解できていない大人が多すぎるのが問題。 警察や行政は、内心は高齢者の保護なんて微塵も考えたくないのだろう。 認知症が進んでいることも珍しくなく、長年染みついた癖の強制の実現可能性が極めて低いことから、 「今更教えても理解できるとは思えない」として、 「どうせ先が長くない高齢者のことなんてほっとけばいい」という考えが根底に 間違いなくあるに違いない。 本当は細かい市町村単位で、独居老人の解消のために「行事」として、 更に、薬漬けにしないために健康維持のための軽い運動から「医療費削減」も担えるため、 相当重要な政策にもなり得るのだが、 怪我や事故があった際の責任問題から逃れることしか頭にないのか、 どうにもこういう実のある方向では全く考えが及ばないようで、 ロビー活動があるのかないのか知る由もないが、 自転車施策といえば、大して意味のないナビラインや、 保険やヘルメットの推奨に無駄にご執心の印象があまりにも強い。 ではなぜ違反金制度の導入が先に叫ばれるのだろうか。 それは何かというと、クルマやバイクの交通違反による反則金の収入が近年大幅に減少していて、 それを埋め合わせる何らかの収入が必要とされているのではないか、ということだ。 諸手を挙げて自転車への違反金導入に賛成している遵法精神溢れる方々には、 真意に気付いて目を覚ましてもらいたいところだが、 「目の前にぶら下げられた"綺麗に見えるエサ"を前に」思考停止してしまってるようであれば、 「公共の交通物のための肥し」として今後も便利に扱われることだろう。 このまま進めば、(個人的には幸いなことに) 取り締まりは主に交通安全週間のような「ノルマ期」に合わせて、 「どんな小さな交差点での一時停止違反でも違反金が発生」することになるが、 後で「こんなはずじゃなかった」と喚いても遅い。 まさしく入れ食い状態で警察としても「気分次第で簡単に稼ぎ放題」になるでしょう。 一方で、事故未満の「交通に関する音などが"聞こえる状態"で違反金扱い」になった場合、 法治国家として在るまじき条文を無視した越権行為に対して、 正式に不服申し立てで裁判を起こすべきと考える。 ◆自転車への少額違反金制度は見送り news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20211223k0000m040053000c.html 自転車違反金は見送り 利用者からの反発考慮 道交法改正案 警察庁の有識者検討会が求めていた自転車運転に対する違反金制度の創設について、 同庁は今回の道路交通法改正案には盛り込まない方針を固めた。 担当者は「さらに時間をかけた丁寧な議論が必要。引き続き検討する」としている。 最終報告書は2021年4月の中間報告書と同じく 「少額の違反金を課すなど、非刑罰的な手法も含め、 違反の抑止のために実効性のある方法の検討」を求めた。 立件されても起訴率が低く、刑事罰が問われない現状への強い問題意識がある。 しかし、自転車の取り締まりは都道府県警で力の入れ方に差があり、 全国一律での実施は現場で混乱が生じることなどから今回は見送りが決まった。 自転車利用者からの反発が予想されることも考慮したという。 同庁は今後、交通ルールの周知の徹底を図る。 主な理由は 【自転車の取り締まりは都道府県警で力の入れ方に差がある】ことから、 【全国一律での実施は現場で混乱が生じる】ため。 赤切符どころか、警告カードの発行割合からして、ゼロや一桁しか発行していないような地域もあるわけで、 例えば「沖縄県ならほとんど自転車の取り締まりしていないから走り放題」でも、 元々厳しい「東京都・大阪府・兵庫県」だけ「違反切られまくり」という可能性があるのは 「法の下の平等に反する」という主旨?でもあり、 単純に「日常的に交通取り締まりに割けるだけの人員が足りない」という話でもあるのだろう。 数千~数万年後に無人の取り締まりロボットが市中を常に巡回しているような状況であれば 導入できないことはないと思うが、その頃には自転車自体があるかどうか。 「自転車利用者からの反発」については、「弱者・貧困層への圧力からくる反発」というよりは、 前後子供乗せに対する許可の顛末からして、 ピンポイントで「主に傘の支持具や子供乗せを使っている世代からの反発」を恐れているように思う。 ●事故現場を調べ対策を行うことで事故減少 事故後の「現場診断」 実施後は事故8割減 news.goo.ne.jp/article/mbc/region/mbc-2021060200049464.html 交通事故現場で、警察などが再発防止策を検討する「現場診断」に関する統計で、 鹿児島県警は、実施後は実施前に比べ事故が8割減っていることを明らかにしました。 2019年度は28か所で現場診断が行われましたが、 実施前の1年間の事故件数が51件だったのに対し、実施後は8件と、8割以上事故が減ったということです。 「事故が起こりやすい原因がある」からこそ、 その事故の元となる部分に対して策を講じるという当たり前の話。 街頭指導でも、「その地域での少なくとも過去10年分の事故データを元に」 「事故が実際に起こった箇所」で、「直接の事故原因となった違反」や 自転車での加害者の割合は低いので、優先的に考えれば「自転車での被害者の年齢層」を考慮し、 指導を行う方向で考えるのが普通と思われるが、何故かそうではない場合もあるから謎。 もちろん、若年層の違反のほうが少ないから問題がないというつもりはない。 常々「"通年での"交通教育」を掲げているので、 「学校独自の自転車への免許発行」も視野に、 「事故防止のためには徐行や一時停止の重要ということを理解してもらう」ことを最優先で考える。 ●基礎的な教育や指導の不足 そもそも、公道にゆずりあいの精神が満ちているのであれば、煽り運転など起こるわけもない。 道交法の細かい内容に詳しくても、 「知識量に応じて周囲の他者が配慮して安全に走行できる不思議な効果もあるわけがない」。 根本に「事故に遭わないこと」という観点が欠けている行政などは、 目先のヘルメット着用やら保険で取り繕うとする。 講習対象に設置箇所自体が極稀な「環状交差点」の走行ルールを混ぜてしまうようなもので、 教習所の教本でも作っているわけでもなければ基本的に覚える必要がない。 まずは「どの場所」を「どのように走行する」ことが "事故ゼロ"に繋げられるのかを重点的に考えるべきだろう。 例えば、狭めの片側一車線で交通量も少なくないのに「自転車は車道」と原則論に閉じ込めると 減速一切なしでトラックにギリギリで側面を通過されていくような状況に陥る。 前方のそれほど離れていない距離に自動車がいても、車両中央寄りを走ればクラクション連呼されるのがオチ。 共に、実際に事故や事件にならなかったとしても、間違いなく精神衛生上良くない。 実態として、車種問わず常用速度として日常生活に適している変速の状態を把握してれば、 「歩道を走ること=(子供と高齢者などを除き)歩行者に絶対に迷惑になる」としか考えられないわけもない。 「歩道を傍若無人で走ることを責めるのは分かる」が、 「歩道走行そのものを否定することは、全国各地の道路状態を全く想定していない狭い考え方」でしかない。 そんな個人や団体に影響され、情報を鵜呑みにして実行してしまい事故に巻き込まれるのは自業自得。 もし違反金制度が導入されたところで、 歩道で(普通自転車通行指定部分に歩行者がいない場合以外の) 徐行義務違反の自転車に違反金を連発できるわけがない。 何しろ「ほぼ全ての自転車が該当」するのだから到底無理な話。 一番気にしているであろう「子供乗せ車」も、当然大半が取り締まり対象となるが、 もし違反金連発するようなことがあればどうなるのか考えれば分かること。 だからこそ、まずは「実際に"起きた事故"のケース」から 事故割合の高い「出会い頭の事故」を防ぐために 全く浸透していない「見通しの悪い交差点では徐行義務(徐行しなければ違反で罰則あり)」 「止まれの標識があってもなくても止まる(一時停止する)」ことを遵守することが 「常識」と根付かせることが最優先。 どうにか「車間距離」「一時停止」までは触れていても、 なぜか「(見通しの悪い交差点での)徐行」については触れているのを見たことがない。 kuruma-news.jp/post/408441 (自動車での違反について) ●車間距離 ●歩行者がいる横断歩道へ進入時の一時停止 ●ランプの球切れ ●止まれの標識での一時停止 ●灯火義務 講演で「止まれの標識」に対して意気揚々と説明しているような人達にしても言えるが、 止まれの標識での一時停止だけ注視し、毒されてしまうと、 「住宅街の裏路地の出会い頭で事故を起こす」という危機感が全くない。 夜間を考えると、路面を照らすような自転車(特にママチャリ)ライトで 標識を確認して停止するなどを考える前に、 (常識的に速度は落とすとしても) 「曲がり角から散歩等で人が飛び出してくる」ということは容易に想定できるので、 「徐行しなければ」事故になって自転車側のこちらが不利になると考えれば、 必然的に徐行が当然だろうと考えて然るべきに思えるが、 なぜか「事故なんて起きようがない」か「出会い頭の事故が多いなんてどうせ嘘」とでも 思っているという能天気な人が多いのか無視されてしまう傾向が強い。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▲自転車の著名人?の赤切符の認識力 news.yahoo.co.jp/articles/659f95370550857cfb999349b1874f70227f95ab bizspa.jp/post-709403/ 週刊誌系のメディアなのでバイラルメディア同等であっても不思議ではないが・・・。 一方で赤切符は、刑事処分になるので前科がついて罰金を払うことになります。 これだから、処分が下される場合についても「周知が"全く"足りていない」と分かる。 疋田:ところが、青切符の制度が自転車にはないんですよ。 これで本当に赤切符を積極的に切ったら、夜に無灯火で走っていたなどの軽微な違反だけで 赤切符を切られて、前科1犯になってしまう。 しかも、刑事裁判になるので国や自治体の作業も煩雑になって面倒です。 だから、自転車の違反にはほとんど赤切符が切られることはなかったわけです。 ↑ それぞれ「起訴され」「有罪になれば」の重要な要件を説明せず、 「赤切符を切られた瞬間に前科一犯になる」と 「断定されかねない説明」に意味があるのだろうか・・・。 そもそも「交通違反のしかも自転車の赤切符で起訴までされるケース自体が皆無に等しい」というのもあり、 手間を省くためにも、その代わりとして 自転車には法的拘束力は一切ないが、「啓蒙活動」として 「警告カード」を優先的に発行してきた経緯があるという説明不足。 ↓ しかし、その警告カードの優先発行内容自体に「問題」があり、 「全く有効に機能していなかったから」こそ、事故抑制に繋がらなかったと出来たはず。 左側を走れば、自転車はより安全です。 ↑ 出会い頭での事故を防ぐのであれば、 見通しの悪い交差点での徐行義務と止まれの標識の一時停止が最も重要。 ※他にも、徐行は歩道以外でも必要。 「まず左側通行を徹底」で事故が減るとは到底思えない。 そういえば、この方は「車道の矢羽根マーク」に有効性があるかのように 語っていたように思うが、その論調は無かったものとなったのだろうか。 味方であるはずのロードバイク乗り達からも あのマークに意味があると本気で言える人など少ないと思うが・・・。 ※「雨で滑りやすくなるだけの迷惑塗装」や 「元々逆走の概念そのものがない輩達には意味が全く分かっていないので無駄」、 「場所によっては路駐だらけで全く機能していない」など。 「指導してますよ」とアピールするために無意味な指導を繰り返し、 役に立たないペイントをして「立派なことをした"つもり"」で満足する。 具体的な事故の抑制効果は本当にあった? 周知度はどれほど? 「自転車売りっぱなし」と同じで、 「予算さえ通して費用消化できれば後はどうでもいい」としか思えないようなものに 金を使うくらいなら、道路の異状の点検や補修に 時間も予算も割くような論調を強めて良いのでは。 側溝の蓋を滑り止めにする、滑る鉄蓋の道路設置を禁止する、掃除頻度を上げるなど。 ●[京都]一部区間で歩道の自転車通行を原則禁止の実験 news.yahoo.co.jp/articles/35016287420085616905592bb1338b716dc31a4f/comments 自転車の通行が禁止になったのは、京都御所西側の烏丸通のうち、 今出川~丸太町間の歩道と、京都市西京区の一部歩道です。 地下駐輪場じゃないが、 歩行者が少なく歩道も自転車が通りやすい通りに「誘導」は必須。 京都府警によりますと、過去5年間で人と自転車との接触事故の半数以上が歩道で起きていて、 試験的に12月15日まで交通量が多い烏丸通などで、 13歳未満や70歳以上の高齢者が運転する場合を除いて、自転車は車道の左側を走行する措置が取られています。 ↑ ●親子で別々に自転車に乗っている場合 子供は歩道を気にせず走行で、 親は車道で路駐にヤキモキしながら子供も注視しながら走行するのが安全? そんなに自転車を歩道走行させたくないならオレンジポールを 一定間隔で「車椅子は通れるように」ジグザグに設置したり、 凸凹を大きめにして走りにくい歩道にすれば、 「嫌でも車道走る」か「道を変更する人が増える」と思うが・・・。 ●自動車サイトの自転車の記事「赤切符 前科」「イヤホン問題視」 bestcarweb.jp/news/business/545919 news.yahoo.co.jp/articles/09f002688044a8019c5923824bedb504ebb039f3 自転車憎しのドライバー達へのガス抜き記事というべきなのだろうか。 自転車タグで見ると結構あるが、好意的な内容は当然のように見られない。 「スクランブル交差点」での自転車走行で赤切符発行については、 元々法的に定められていたのだから 歩行者妨害と認められたなら発行自体に正当性はあるが、 その「要件を満たしているかどうか」という話が問題なのではない。 ▲赤切符で前科? これまで自転車の違反は、悪質な違反者に「自転車指導警告カード」が渡され、 罰則のない警告として大半が処理されてきたが今後は、 刑事処分の対象となる赤切符(前科がつく)を積極的に交付していくことになる。 ↑ この「赤切符」という言葉が独り歩きしているのか、 実際には前科がつくのは「起訴され有罪になった場合のみ」でも 「前科」をつけたがる人を見かける。 自転車で、年間何件赤切符で「前科」になった人がいるのだろう。 赤切符発行すら稀なのに、更に基本不起訴ではない「起訴」される ケースがどれほどあるのか是非とも示して欲しい。 一時停止の標識があるところで、 こうした一時停止をしている自転車を見ることはなかなか難しいし、 警察官や道路監視員の乗る自転車でさえ一時停止しないことがある。 ↑ だから「一時停止を守ることを周知する意味も一応込めて、 いきなり強化対策に至った」と言える。 そして今回の4項目の選び方には大きな疑問を感じる。 なぜ「飲酒」や「酒気帯び」が入っていないのか? なぜ「携帯電話使用等」が入っていないのか? なぜ「傘さし運転」が入っていないのか? ↑ 大小の事故"原因"をやっとまともに検証した結果、 「優先度が低かった」というだけかと。 泥はね禁止、(違法になる普通の)二人乗り、警音器の不正使用、 夜間の灯火義務など、挙げればまだまだある。 それらが「事故原因には直結していない」とされ、 自動車では事故の多さから罰則が重くなり続けた飲酒運転でも 自転車の飲酒運転で年間の「重大な事故」は、 放置しても良いほどだからこそ 「警告カード止まり」で十分という判断になったのだろう。 ▲イヤホン自転車の問題視 ↓ なぜ「イヤホンをしての運転」が入っていないのか?不思議でしかない。 ↑ だからイヤホンを混ぜると・・・ 「私は実際の条文を読んでなければ、内容も意味も理解していません」と 看做されてしまえるだけに、途端に記事の説得力も無くなるとは思われないようで。 やはり、原付等の免許に聴覚試験が無くなった「事実」を 未だに知らないと聴覚絶対主義に嵌ってしまうのだろうか。 「絶対に必要な要件というわけではないと認められたから」なくなったわけで、 「聞こえてさえいれば安全運転できるわけではない」ことくらい 常識的に分かると思うのだが・・・。 自転車もバイクと同じような判断で取り締まりが行われなければ不公平 ↑ では、常用速度も「遅く」重大"加害"事故にも繋がりにくい 自転車だけ、なぜか"無駄"に優先発行されている遮音関連での「警告カード」を 自転車より圧倒的に「速く」走れる自動車なら尚更気をつけてもらうという名目で、 カーオーディオ使用している自動車にも "無駄に"「警告カード」が発行されていなければ「不公平」となる。 法的拘束力のない「警告カード=啓蒙活動」であっても、 同じ"車両"として広く周知させる必要がある。 遅い自転車では「徹底周知」でも「自動車は周知不要」おかしな話。 免許の有無で言えば繰り返しになるが 「原付等の免許に聴覚試験が無くなった」わけで、 運転への聴覚絶対必要主義は「時間も労力も無駄」でしかない。 こんな無駄なことに時間を割いてるから今回の4項目への周知が十分ではなく 事故に"直結"したと考えると、 イヤホン自転車=悪という構図に乗ってしまった警察の啓蒙活動には 重大な「優先度を履き違えた安全軽視の問題があった」と言わざるを得ない。 いずれにしても自転車には運転免許がないため、 正しい自転車の乗り方を学ぶ機会がほぼないので、 自転車購入時に自転車の正しい乗り方の講習を義務付け、 講習済みのカードを常時携帯するなどの措置が必要ではないだろうか。 ↑ この「講習機会」を作る必要があるのではないのかというのは分かるが、 1回の講習で"全て"習得できるのだろうかという疑問もある。 かといって、完全に近い状態で習得させるとすれば、 実現不可能な「自転車免許制度」となってしまう。 そもそも警察サイトの内容だけ鵜呑みにしてれば安全な運転ができるわけでもない。 各地の複雑極まりない道路環境や、個人の運動能力によっても異なる 「細かい」本当に必要な内容なんて教えてくれるわけがないからこそ 警察にだけ頼るようなことをしていては何も解決しない。 ■ヘルメット着用が任意の電動キックボードはやっぱり理解しがたい ↑ 電動キックボードに関しては、何もしなくても勝手に悪評が集まって 「電動キックボードに(任意なのでノーヘルで)乗っているだけで印象が悪く映る」 「乗りにくい環境」が作り上げられ、お得意の「同調圧力」での枷と、 道路環境として「車道が広く、交通も路駐も少ないという理想的な場所」 ならまだしも、多くの道路がそのように恵まれていないので、 少なくとも「超小径&高重心」に執着しているようでは普及するとは思えない。 ◆「取り締まりより周知が先では?」というもっともな意見 news.yahoo.co.jp/articles/a3944c0ba3a05b06bce88dc93a904594c80be74c まずルールの整備を。免許も取れない年齢の子供も乗るのが自転車なんだから」 「取り締りが先行になっちゃってる」と指摘。 その上で「自動車運転ができなくても自転車は乗れる講習会みたいなもので ルールを周知するシステムを作ったり」「取り締まり強化の前に、 自転車向けのルールとシステムを作るべきなんじゃないか」と熱弁をふるった。 ルールというか法はあるが、それが「浸透するほど」周知されていないのが現実。 1回や2回の義務教育での(講習会・スケアードスレートも含む)交通安全教室では 「全く役に立ってない」から、この現状なわけで。 しかし、「東京の自転車乗り」で、自転車取り締まり大歓迎と言う人は、 絶対に4項目違反をしていないとは到底考えられないのだが・・・。 これだけ毎日のように調べて長々と書き続けている自分自身でさえ、 車道上の「法定義務のある自転車専用道」なのか「自転車通行帯(ナビライン)」か 全国でも地域でも画一的で全く同じ整備されているわけでもないのだから、 「瞬時には」見分けられるわけがないのに、どうやってロクに道交法すら知らず (自転車イヤホンは全て悪だと根本的に勘違いしていそうな)人達に分かるのだろう。 徐行でいえば歩道上での歩行者優先としてではなく、 見通しの悪い交差点での徐行義務(違反者に罰則あり)など 一体何%の人が知っているのだろう。 自動車免許のある人を含め良くても20~30%程度、 自転車しか乗らない老若男女に絞れば「1%未満」ではないだろうかと思う。 ▲「ほら取り締まり厳しくなったよ」「違反してる自転車こんなに居るよ」と煽るのが「仕事」のマスコミ 交通法規の内容を淡々と解説し、 どのようなシチュエーションでは「どのような走行をすれば正しいのか」など、 そもそも交通教育や交通安全に微塵も興味などあるわけがないので、伝えられることはない。 そして、簡単に影響扇動されていることにも気付かず、 「自転車乗り達は叩いても良い」としか考えらないような短絡的に叩き始める困った人達。 どうせ報道しなくなったら途端に何とも思わなくなり、実生活で自分に害が及びそうになったり、 「ストレスのはけ口」として「自転車が悪い」などと言い始める大衆の愚かさ。 ▲「一時停止くらいは分かるのが当然」 ▲「守っていないのが取り締まりをされるだけ」 通行場所や状態の複雑さは置いておくとして、 「赤信号だけ」はまあ分かって然るべきとは思うが・・・、 ▲「各団体などで交通マナーに関する広報もしているし交通教育を受けられる場所がある」? こんなもので本当に周知が十分であれば、 「止まれの標識で8割以上止まるのが当たり前の光景」が見られると思いますが…実際には? ↓ ◆同じ一時停止でも「止まれの標識」を分かっているのは相当少ないことが予想できる もし、止まれの標識で止まっていない自転車に、(裁判所がパンク状態になることを考慮せず) 無尽蔵に赤切符発行するなら、一体「1日だけで何枚発行できるのか」など考えたことがあるのだろうか・・・。 ↓ あまりにも多い=これだけで「"全く"周知が足りない」ということになるが、 これで周知できていると思うのは、自分の周りの範囲しか見えておらず、あまりにも視野が狭すぎる。 「▲自転車は車道という原則論だけ」で捉え、 多くの「狭い道路」や「朝夕など交通の大混雑を引き起こす原因」となる可能性の高さを 頑なに認めようとしない視野の狭さと似ている。 ●「隠れて取り締まり」ではなく「堂々と指導」のほうが良い? news.yahoo.co.jp/articles/e286b4d9f9d52f9eb4ccb599ee8f72c2ce5147b8/ 見て分かるかどうかとかいう、そういう物理的な問題ではなく、 「交通の常識が"浸透"するまでの教育機会が足りない」という観点なら分かる。 見える場所で案内といえば「DJポリス」だが、 365日居たとしてもただの「見世物」に、その場で従うだけで無意味。 「人間の歩行方法」のように、全く意識しなくても自然に出来るための方策が足りないが、 (別話題でも遵法精神の低さの象徴として) 未だに「(タンデムや子乗せではない)自転車2人乗り問題なし」としてしまうTV局にはまず無理な話。 過去作でもアニメでも「このような自転車での2人乗りは違法です、絶対に真似をしてはいけません」と シーンぶち壊しになっても場面でテロップを入れるか、最後に載せればマシなのだが・・・。 実写であれば「※閉鎖私有地で撮影しました」とする。 ●遮断踏切侵入はまた別問題でもあるが・・・ news.yahoo.co.jp/articles/a49eadba235c49a0a7caf96b6ad66bfaf11c41d1 遮断機の前での一時停止義務は「自転車にもある」と分かってる人もどれだけいるのやら。 まあ実際守られてしまうと、 変速機の存在を知らない高齢者などが「発進でもたついてしまう」ことで、 転倒してしまう恐れもあるので一概に徹底するのが正しいとは言えないのはある。 ●通年で教えることに反対する人達の謎 news.yahoo.co.jp/articles/cd107cd25b0c33456f063c0d251abae0527d5d92 しかし、コメント欄のGOOD・BADの情勢が謎で、 学校側での「ナンバープレート」は歓迎で、 「通年で教えること」には反対とは? 恐らく1回授業で「(学校独自の)ナンバープレート」を取り付け、 (考えてもらう機会を否定し)「罰則主義を叩きこむのが正しい」とでも思ってるのだろうか? そういう人達が何故通年教育に反対なのかコメントしていないのも謎。 「自転車の重大"加害"事故は少ないので、取り締まりは今までのままでいい」 というならわざわざ記事を見ないだろうし。 親であれば、通年交通教育を否定することは 「子供の安全を軽視している」ことになるし、 大多数の大人にしてみれば、他人の子供の安全走行が増えても 困るとも思えないことから・・・ 反対しているのは、自分達の負担だけが増えると思い込んでいる現役教師(関係者)か、 交通教育している"つもり"の親達が「既に家庭内で教育しているので必要ない」とか、 「勉強以外に時間を費やされることが反対」とか 目先しか見えていない「国力向上に役に立たないから時間は無駄」ということだろうか。 ◆赤切符発行強化を喜ぶ人達が知らなそうなこと そもそも、裁判所がパンクしてしまうのを避けるために 「過度には赤切符乱造できない構造」ということを知っているのかどうか・・・。 14+1項目と同じで、警察だけで全ての自転車マナー向上するのは 子供や高齢者の無秩序も含めると「まず無理」と断言できる。 通年での交通教育を掲げてはいるものの、 テレビ番組然り、入園資格然り、高校・大学やバイト・会社単位での講習など 子供以外も「全体として」機会を提供する場が無さすぎることが問題。 ※高齢者向けの交通教室の記事を見ても数えるほどしか参加していない。 そして、何も交通教育とは交通マナーだけではなく、 「自転車を長持ちさせるため」の方法や、 基本的なメンテ方法を習得できる場としての広がりまであるため、 ユーザーだけでなく、 「販売以外でも業界の成長を期待している人達」にとっては不利益とならないだけに そこまで見えているのかどうか。 店としても「理不尽でわけのわからない"客もどき"」に 付き合う必要がほぼ無くなれば、安心して作業等に没頭できて 「技術向上」や「カスタム提案」しやすい土壌が育って助かるはず。 ▲「条文を確認したり中身を精査する必要はない」? 「警察サイトだけ確認で、実際に規制となる場合など当然確認もしない」方々におかれましては、 文系が理系の問題を解くようなもので、「案内する側としては向いていない」ようにも思われますので、 取り返しのつかないことになる前に、苦手ということを自覚されて、 ご意思は尊重致しますが、お早めに御勇退されたほうがよろしいのではと・・・。 ●自転車は歩道を使ってもOKという例外規定の周知不足 www.webcartop.jp/2022/11/992844/0/ 最後に指摘したいのは、法律ではきちんと整備されているのに、 メディアなどの啓もう活動によって誤解を招いてしまっているケースだ。 それは自転車の走行ルールである。 気になっているのは、歩道走行の禁止についての社会的認識だ。 自転車というのは法律的には軽車両であり、 基本的には車道を走るべき乗り物であることという基本ルールはかなり広まっているが、 車道を走らなくてもよい例外として 13歳未満の子どもと70歳以上の高齢者が定められている点は知られていないような印象がある。 とくに高齢者が「自転車は車道のみを走らなくてはならない」と思い込んでしまい、 低速で車道を走ってしまうのは、かえって危険な行為といえる。 そもそも自転車は危険だと感じたら歩道を徐行してもいいとされている。 高齢化社会だからこそ、こうした例外がきちんとルール化されていることも 啓もうしていく必要があるだろう。 ↑ 自動車サイトではあるが、 安全のためには「歩道の活用も」欠かせないという当たり前の観点。 「自転車通行可ではない歩道を(幼児や高齢者以外が)走行するのは違法なんだ」 「"やむをえない場合"なんて限定的であって簡単に許されていいわけがない」 などと声高に叫ばれてましても・・・ ↓ 実際には「危険だと思ったから歩道を通りました」で警察からのお咎めなどあるわけがない。 「ここは自転車通行可の歩道じゃないから赤切符ね」なんて 夢物語が本当にあると思うのだろうか? (無論、歩行者優先で基本徐行の徹底は必須だが) ※縁石等の工作物で仕切られている「正真正銘の自転車道」であれば、 そこを自転車は通るべきとは思うが、そんな恵まれた場所は極めて稀。 路駐だらけでビュンビュン傍をクルマが走っているような場所を 軽量貧弱な装備ごときをもって「車道走行が正解なんだ」と 考えられること自体が怖すぎる感覚に思える。 ↓ 逆に何故、見ず知らずの"全ての"自動車ドライバーに そんなに信頼感を持てるのか不思議でならない。 ●自転車レーンが確保されている路上駐車帯(2020年の記事) trafficnews.jp/post/99521 助手席側のドアを常に警戒する必要があるのも事実。 どのみち駐車車両がある時点で、 右から前に出る場合でも警戒は一切怠れないのだが・・・。 ●[東京]「歩行車用信号を青で渡っていて赤切符」の問題点 www.sankei.com/article/20221105-VAH2QKIPKJO6RL2LPWG2HA3NXI/ news.yahoo.co.jp/articles/6a3e010ab45f1e12913581fbe457bb5eb0faf066 「運転手さん、いま信号、赤でしたよね?」 東京都内の大通りにかかるスクランブル交差点。 昨年10月、会社員の女性(36)は、自転車で交差点を渡ったところで 警察官に呼び止められた。女性は青信号で渡ったのに、 なぜ止められたのか理解できなかった。 警察官は「青だったのは歩行者用の信号です。車道の信号は赤でしたよ。 守らなきゃいけないのは、車道の信号です」と説明。 自転車は道交法上、「軽車両」に分類されるため、原則、車道を走り、 車道の信号に従わなくてはならない。 女性は歩道の青信号で渡っており、「その認識が全くなかった」という。 さらに、歩道を渡っていた男性が自転車を避けるような動きをしたため、 「歩行者妨害」とも指摘され、女性は赤切符を切られた。 数日後、警察署で取り調べを受け、書類送検されたが、起訴はされなかった。 これは去年の話でも「今までロクに教育機会を与えられていない」のに、 「はい赤切符発行強化します」という状況は異常。 そもそも「例外規定として歩道を徐行で通行できる」のだが・・・ 「事故も起こしていないのに赤切符」というのは「やりすぎ」というか、 順番がおかしい。 そして、環境整備としては、 まず、分かりにくさの原因となっている 「自転車歩行者用信号」の「完全撤廃」や、 「車道の路駐自動車の徹底取り締まり」、 「オレンジポール設置」等での締め出しも必要。 そして「狭い車道」という現実から目を背けず、 「自転車は原則車道」に執心するよりも、 まずは「歩道走行時は"歩行者優先"を周知徹底させる」ことを重視するのが 「全国的な道路状況」を考えれば先なのだが、 「徐行義務の徹底」については本当に警察側での無視軽視が酷すぎる。 それもそのはず。「徐行違反」による警告カード発行で 記事になったのを見たことがないほどレアケース。 挙句・・・・ 3年12月には、足立区で男子高校生の自転車が歩行者の男性=当時(75)=と衝突。 男性ははずみで車道に転倒し、トラックにはねられて死亡した。 高校生は無灯火で までなら良かったのだが・・・ イヤホンを付けていたとみられる。 ↑ これは状況説明だけだったとしても蛇足。 自動車事故のときに「カーオーディオを使用していました」と 過去数十年で1回でも報道したことがあるのだろうか? ●[東京]4項目取り締まり強化についてTBSだけ若干詳しかったが・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「警視庁=東京の警察」と理解できてない人は全国共通だと思っている節もあるので要注意。 紛らわしいですが、全国の警察のトップは「警"察"庁」です。 ※「サイクルベースあさひ」と「アサヒサイクル」のように全く違います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ news.yahoo.co.jp/articles/7f717df6340561e57c675f28315a9109e71c5211?page=2 スマホホルダーを「釣り餌」にしているのはどうにも微妙。 なぜ「止まれの標識」ではないのかと。 もしくは「遮断踏切侵入」を防ぐためにも「踏切前での一時停止」。 4項目を個別に、違反となる場面の詳細を具体的に挙げられる内容はあるのに、 罰則紹介だけで済ませるのは違うだろうと。 それでも中身のある箇所はあった。 俳優 鈴木福 免許制度でもないですし、特に小さな子たちに対して、 小学校で指導っていう場所は一応あるはあるんですけど、 ただそれがしっかり身に入ってるかどうかをテストする場面がないので、 自然となあなあとなってしまってる部分があるんだろうなというのはすごく感じてます。 僕自身も自転車通学しているので、結構気にするんですけど、危ないなって感じるときが多いです。 ホランキャスター どうするとより若い世代の皆さんにも、ルールをしっかりと理解してもらえると思われますか? 俳優 鈴木福 1回テストしてみるっていうのはすごく意味があるのかなと。 免許制度にするとかそうしないとかそういう問題ではなく、 ちゃんとルールを知っているか知っていないか、そこがまず大事なんじゃないかなと思います。 なかなか鋭い意見。 まず「今の教育現場での認識のデータ集めから始めるべきでは」という意見。 そもそも、スケアードスレートやら講演会を「見せるだけ」で、 「数か月後に」どこまで身についているのかすら怪しいのだから当然といえる。 結果次第では、これらに十分な教育効果が見られなかったとされれば、 今後は取りやめるべきという話が上がっても不思議ではない。 「あぶないので交通ルールを守ろうと思いました」のような感想文の提出でも不十分。 具体的な問題点の洗い出しなど「考えさせる」ことが本当の教育。 道路交通法に詳しい高山弁護士によると 「自転車は運転免許が必要ないため正しい交通ルールを学ぶ機会がほぼない。 学校の授業・メディア活用で詳しく教える必要があるのでは」 【学校の授業・メディア活用で詳しく教える必要】 「通年での教育」の意義どころか。議論にすら上がっていない様子なので オートライト義務化を考えるとしても、様々な方法があることすら分かっていない。 そして、メディア各所は意味が分かっているのだろうか。 いや民放であれば視聴率をとりにくいので難しいのはまだ分かる。 しかし、国営ではないが、NHKが交通教育番組を放送していないというのが解せない。 NHKとクレジットされている交通番組自体は見かけたので作っているはずなのだが、 レギュラー番組としてきっちり枠を持って放送していないことは理解できない。 そんなに「金集め」に忙しくて手が回らないのだろうか。 各種自転車団体や、基本売ることしか頭にないような (ほぼ海外製を輸入して販売するだけの名ばかり)メーカー等に期待するのは無駄なのだろう。 news.yahoo.co.jp/articles/d22bad14d55eb573c5cc1216ab3baa19e83b3995 警視庁によると、9月末までに都内で起きた自転車がからむ事故は1万271件で、 2021年の9月末までと比べ、およそ1,700件増え、死者も21人と、8人増えている。 news.yahoo.co.jp/articles/e02bd3e051ece68da2f01e73425b2bafaf467f2d 都内では9月末時点で、信号無視や踏切の立ち入りなど悪質な交通違反で刑事処分の対象となる “赤切符”が既に3906枚出されている。(ANNニュース) ●赤信号無視でも悪質ではないと判断され赤切符ではなく警告カード news.yahoo.co.jp/articles/ccc40c40c9cb4f1e2aa2d682be64d4e88e2b3cf3 「待ってください。赤ですよ」。31日午前、警視庁が池袋駅近くの交差点で実施した 自転車利用者の公開取り締まりで、40代の男性が警察官に呼び止められた。 男性はすぐ「すみません」と自転車を止めた。 悪質ではなかったことから警察官は「自転車指導警告カード」を渡し、安全運転を促した。 ▲自転車の赤切符で無罪になる可能性がほぼゼロ??? www.webcartop.jp/2022/11/991275/0/ 赤キップは簡易裁判所での裁判となり、罰金刑が下される。 もちろん無罪になる可能性はなくはないが、ほぼゼロだし、 厳密に言えば懲役刑が下される可能性もある。 ↑ もう無茶苦茶…まず間違いなく「不起訴」になるようですが・・・? 根底から理解していない模様。 「前科ではない」前歴=有罪扱いも当然間違い。 自動車関連の記者から見れば自転車は邪魔者でしかないとしか 考えていないのだろう。 もう少し中身を理解してから記事を書いてもらいたい。 そもそも「自動車サイトで自転車記事を扱うこと自体」異常。 クルマからするとこれだけでは足りなくて、スマホ操作やイヤホン装着、 ↑ 何故「カーオーディオ全般」は問題なしで、 「自転車だけ」イヤホン使用が(適法状態でも)禁止されるような 筋合いがあるのだろうか? 免許?いや「通年での交通教育の無さ」の問題でしょう。 自動車で違反しない人が居ないわけでもないし 「個人でも"資質の"問題」でもある。 条文すらまとも理解出来ないような者達に利用されるのは本当に迷惑な話だが 警察のこれまでの「無駄な啓蒙活動」の効果もあるのだろう。 自転車乗りの観点から見れば 自転車の車道走行の迷惑でしかない「路駐」、 「狭い道で無理に前に出ようとする幅寄せ」は煽り運転として、 片っ端から取り締まって欲しいというのはある。 ●警視庁の4項目取り締まり強化の先の反則金制度を予想するも実現不可能な理由 driver-web.jp/articles/detail/39846 赤切符発行したからといって、各現場の負担が増えてしまうだけという・・・。 繰り返しになるが、 14+1項目を制定して講習制度が始まって 自転車乗り達の意識変化があったのだろうか。 そもそも「講習を受けられた人というのが数えるほどしかいない」と考えると どれほどの意味が? ●赤切符発行されてもほぼ不起訴になっているという現実 検挙のあと、警察は事件を検察に送致する。 ちなみに検察は、自転車違反のほぼすべてを不起訴にしているようだ。 たまに起訴すると「自転車の違反に罰金刑」「当県で初めて」などと報道される。 不起訴でも、検察は手間がかかる。 書類を整え、上司の決裁を得なければならない。 場合によっては違反者を呼び出して取り調べる。検察からすればこうだろう。 「自転車違反はどうせ不起訴と、警視庁も分かってるだろ。 なのになんで大量に送致するんだ。検察の負担をなんだと思ってる。ふざけんな!」 現場の警察官だって、どうせ不起訴なのに 検察送致の書類を作成させられるのは、ばかばしいはず。 A案:自転車違反にも反則金の制度を適用する。 B案:駐車違反の放置違反金に似た「自転車違反金」(仮称)の制度を新設する。 今回の自転車取り締まりの強化は警視庁だけだが、全国でやったらどうなるか。 参考のため2021年の全国の、すべての自転車違反の検挙と警告の件数をあげておこう。 検挙=2万1906件 警告=131万2438件 警告が最も多かったのは2012年、こうだ。 検挙=5321件 警告=248万5497件 しかし「40年間ほど交通違反、交通行政をウォッチしてきた」とあるが・・・ ◆自転車への少額違反金制度は見送り(2021/12/23) mainichi.jp/articles/20211223/k00/00m/040/053000c 自転車違反金は見送り 利用者からの反発考慮 道交法改正案 主な理由は 【自転車の取り締まりは都道府県警で力の入れ方に差がある】ことから、 【全国一律での実施は現場で混乱が生じる】ため。 ↑ この事実を知らないのだろうか・・・? 要するに、赤切符乱発により裁判所のパンクが引き起こされかねない問題と同様に 赤切符発行しても減らなかったからと反則金制度導入しようとしたところで、 法の性質上平等に全国同時で始めようとしても 「地方警察の限界」を鑑みると「絵に描いた餅」でしかないということ。 ●アンケート調査での事故原因の1位は「スピードの出し過ぎ」 dime.jp/genre/1476905/ (保険会社アンケートなので仕方ないとはいえ保険や、 高額賠償の項目で無意味なイヤホンを並べていたり、 ヘルメット内容が余計ではあるものの、ある程度参考になる) 自転車を利用している7割以上の人が、自転車事故を経験していた。 事故原因は「自分のスピードの出しすぎ」(28.0%)がトップだが、 次いで「相手方の不注意」(19.9%)となっている。 自分では十分に気をつけていても、巻き込まれてしまうことも少なくないようだ。 「一時不停止は18.1%」 このことから、事故防止のためには「一時停止を遵守すること」は当然で、 「簡単に速度を上げやすい自転車」ほど危険度が増し、 「予測運転」を意義を理解できている人ほど事故に遭いにくいと分かる。 例:あの曲がり角から人は・・・ 「▲飛び出してこないだろう・来るわけがない」←事故確率大幅UP 「★絶対に飛び出してくるから備える」←事故確率大幅DOWN 数秒で想像できるはずなのだが・・・何故かこんな常識的なことを 想像し備えることすらできない人達がいるのだから そんなに事故に遭いたいのだろうか?と不思議でしょうがない。 そういえば、免許取得時のドライブシミュレーターで 自らは「予測し安全走行で防げる」ことを常に考えて実行していたので、 当然誰一人として衝突することなどなかったが、 一方では、公園や車の影からの歩行者飛び出しを予測できず 衝突させてしまった人達も見たが、 そんな人達にも免許交付できるのだからおかしな話。 本来は「運転適性」の面から、運転免許交付対象に該当しないというのが妥当のはず。 ●自転車店から見た交通マナー cs-shinwa.sblo.jp/article/189882553.html 「免許を取るから交通ルールを理解する」では遅すぎると思います。 また、本当にしなくてはいけないのは違反の厳罰化や 新たなルールの策定などの首を絞める様な対策ではなく 根本的なルールの認識を上げる事ではないかと 私は常に思っていますしお話もしています。 まさしくその通り。 「(東京であれば)自分は電車しか乗らないので関係ない」 「(地方であれば)東京の話だから関係ない」と、 「場当たり的な厳罰化」を喜んでいるような人達を見ると、 「交通安全など程遠い」と思い知らされる。 先日、近隣小学校で自転車教室があったのですが 6年間でたった数時間、習ったところで頭に入るでしょうか? これは大人の自己満足であり、既成事実だけ作って 中身が全く伴っていない典型例ではないでしょうか。 日本人お得意の「やる事に意味がある」というやつです。 ハッキリ言ってそんなものは無意味です。 だから今こういう状況になっています。 これにも同意。 だから常日頃から「"通年での"交通教育が重要」と強調しているし、 事故防止のためには 様々ある「複雑な交通マナーの"全貌の"熟慮など後回しで十分」とも言う。 事故防止のためには、まず「適切に止まること」が重要。 そのために、ブレーキが適切に機能しているかどうかを 店の役目としてだけでなく、メーカーや「会社・学校・家庭」単位で、 「適正に維持できていること」を把握しておくべきで、 次に 「適正に止まるまでに」 どのような方法で走行することが安全なのかということから、 「予測運転や徐行や一時停止」 歩行者優先の義務がないような場合でも結局事故になれば過失を問われるのだから 徹底的に歩行者への配慮を欠かさず、 「歩行者と共用する狭い走行路から迂回できないのであれば、 後続車を考慮し、まずは十分に減速から"徐行"の上で、 接触しかねない状況になる前に降りておくことで歩行者状態になる」という 「予防策としての常識」から、 「救護報告義務」のような「当たり前の対応」を周知させる必要があると考える。 通学であればグーグルマップ等も活用しつつ、 徒歩で危険場所を予め確認しておくとか、 どうすれば事故に遭わずに済むかということを 「考えさせる」機会が非常に重要なのだが、 そうした身に付く教育という方向性で語る自転車業界人は皆無に等しいか、 存在しない恐れすらある。 一方で「手っ取り早く稼ぐために警察の受け売りでテキトーに交通安全を謳っておく」 そんな様子ならウンザリするほど見かけるが・・・。 そんな調子なので、実際には間違っている内容をそのまま伝えていることがあっても、 気付けないという。 自転車の乗り方や交通ルールは 学校では教えてくれません。家庭の教育です。恨むならご両親を恨んでください。 ですからこれを機に、自転車だけでなく 交通ルールやマナーのお話をする機会を ご家庭で増やしていただければと思いますし ↑ 家庭の役目も確かに重要でも・・・家庭環境にも大きく影響されてしまうことを考えると、 家庭にだけ任せてしまうのは避けたい。 そもそも「教えなければならない側の保護者」が この後すぐに「止まれの意味が分かっていない大人達」を書いている通り、 「何故止まらなければならないと指定しているのか」を 全く理解できない人達が珍しいとは思わないため。 ◆「止まれの標識では自転車でも止まることが義務である」 この質問の正解率が9割とは思えない。 これに、この規定は 「違反しても罰則なしの努力義務でしかない」 「違反すれば罰則ありの義務である」どちらか? まで加えると・・・半数正解していればいいほうではないだろうか。 学校教育関係者の方には強く申し上げますが 小学校低学年での交通教育の強化を進めて頂きたい。 そう。「通年で」「繰り返し」「挨拶と同じレベルで身につけてもらうこと」が必要なのに、 なぜか「学校教育への負担が増えるだけ」と反対しがちな人達もいるのだから意味が分からない。 大人でも「止まれの標識の意味すら分からない」人がいて、 それを解消するために必要な"最低限の"教育を放棄しての現状があるのに、 それを放置しても構わないとすれば、 「じゃあ貴方は自転車が今後とも無法運転してても絶対に文句言わないでくださいね」 と言いたくもなる。 「止まれ」がどうして 止まらないといけないか、の理由 貴方は分かりますか? 何をもって「止まれ」となっているのか。 貴方は分かりますか? 残念ながらこれが分からない大人が大多数です。 これが日本の教育の実態です。 罰則強化も結構ですが 根底から変えなければ、何も変わりません。 それは一人一人の意識も大切です。 これを機に、皆さんが意識を変えてもらえると幸いです。 ●自転車店としては「ブレーキを軽視させるわけにはいかない意義」 ●完成車メーカーとしても「消耗品を適切に交換してもらうことで生じる"総合的な"利益」 (売りっぱなしでさっさと壊させてしまうことが健全なわけがない) ●「家庭・学校・保護者・個人/子供/当事者」 1か所だけで始めても変わるのは難しい。 様々な方向から、1つの目標に向けて着実に進歩する方法で考えたい。 ◆「事故に遭わない・起こさない」ことで 「無事で居られる」ということに、どれほどの価値があるのか分からないのだろうか。 「当たり前だと思っていた日常が消える」という光景をもう忘れたのだろうか。 ●事故を「"軽減"することだけ」にしか注力していないような勢力に屈することなく、 (ブレーキ装置が正常であれば)費用かけずとも、 "事故を防止"するためには、何をすればいいのかを考えて欲しい。 ●バイクのニュースにも、いつもの自転車店らしい人の交通ルールの記事も出るが・・・ bike-news.jp/post/279050 中身はほぼ「どの信号を守るべきか」だけで、具体的にどうすべきかといえば 「自転車は加害者にもなってしまう危険性があるからルールを守りましょう」という テンプレ系のまとめ。 [PR]なしで保険に触れるべきか葛藤の末かどうかは分からないが、ギリギリで保険加入推奨する内容なし。 しかし、せめて東京では赤切符発行が強化される4種類の紹介くらいはしても良いのでは。 ●自転車の交通法規や標識の雑紹介記事 kuruma-news.jp/post/562320 (いつもの自転車店員(らしい)ライターとは違うことに「現状の問題」が見えてくる) くるまのニュースライター 田中太郎 しかし、申し訳ないが妙に偽名っぽいのが気になる・・・。 ●一時停止にも触れてはいるが・・・徐行は標識の項目で軽く出てくるだけ。 歩道での歩行者の安全のためには「ベルを鳴らさなければOK」だけではない。 ●最初に「2段階右折禁止」で、スポーツ自転車乗りを意識した記事であれば 「車間距離(保持義務違反)」についての言及不足。 ●事故の際の救護報告義務は「自転車でもある」のでこれも足りない。 そもそも触れている記事を見た試しがない・・・。 他にも事例が多く、「最後まで読むような人は元々ルールを守っている人達」とすれば記事の意味が薄い。 自転車講習会でもありがちだが、一度に多く教えても余程の記憶力がある人でもなければ馬耳東風。 要点は徹底的に絞り込まないとまず覚えようと思わないし実行にも繋げにくいため、 「今回はこの1点のみ紹介」で、少しづつ「継続シリーズ」にするのが妥当。 自転車の魅力を楽しむためにも、まず安全を重視し「音楽を聴きながら」「スマホを見ながら」の 「ながら運転」はせず、運転に集中しましょう。 ↑ 「音楽を聴きながら状態が違反とは書いていない」「あくまで"~しましょう"と推奨しているだけ」なので そこまで気にするほどではないとはいえ、最後の最後で蛇足。 news.yahoo.co.jp/articles/2bbade0abe9442c7c8abb9949fc4964284eec28c/comments コメント欄:歩行者用信号灯火は道路交通法施行令で自転車でも適用される。 ●[大阪]交通公園が有効に活用できていない現実 news.yahoo.co.jp/articles/6db9c7b643567475d63286bfab87f3c66afb6f14 高齢者を集め「適切に止まること」や「再発進のために変速切り替えの練習」、 「どこをどのように走ることが安全か」「自転車優先ではなく、歩行者が優先」 「無理な横断は厳禁で確認は必須」「事故があれば速やかに報告する」など 幼児子供だけでなく、大人や高齢者向けとしても交通教室を開く意味があるのだが・・・ 自転車関連会社も多い大阪だからこそ それこそ「有意義なキャンペーンに利用できる」にも関わらず、 何故か有効活用しようとしないという。 ●[茨城]2020年に起きた「つくば霞ケ浦りんりんロード」事故被害者へ賠償 2020年11月に茨城県土浦市の自転車道「つくば霞ケ浦りんりんロード」で自転車が相次いで転倒し 9人が重軽傷を負った事故で、県は8日までに、道路管理に問題があったとして、 負傷した6人に対し損害賠償金を支払うことで合意した。 事故を受け、県は湿ると滑りやすくなるカラー舗装を改修し、舗装を新たに敷設し直すなどの対策を講じている。 www.yomiuri.co.jp/national/20201105-OYT1T50105/ 「カラー舗装の道は滑りやすい」。大井川知事は事故が起きる約1か月前の10月5日、 ロードを走行中に転倒し、こう指摘していた(読売新聞) この事実があって、「その後対策を行っていなかった事実があった」からこそ、 「特例として」損害賠償が認められたというべきか。 しかしやはり(速度不明だが)「車間距離を2mのような近距離ではなく」 「十分に確保していれば」事故は起きなかったと思われるだけに、正直今回に関しては行政側へ同情の余地がある。 ▼例えば「雨天時に隠れる路地裏の交差点中央部分に設置されている鉄蓋で滑って転んだ」として、 「"少しズレているので並んでいない"」という言い分で走行していた場合、 「それで転倒防止措置が十分に行えていたと言えるのか?」という話になり、 そう簡単に賠償されるような気はしない。 #9910への異状報告でも 、その鉄蓋の管轄によっては「たらい回し」で放置されるのがオチ。 自転車道のカラー塗装自体が問題とされて全国各地に敷設されてしまった (矢羽マークではない)青塗装を今更全て塗り替えるようなことが出来るとも思えず。 まあ、そんな場所では「結局(当然,歩行者最優先で)歩道のほうがマシ」ではあるのだが・・・。 ●[茨城]カラー塗装路面での転倒事故の続報 [2020.12.27] news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20201221-567-OYT1T50317.html 先頭を走行していた男性(73)(千葉県印西市)ら2人は、ほかのサイクリストに聞き取り調査を実施。 前から4人目まではロードの中央を走っていたが、5人目の名誉教授は左側を走行中に転倒したことを突き止めた。 6~12人目も左側を走り、前走者を避けようとハンドルやブレーキを操作して転んでいた。 転倒音に気づいてブレーキをかけた4人目も転倒。集団から大きく遅れていた13人目は、事故に巻き込まれなかった。 12人は2メートル以上の車間距離を保っており、自転車同士は衝突していない。 しかし、帰宅後に骨折が判明した1人を含む5人が重傷、4人が軽傷を負った。 「もし衝突していれば、それぞれの自転車自体の傷や破損状態から分かるだろう」という言い分も考えられるが、 そもそも「本人達での聞き取り」で動画証拠を提示しているわけでもなさそうなので真偽は不明。 結果論から言えば、速度関係なく、やはり「2メートル以上の車間距離」で 「転倒している」という事実からすれば、「車間距離が十分ではなかった」と断言できる。 13人目のように「先頭から2人目以降がそれぞれ”大きく離れていれば”」事故は回避できたと想定できる。 「路面状態が事故原因であることは明らかで、"状態は予見できなかった"」としても、 「多人数の転倒事故までは防止できたかどうか」という点で見ると、責任の所在を敷設者だけに求めるのは無理がある。 ●[茨城]8人もの重軽傷を負った事故は車間距離保持義務違反の恐れ [2020.11.8] ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16044058214006 土浦市上坂田の自転車専用道「つくば霞ケ浦りんりんロード」で、 ※自転車専用道ではなく自転車歩行者専用道 【つくば霞ヶ浦りんりんロード 国土交通省】 www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/ncr-root/pdf01/02-1.pdf の22ページにしっかりと「自転車歩行者専用道」と書いてあるので「自転車専用道」は完全に間違い。 こういう「歩行者など我関せず」という感覚が 今の歩道に限らず歩行者無視へと繋がってるという危機感が全く足りない。 サイクリングロードの類の呼称は勘違いを助長(増長)するので 安易な名称付けは規制すべきであり、もし名付けるとしても「名称そのものに」 「歩行者が絶対に最優先の○○サイクリングロード」と付けることを条件にすべきと考える。 ※同時に伸びるリードやロングリードを使う犬などの飼い主がいればそれも強く規制。 サイクリングをしていた13人のうち、 1人の自転車が転倒、それを避けようとハンドルを切ったり、 ブレーキをかけたりした後続の7人の自転車もスリップして転倒し、計8人がそれぞれ重軽傷を負った。 脳内出血や腰の骨を折るなどの重傷を負ったのは、つくば市、会社役員、男性(55)ら50代から70代の男性4人。 同署によると、13人はサイクリング仲間で、霞ケ浦総合公園から筑波山方面へ走行していた。 現場はアスファルト舗装された自転車専用の直線道路で、事故発生当時、道路は少し湿った状態だったという。 50~70代というのもあるが「咄嗟の反応速度が遅れるという自覚があれば」、 十分な車間距離を確保し、1台が転倒しても後続車は余裕を持って回避できていたはずのため、 車間距離が不十分であった可能性が高い。 しかも「集団走行」と来れば尚更、事故を予見し安全な走行を心がける必要があったのではないだろうか。 走行速度は不明だが、事故防止のためには(ヘルメット着用の有無を気にする以前に) 目安として各車10~15メートルほど離れ、単独走行車が続くという状況が望ましい。 一般公道で前車に続いて風除け走行することは車間距離保持義務違反として 警察を含め啓蒙活動が足りないことも問題と考える。 どうしても話がしたいならハンドルバーに 風防付の指向性マイクとスピーカーでも接続して無線通信できるようにするとか、 単純に大声で話すとかも考えられるが、自転車で話しながら進みたいという感覚を捨てるのが先に思える。 (感想は後で立ち寄った先で話せばいいだけ) ●茨城県知事「カラー舗装している道は滑りやすい」 [2020.11.8] news.yahoo.co.jp/articles/33b3bb9238841b1303c7b37b9c7e0c9078ab1400 10月5日には大井川知事がコースを走り、「カラー舗装している道は滑りやすい」と改善点を挙げていた。 事故は、土浦市上坂田のカラー舗装の道で起きた。 雨でぬれた路面で1台が転倒、避けようとした後続車も転倒した。 このため看板では、ぬれた路面が滑りやすいことを知らせている。 同事務所は「カラー舗装は何種類もあり、カラー舗装でない道でも滑りやすい可能性がある」として、 4日から実走による緊急点検を始めた。 何というか・・・今更過ぎるというか。 青線やら矢羽根マークでも敷設している地域で同様の声は既にあっただろうに 鉄蓋にしても言えるが、敷設業者と所管する全ての自治体で 「事故が起きてないものを計画変更するわけがない」のような感覚で済ませていることにも問題がある。 「滑り止め加工処理ができていない塗装は全面的に禁止」と法的に罰則付きで規制すべきだろうに。 細かい砂利を混ぜるだけでコストがトータルで数百万単位で跳ね上がることを理由にするのであれば 根本的にそのような危険な塗装自体をせず「看板や標識」でカバーすればいいだけのこと。 ▲アスファルト舗装にコールタールを乗せる手法の問題 [2020.11.8] news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20201106-567-OYT1T50069.html 2020/11/07 18 40読売新聞 路面カラー舗装で「ぬめり」発生、自転車8人転倒事故の原因か 現場の路面舗装は、10月に実走した大井川知事が「カラー舗装している道は滑りやすい」と改善を求めた地点と 同じ整備手法だったことが、県土浦土木事務所への取材でわかった。 アスファルト舗装した路面にコールタールを乗せる手法だという。 同事務所は、コールタールに付着した物質がぬめりとなり、転倒の原因になった可能性があるとみている。 事故現場と知事が改善を求めた地点を含む1・5キロ区間で同じ手法が用いられていたといい、 この区間で5日、ぬめりを高圧洗浄で除去する作業を始めた。 同事務所は実走した知事の指摘を受け、県庁と対応を協議。 舗装を剥がして打ち直すか、高圧洗浄でぬめりを除去するか話し合っていたところ、事故が起きたという。 全国的にも 「アスファルト舗装した路面にコールタールを乗せる手法」そのものを法的に禁止してもらいたい。 ★[神奈川]交差点侵入を知らせる表示板設置の社会実験 news.yahoo.co.jp/articles/162214b84dd6d39cb8214e9500c932d1cbad0323 www.kanaloco.jp/news/government/article-930600.html 減らそう自転車事故 茅ケ崎市がセンサーライトで社会実験 神奈川県茅ケ崎市は9日から、市内の交差点で自転車事故を減らすための社会実験を始めた。 十字路交差点内4カ所にセンサーライトを設置、交差点に進入する自転車などがあることを 他の自動車や歩行者に知らせることで、注意喚起を促す。 来年1月末まで。自治体で実施するのは珍しい取り組みという。 前回の実験では、深夜帯になると太陽光発電で充電したバッテリーがなくなり、 ライトがつかなくなったことから、センサーライトを改良した。 こんなことにはなっていたようでも、神奈川県にしては珍しく素晴らしい対策。 全国的に、特に自転車に対して「交差点への軽視が余りにも酷い」だけに、 止まれの標識のある場所だけでなく、「徐行義務」も発生する 「実際の交通事故データを基に」設置した上で、 「一時停止だけでなく徐行も徹底するような指導」があって欲しいところ。 ●[東京]ナビライン有効性への疑問と自転車事故が前年比1900人の増加 merkmal-biz.jp/post/17926 じつのところ、警視庁「令和3年における交通事故の発生状況等について」(2022年3月)によれば 全国的には自転車の事故および死亡者数は年々下がってきている。 しかし都内の自転車事故に限れば 「1万3332人」 と、前年比で1889人の増加となった。 やはり自転車の使用率の高いとされる大都市に限れば、 こうした自転車専用道の整備と対策、周知が追いついていないのではないか。 都心では道路事情や交通量から本来の意味とはかけ離れた自転車レーンも見られる。 とても自転車が安心して走れる状況にないままに区分けのみされている。 辛辣(しんらつ)かもしれないが 「ここに印をつけておけばいいだろう」 と引いたとしか思えないレーンも存在する。 これでは自転車も信用して自転車レーンを走ろう、とは思えないのではないか。 場所にもよるが、現に走る人はとても少ない。 かといって欧州先進各国のように立派な自転車道を首都に設けるような施策は現実的でない。 短絡的に「ナビマークは無意味」とも糾弾できるが 「前年までの自粛ムードにウンザリして自転車の(荒い)利用者が増えただけ」とか、 「今まで示談で済ませていた事故も、少しでも多く補償金を得るために報告しているケースが増えた」という 見方もできる。 しかし、自動車免許取得者ですら、 「ナビマークと自転車道の違い」を理解できているのか疑問。 歩道の「普通自転車走行指定部分」の有無での、 難解な規則など到底理解できているとは思えない。 ナビマークが必要あるかないかで言えば「不要」。 ──────────────────────────── こうなっているのであればまだ理解できる例 ↓ 参考:自転車レーン+オレンジポール twitter.com/PanaracerJ/status/1557915904993660928 「自転車道ではない」「法的拘束力のない"ナビライン"」でしかないものの、 こうして走行場所が区分けされていると比較的安心して走りやすくなるが・・・ 実際にはこのような場所自体が稀という。 ──────────────────────────── 最初から「通行量に対して異常に広い歩道があれば」 少しづつでも遠慮なく歩道を「物理的に分割」し自転車道を敷設すべきだったわけで、 自転車道を敷設できない場合は「車道を1レーン減らして自転車道を設置すべきだったものを、 道路に「お絵かき・色塗り」で、意味があると思い込み「対策できた気」でいることには呆れる。 そのわりに「止まれ」の標識の重要性すら伝えようとせず、 街頭指導では注意さえも稀なのだから意味が分からない。 本当に「事故を減らしたい」のだろうか? 「年間予算を消化したいだけ」? 目の前にある急ぎであまりお金をかけずに出来そうな内容で言えば、 「義務教育過程での"通年での"交通教育のための出張授業のために必要な道具」を揃え、 暇そうな警察OBなども活用し、常に出張授業できるように対策を練るのが先では。 ◆京都府警による自転車での違反者を妖怪に例える周知活動 自転車指導啓発重点地区・路線 www.pref.kyoto.jp/fukei/kotu/koki_k_t/jitensha/priority_areas.html www.pref.kyoto.jp/fukei/kotu/koki_k_t/jitensha/documents/charinoke.pdf 「一時不停止」が最初に来ていることは納得するものの、 肝心の「徐行無視」は一切登場せず。 ▲スマホ憑きの仲間に「イヤフォン憑き」と書いているが、これは完全に蛇足。 「妖怪の仲間になっちゃうぞ」 守ろう交通ルール 京都府警が啓発 news.yahoo.co.jp/articles/db87fb6f6d17b767e7700c6bf530de511de86deb スマートフォンを見ながら自転車に乗る「スマホ憑(づ)き」に、 一時停止で止まらない「急鬼(いそぎ)」――。 自転車の交通ルール順守を呼びかけようと、京都府警は妖怪のイラストを使ったユニークな啓発チラシを作った。 警察官がオリジナルの妖怪を描き、違反者に「妖怪の仲間になってしまいますよ」と警告している。 描かれた妖怪は、無灯火の「闇坊主」や、飲酒運転の「酒酔い女(め)」、逆走する「逆さ小僧」など計8種類。 それぞれ、自転車で交通違反行為をする姿を描いている。 ▼全8妖怪の紹介 ▲急鬼(いそぎ):一時不停止・遮断踏切侵入 ▲逆さ小僧(さかさこぞう):【逆走】通行区分違反 ▲闇坊主(やみぼうず):無灯火 ▲二人火(ふたりび):乗車積載方法違反 ▲赤無視入道(あかむしにゅうどう):信号無視 ▲酒酔い女(さかよいめ):酒酔い運転 ▲速狐(はやぎつね):制御装置不良自転車運転 ノーブレーキピスト・BMXなど ▲スマホ憑き(すまほづき):運転者の遵守事項不履行 他に主に足りないのは・・・ ▲徐行無視:歩行者優先・見通しの悪い交差点など義務違反 ▲車間距離保持義務違反:公道を練習場と勘違い ▲救護報告義務違反:逃げ猿(にげざる):ひき逃げ ▲傘差し運転:支持具無関係で概ね「不安定になるおそれがあるため傘さし運転禁止」 ▲歩道で歩行者へ警笛使用し通行妨害:ベル鳴らし(べるならし) このあたりだろうか。 特に見通しの悪い交差点での徐行はもっと周知させる必要がある。 2人乗りが入るなら「並走」も入って良さそうに思うが 危険性で言えば「見える」だけに優先度は低い。 ●毎月重点箇所にて指導警告を行うという話だったが・・・ 1ヶ月経過して6月の報道は一気に減り、 いつも通り、主に「自転車が被害者側の交通事故のニュース」が散見される程度。 自転車側に具体的にどのような違反があったかどうかの観点も、 相変わらず「あったりなかったり」。 現場検証を行うまでもなく、"直接の"原因が明らかであれば 「~違反の"疑いが強い"」あたりの文言を 必ず報道するように取り決めを行うべきではないのだろうか。 少なくとも、警察側も報道側も「本心では交通事故を減らしたいとは思っていない」のは確か。 もし本気であれば、否応にも毎月"必ず"報道するように(強制できないまでも)案内するはず。 年中行事のように「交通安全月間だけは一応報道や指導してますよ」程度の有様なので、 当然、無理のある法解釈での恣意的で優先順位を履き違えた指導が常態化し、 それを何も考えず鵜呑みにするような人達が影響され誤解も後を絶たず、 結果として、解決策を全く望めないような状況で、 「単に自転車問題を表面化させて、萎縮させ叩くための対象」のように仕立てあげているように見える。 さらに厄介なことに、対処法として、明々後日の「保険・ヘルメット着用」"しか"考えないような 壊れたスピーカーによって「狭く浅い方向へと思考の誘導」を行っているような状態が正常なわけがない。 まず、★ブレーキ装置・★反射板・(★夜間であればライト)等が 「正常に機能しているか」という概念すら「ほぼ出てこない」というのは、本当に意味が分からない。 「全体に油撒きすぎて正常に停止できない」ような自転車も野放しになるのは、 ほぼ違法用途だらけと思われるフル電動自転車の販売そのものを (私有地用としてorナンバープレート等取り付けすれば可として)、 許可している時点で、自転車の安全性など放置していても不思議ではないか・・・。 本来は「事故を根本的に防止するために」 「事故の原因の分析、自転車の機能の理解、改善のために」 「何を知り、どのように心がけて通行すべきか」を 真っ先に考えて方策を練る必要があるはずだが・・・、 もはや「期待するだけ無駄」というものだろう。 結局、一般車の適正な空気圧管理のために米式(チューブ)化の導入や、 防犯登録という「シールのお守り」など過信せず錠前等で工夫するように、 「個人・少数単位での対処」で「自衛」するしかない。 ●東京都の自転車政策と出会い頭事故 東京都が自転車政策を加速 利用増加で際立つ「歩道通行」の弊害 www.sankeibiz.jp/article/20220630-JB6I2OA32ZDJFADDLKBRDDYYDY/ 車道上の自転車レーンも増えつつあるが、道幅が狭かったり路上駐車がずらりと並んでいたりする車道では、 多くの人が安全を求めて歩道に“回避”せざるを得ない。 そうした状況下では自転車に対するクルマ側の意識が変えることもない。 自転車が安全に走行できる環境が車道上に整備されない限り、負のループを断つことはできない。 ↓ 改定で新たに打ち出したのが「自転車活用推進重点地区」の設定だ。 「業務・商業地」(新宿)、「住宅地」(吉祥寺)、 「観光地」(豊洲)の各特性をもつエリアをモデル地区として定め、 通行空間の整備や路上駐車対策の強化、自転車シェアリング、駐輪問題などについて 重点的に対策を検討・実施。対策をパッケージ化して同様の特性をもつエリアに展開する計画を掲げた。 さらに昨年5月に都の建設局が発表した「東京都自転車通行空間整備推進計画」では、 自転車交通量や事故の発生状況、既存の自転車レーンの連続性などを考慮し、 2030年までに新たに約600キロに延長、2040年代には1800キロの自転車通行空間の整備を目指す方針を明示した。 東京都だけの話としても「実際には不可能そうな計画案」を一応作ってみただけのように見える。 特に「路上駐車対策の強化」。 警察官の人員を増やさず、路駐を禁止するということは 費用が嵩む「縁石」などで、「厳密な意味での"自転車道"」を長距離整備する必要があるはず。 自転車道の整備ではないとしても、せめてオレンジポールだらけにでもならない限りは 路駐を防ぐことなど出来ないと思うが・・・。 また「駐車ではなく、一時停車で荷降ろし等のための場所」を確保するのも、そう簡単に出来るとは思えないだけに、 到底実現可能な案とは思えない。 ●車道を走れば出会い頭の事故が減る・・・??? 小林氏によると、その多くが「出会い頭の事故」だという。 車道を走る自転車はクルマから視認しやすいため、出会い頭の事故は比較的起こりにくいが、 歩道を走る自転車は認識されにくく、交差点などで左折してくるクルマと接触するリスクが高まる。 もちろん対クルマだけでなく、対歩行者でも曲がり角で同様の事故が起きる。 そのリスクの高さを裏づけるように、自転車事故全体に占める交差点での事故の割合は 欧州各国の平均が4割程度であるのに対し、日本はおよそ8割と2倍に達している。 皮肉なことに、車道より「安全」と思い込んで通行している歩道が事故を誘発する温床となっているのだ。 まず、脇道から進行するのが自転車で、車道側が自動車でも、反対に脇道側が自動車で車道側が自転車でも 視認しやすさに違いがあるとは思えない。 では、自転車が歩道走行していて、急に右折して「信号のない」横断歩道を渡り始めるような状況・・・? だとしても、自転車が車道走行であっても後方確認もせず方向転換するような状況で 視認していれば事故防げるというものでもない。 むしろ、車道を走る自転車を、自動車ドライバーが認識してくれている「だろう」こそ間違いであり、 「事故の元」でしかない。 ★肝心なことは、走行"場所"だけではなく「走行"方法"」 この手の識者?は何故「(特に信号のない場所での)一時停止や徐行を軽視し続けている問題」について、 見てみぬフリをするのだろう。 狭い道で環境も整備されていない現状が、僅か数年で大幅に道路環境が変化するわけもなく、 そもそも"ほぼ"無駄だった青矢羽マークの敷設で、自転車の車道走行の意味すら浸透していないのに まるで自転車の車道走行で安全性が確保できるかのような論調には疑問しかない。 仮に、狭い車道にまで自転車の車道主義を貫いてしまうと、 朝夕の混雑時に「高齢車の3輪自転車の後ろに大名行列」となってしまうことに 何ら問題とは考えないことにも繋がってしまう。 当然、教育に関しても一朝一夕では進まないので、 ひとまず「理解・実行・継続力がある人達」を対象に 「自分の身を守るのための第一最重要内容」として、 「止まること(見通しの悪い交差点での徐行義務も含む)」について浸透させることが必要と考える。 ●[鹿児島]指導警告256件中最多は「並進」 news.yahoo.co.jp/articles/1896c2ca256b00ec5e57657b79ef1b069a52d88a 内訳は他の自転車との並進が35件で最多。 一時不停止(15件)、歩道通行(12件)、右側通行(11件)、無灯火(3件)などがあった。 鹿児島県では「一時不停止よりも並進のほうが事故に繋がる危険が高い地域」という認識で、 何とも不思議な光景が見られるようだ。 しかし・・・合計すると「半数以上がその他」になってしまうことからして、 「別の警告」が最多のような気もする。 同じく南日本新聞社の少し前の記事では「傘に警告カード」の記事。 news.yahoo.co.jp/articles/f893f9b0bcd1569cbb2d373d3980e899c32fc4a1 鹿児島中央署は同日昼過ぎ、鹿児島市千日町の天文館G3アーケードで取り締まった。 雨が降る中、傘差し運転をする人に指導警告書を手渡すなどした。 ★[福岡]ゾーン30にポール多数設置で狭い道の速度抑制に素晴らしい効果を発揮 news.yahoo.co.jp/articles/3d06aec07f9df591cbb41b3f33991816cfb00db4?page=2 なぜこんなに?通学路400mにポール33本 “通りにくい”は 「意図した反応」 (西日本新聞) 「幹線道路に通じる抜け道になっていて、(以前は)狭いのにスピードを出す車が多かった」と振り返る。 保育園関係者は「車は通りにくそう。でも安全に歩けるようになりました」。 中央区地域整備課の安海健太郎課長に聞くと 「ドライバーからの『通りにくい』という声は、こちらが意図した反応でもある」。 あえて離合しにくい幅員や、曲がりにくい四つ角に整備し直したという。 背景にあるのは、ゾーン30そのものの抑止力の限界だ。 ゾーン30は約10年前から各地で導入された。 しかし当初から「車がスピードを落とさない」との指摘があり、 3年程前からポールなどで速度を落とさせる取り組みが始まったという。 福岡市にはゾーン30が76カ所(3月末現在)ある。 2018年度以降、6カ所のゾーン30でポールを設置し、今後も増やす方針だ。 一部のドライバーの危険な運転が、運転者全体にも迷惑をかけている。 場当たり的な取り締まりに貴重な人件費と時間を割くよりも、何倍も効果があるのは間違いない。 ★一度設置すれば「24時間365日、時間帯も一切関係なし」で「自動車の速度を強制的に抑制し」 「歩行者の安全を守ってくれる頼もしい存在」。 多くの抜け道利用しているような人達に、 ▲「走りにくい」 ▲「ポールに接触して塗装に傷がつく」 など、デメリットがもっと周知されると、 着実に交通量が減ることが期待できるため、 ★「更に歩行者が安全に通行できる」ようになって尚良い。 そもそも「ゾーンの指定」だけで抑制効果など期待できるわもない。 自動車ドライバーに達には、「走りやすく、安定して速度を出して乗りたいのであれば、 どれだけ遠回りになっても主要幹線道路を使ってください」としか言いようがない。 歩行者の安全を確保できないのであれば、 その安全を確保できるように対策を採ることが必然。 だからこそ、例えば、あまりない構造とは思うが・・・ 「歩道が狭く人通りも多めで、車道が広いのに歩道を爆走する自転車が多く、実際に事故が多くて危険」 という場所があれば、 「歩道内にオレンジポールを多数設置」することで、 「強制的に速度を出して走行できなくする」ことが可能。 ◆自転車の速度も落とす必要があれば、 わざとアスファルトにガタガタの凹凸をつけて速度抑制をさせる方法もある。 ※但し車椅子などが通りにくい状況になってしまう懸念もあるので難しいところ・・・。 ●[山形]3年間で自転車に発行された赤切符は僅か5枚 news.yahoo.co.jp/articles/19a8c903b0d39ab4faa5e2164e599b9ea33187c3 2019~21年の3年間に、自転車の交通違反に対し、 刑事処分の対象となる「赤切符」を計5件交付していたことが17日、県警交通指導課への取材で分かった。 同課によると、県内で講習を受けた人はいないが、 置賜地方で20年8月、自転車で歩道を走っていた20代会社員男性が 前から歩いてきた小学生数人の間をすり抜けようとして接触し、通行区分違反で赤切符に。 19年にはピストバイクに乗っていた20代2人と10代2人に制動装置不良で赤切符が交付された。 ●「歩道での接触事故」 ●「ピストバイクの制動装置不良」 数が少ないのだから他2件も紹介して欲しかった。 講習対象の14項目+1が設定されて喜んでいた人達は、 現実的には「絵に描いた餅だった」という現状を、苦々しい思いで眺めているに違いない。 そして、これは実現性の乏しい免許制度導入や、青切符導入に夢を見ている人達も同じことが言える。 (そもそも人員不足で制定できるわけもないが) もし実現できたとしても、 現実的には(大半の事故で「自転車側が被害を受ける」こともあり) 自転車側にどれだけ違反があったとしても、 「事故被害の規模と対象」から、加害側は大半の自動車側とされ、相応に過失割合も高くなることから、 自動車よりも自転車側への取り締まりを過剰に行うということは考えにくい。 そもそも付け焼刃で現場指導で全体マナー向上すると考えること自体に無理がある。 少額罰金程度で「運が悪かった」くらいにしか考えない人達が改心するとは到底思えない。 ●[岐阜]雑な交通教育 news.yahoo.co.jp/articles/93c4a97d6bca4613e6a449b015258e85f23e6916 小学校で交通安全教室 岐阜県内では10年ぶりに「死亡事故多発県内警報」 児童は低学年と中学年、高学年に分かれ、岐阜中警察署員などから、 横断歩道を渡る時の注意点や自転車に乗る際の交通ルールについて指導を受けました。 何もしないよりはマシとはいえ・・・、 毎年恒例かどうかも分からないが、 行事の一環に含まれているとしても「年1回だけ」では効果は低い。 本来は「保護者も含めて」「実際に使っている自転車持ってきて」「ヘルメット着用は考えず」 「座学の後に、公道を数人づつで走行しつつ危険箇所や安全走行の方法を実地で確認」したほうが、 間違いなく効果が上がる。 「止まれの標識では一時停止」「踏切手前でも一時停止」 「歩道は基本徐行で、歩行者が絶対に優先。側方距離がなければ一時停止から押し歩き」 を 「なぜ守る必要があるのか」「守らなければどのような危険性があるのか」の意味と共に、 「具体的で分かりやすい」ことが大切。 杓子定規でルールを「年1回だけ、教えた"つもり"」では、大した意味はない。 ●[千葉]子育て支援施設での講座 news.yahoo.co.jp/articles/4875a0fcd872c607388cc6bda8a22e77ec36199b 同センターでは、車に子どもを乗せて送迎を行っていることや、 同施設に車や自転車でやってくる利用者が多いことから、 正しい交通安全知識を身に付けてもらおうと企画された。 講習では、チャイルドシートの正しい使い方や、 自転車の乗り方、点検方法などの説明の他、 「事故を起こしたり、巻き込まれたりしないよう、 小さなころから少しずつ交通ルールを身に付けて」などとアドバイス。映像も交えて展開された。 こうした「幼少期からの交通教育」が全国的に当たり前になれば、 「止まれの標識等で止まるのは普通」となる可能性も高いが、 これも年数回ではなく、せめて「毎月定期開催」になればと。 ●未だに勘違いしている人がいる警告カードの意味 www.webcartop.jp/2022/05/888576/0/ news.yahoo.co.jp/articles/37eb8aa9763ecf4fdd2f915605843a79db9c4065 そもそも警察は取り締まりに積極的ではないが、 信号無視や飲酒など14の危険行為を定めていて、 これらについては取り締まり対象にしている。 ただ、今までは実際に止められても注意程度。 しかし、話題になったレッドカードが渡されて、重なると検挙されることがある。 ↑ これは「完全に大嘘」または「紛らわしい表現」。 news.yahoo.co.jp/articles/fbcecec82584a63e279e068c9d40998d58f58bfc 傘差し運転は、道路交通法違反にあたる。 一方で、 県警交通指導課によると、 (傘差し運転だけでは赤切符の発行=) 摘発には至らない軽微な違反とされ、 【レッドカードを交付されても罰則規定はない】が、 違反者は交付時に任意で事情を聞かれ、注意される。 ★「レッドカード」とは「埼玉県と宮城県のみで使われているらしい」マイナーな「警告カード」 www.around40-tanteidan.net/2018/06/redcardbicycle.html どれだけ累積しても、この「レッドカードという名の単なる警告カード」に法的拘束力は一切なし。 紛らわしい「交通違反切符ではない紙切れに"レッド"と付する手法」そのものに疑問であり、 正当な赤切符の質を揺らがせかねないことを懸念する。 www.police.pref.saitama.lg.jp/documents/2994/jitenshajpa.pdf 3年以内に「交通違反切符の"赤切符"」の「累積2枚」で講習になる。 ●自転車の免許制度に夢見がちな人達の正体? 施行後には最高時速20km以下の電動キックボードの免許が不要になることへの論争に紐づけて、 未だに「自転車の免許制度に夢を見ている人達」も相変わらず居るのが面白い。 「スロットルを捻れば最高時速20kmまで出るモノ」と 電動アシスト自転車の「あくまで人力で漕ぐ力をサポートする乗り物」を 同一視しているような風潮まであるのはさすがに呆れるというか。 「過去に自転車免許があったが頓挫した経緯がある」ということを知らず、 まるで「役所特有の煩雑な手続きが必要になるシステムの(無駄な)構築費用や 人件費が存在しない国」とでも思っている節すらある。 そもそも「諸外国で自転車免許が導入されている国など存在しない」という時点で、 「日本の交通教育の質が低いという恥を世界に向けてアピールすることに繋がる」ことすら 全く想像できないのかもしれないが、こっちが本当の目的なんだろうか。 事故の発生について「中身」を考えようともしない大衆心理として 「想像力が著しく乏しい」からこそ、 予想運転から一時停止や徐行が重要ということすら考えようともせず、 「様々な思惑から」結果的に推進しているに過ぎないであろう行政に同調するように 「ヘルメット着用や保険加入こそが絶対」と考える人達も後を絶えないと言えるかもしれない。 更に言えば、自転車の免許制を求める人達は 「公道から幼児・子供自転車を全て排除する必要がある」と考えているようにも思う。 そこまで複雑な内容ではなく、 ★「止まれの標識では止まること」 ★「見通しの悪い交差点は徐行する」 ★「歩行者優先」 ★「ベルは歩行者を除けさせるために使う道具ではない」 のような簡易的な内容を中心にするとしても、 「未就学児」にまで完璧に理解・実行させようとするのは困難という時点で無理がある。 もし「原付免許同等」とまでするのであれば、 「16歳未満は全て公道で自転車に乗れなくなる」が、 本当にそんな息苦しい社会がお望みなのだろうか。 だったらまずは街中のいたるところに 「監視カメラを山ほど設置すること」を法的に義務付け、 「自転車も含む」全ての車両にドライブレコーダーの搭載を義務付けるほうが 交通安全を完全遵守することに尽力するよりも、遥かに「社会」のためになる。 ●[埼玉]小手先の対策:マナーアップ推進校 news.yahoo.co.jp/articles/564d9153c04a6dee872ba090ca73b24f93499a09 埼玉県警幸手警察署は11日、管内の中学校と高校それぞれ1校を「自転車マナーアップ推進校」に指定しました。 これは、学校側に全校集会を通じて生徒に自転車のマナーを呼びかけてもらったり、 生徒たちにもルールを意識して自転車に乗ってもらうためです。 何度も繰り返しているように「幼年期から"通年での"交通教育」が必須なことは明白。 「子供にも分かりやすい歌にする」とか、道徳の時間を削ってでも少なくとも毎週1回は必要。 教師の負担を懸念しているとすれば、暇な「警察OBも便利に使う」という概念がなさすぎる。 ◆「赤切符発行」取り締まりの様子 www.youtube.com/watch?v=BeV417MJUn4 t=9s ●スマホ注視で全く反省の色がなさそうな若者については 警告カードではなく、一転で赤切符を発行すべきだったように思う。 注意されれば「そうですね気をつけます」と その場しのぎであっても、反省する態度を示すのが当たり前。 ●「遮断踏切侵入での赤切符」 前々から伝えているように、損害の規模が甚大になる可能性の高さから、 ほぼ?警告ではなく一発アウト(赤切符)になるのが遮断踏切侵入。 しかしなぜか「違反を声高に掲げる人達」は、この事実を伝えようとしないのが謎。 ●「高齢者でも」赤信号無視で赤切符 一部で「若者の違反が多い」ような印象があっても、 実態としては「高齢者でも違反で赤切符を切られている」という事実。 事故にならないと強情ぶってみたかと思えば、 土下座したり泣き落とししてみたりと被害者ぶっていても違反は違反。 ●他にも「傘は"固定していても"注意されている」ということに触れていたり なかなか攻めた内容。 しかし、具体的には「鋭利な箇所がある」という指摘で、 「車幅が普通自転車の範疇を超える」とか 「安定を失う"おそれがある"」という方向ではないのは若干気になった。 どのケースにしても言えるが、「▲その行動が違反になるとは思っていなかった」様子。 期間限定など警官が街頭指導で場当たり的に取り締まることには限界があるわけで、 やはり「交通法規遵守の底上げのためには幼少期からの通年での交通教育が必須」ということがよく分かる。 ●「半数弱が歩道を通行」とあるが・・・ www.sankeibiz.jp/article/20220426-B2SNWVP2UBETPG6AEX5IGC7B5U/ 自転車産業振興協会(東京)がまとめた「自転車の交通ルールに関する意識調査」に 「回答した人だけ」なので、 アンケートに参加するはずもない街中の多数の人達の実数としては 歩道走行割合は「全国的に見れば」まだまだ多いと考えられる。 人口割合からして「人口密度が高い地域」の回答者が多いと考えると、 必然的に「歩道の人数に対して、広い車道が多ければ」 路駐があっても車道を通るという人の割合は高くなるはず。 自転車が歩道を通行する場合、車道寄りの部分を徐行するよう定められているが、 調査結果からは「車道寄り」を走行していると答えた人が44.6%と半数以下にとどまり、 「特に気にしていない」も26.3%と、ルールが浸透していない状況も浮き彫りとなった。 ↑ 警察の街頭指導で「歩道での徐行の指導」など「一度も見た記憶がない」ので当然の結果。 自転車を安全に利用するための必要な対策について複数回答で尋ねたところ、 最も要望が多かったのは「自転車が安全に走れる走行レーン・走行帯などの整備を促進させる」で52.9%、 次いで「自転車利用に関する取り締まりや罰則を強化する」の39.8%、 「自転車に関する交通安全教育を行う講習会などを積極的に開催する」39.1%という結果だった。 (1)「走行レーンの整備」は金銭的に無理 (2)「取り締まりを強化する」は、通年では警察の人数的に無理 当然、自転車での免許導入や違反切符などは「現実的に考えると出来ない」ため、 (3)単なる催事イベントとしての「講習会」という意味ではなく、 やはり「"通年での"教育の拡充の必要性」があると言える。 ●自転車の違反行為取り締まりの難しさに関する記事 response.jp/article/2022/04/14/356242.html 「モータージャーナリスト」とあるだけに、 “優良チャリダー”の方々に於かれては、積極的に手本になっていただきたいと思う。 NHKの「バラエティ番組名」にしても言えるが、 "チャリ"という用語には俗称以外に、「蔑称」の意味もあることを知ってか知らずか使用しているのも頷ける。 自転車の取締りはむずかしい。自転車には免許証がなく、 ルール違反時には罰則や罰金のない「自転車指導警告票」しか渡せないのだ。 ただ、2015年に改正された道交法により危険行為をしたとみなされた違反者には 「自転車運転車講習制度」を受けさせることが可能になった。 「小学生のときに習ったルールなんて覚えてないよ」と愚痴る人にも、ルールを学んでもらう仕組みである。 なお、都市伝説的に、自転車で飲酒運転をすると赤切符が渡され、 自動車運転免許証が免停になると言われているが、 自転車の違反行為は、自動車の免許制度の違反対象に規定されていない。 ただし!「違反行為をした人が自動車等を運転することが 著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあると認められる場合には 処分が行われることはあり得ます」とのこと。 ルール違反時には罰則や罰金のない「自転車指導警告票」しか渡せない ↑ 赤切符は飲酒運転に限らず自動車免許がなくても発行される。 「自転車運転車講習制度」は、 (なぜ3年以内なのかという根拠を示してるページが未だにないような気がするが・・・) 「3年以内に2回の"赤切符"の発行を受けた場合に限り」なので、 「ルールを学んでもらう仕組み」という効果は皆無に等しい。 しかし、「幼少期からの通年での交通教育の必要性」は常に書いているものの、 違反者でいえば高齢者も被害者割合として少なくないことからして、 TV依存率の高い高齢者向けに ゴールデンタイムではなくても、早朝や午前中などに (NHKではなくても民法でスポットCM等で賄うとして) 「地上波」で「生活用自転車の安全な使い方に関しての啓蒙活動番組」が 継続的にあっても良さそうに思えるが、何故か全く存在しない理由が分からない。 そう考えると「放送局側としては交通事故を減らしたいなどとは微塵も考えていない」と 思われても仕方ないような。 公共放送の役割とは何なのだろうと思う。 ●[茨城]速度抑制に物理的な道路盛り上げ(ハンプ) news.yahoo.co.jp/articles/70a6378e5b7a0413679abf9ae64c13a425ad5f34 「ゾーン30プラス」は、速度規制とスムーズ横断歩道などの速度抑制装置を組み合わせ、 生活道路で歩行者優先の安全安心な通行区間整備を図る取り組み。 千葉県八街市の児童死傷事故などを機に、昨年から全国で整備が推し進められている。 名ばかりサイクリングロード(実質遊歩道)でも、歩行者優先の概念が欠落している人達に対しては、 同じ自転車走行者達からの自浄作用が見込めないようであれば 結局のところ、こうした「行政管理者側からの明確な走りにくさ」を提供してあげることが最も効果的と考える。 ●自転車の車道走行を妨げる「自動車の路上駐車」問題 kuruma-news.jp/post/489597 そもそも、敷設の順番が逆。 自転車専用道の設置とペイントの前に、 まず、 (1)「荷降ろし等のための(一時的な)停車場所の確保と同時に (2)「オレンジ色のソフトポール」を設置するのが先。 ※「縁石等で"物理的に遮られている道"が正式な自転車道」とすれば 縁石はオレンジポールよりもお金がかかると思われるので多箇所設置は厳しいが、 縁石で隔離した自転車道が作れない以上は「自転車道」にすべきではない。 ※自転車で丁寧に「手信号を出しても」 「問題のある一部自動車運転手が」理解していない時点で無駄。 「実際の公道」は、ドライブシミュレーターのようには出来ていないのだから、 「車列が途切れるまで待つ」もしくは「歩道へ回避」が安全。 ◆歩道が広いなら「普通自転車通行指定部分があるはず」なので 「歩行者がいなければ」徐行の義務はない。 ◆歩道が狭く指定部分がなければ、常に徐行。 もしくは、 (どれだけ交差点が多くても交差点付近では徐行及び一時停止を欠かさない前提で) ◆(歩行者の存在や行動を常に予測しつつ)「走りやすい道を通る」というのが重要。 「車道も歩道も狭く交通量も多い道」を 法的に自転車が車道を走るのは認められているからと、 走れば危険な状況に陥りやすいのは「当たり前」としか言えない。 なぜか、自転車乗りであれば「自動車は配慮して当たり前」と考え、 逆に自動車側は「速度の遅い自転車はクルマに道を譲るべきだ」と お互いの「法的価値観」をぶつけ合うのが情けない。 なぜ、どんな状況に於いても「自身の車両が配慮されて当然」と思うのか。 それは、もはや法的義務の遂行ではなく、単なる「エゴの擦り付け合い」にしか見えない。 反面教師として、安全のためには「(クルマが多い)車道のどこを走るべきか」ではなく、 「どの"走りやすい道筋"を選択するか」で考えたい。 多少大回りになったとしても、【安全であることに代わりなど存在しない。】 それでも【自分の命など安いもの】でしかないのなら、 「これは合法な走行方法」と念じながら、狭い車道でも走行を続ければいいと思うが、 どんなに意固地になっても、「道路構造的に安全に走ることが難しい以上」、 「安全に走れるように変化することは今後とも一切ないだろう」としか言えない。 ▼「自転車指導啓発重点地区」と方針? 悪質自転車、対策強化へ 全国で集中取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/3ad2ea330b28ea76f66d83fdb17ac03085fa7cc6 自転車の交通ルール違反に歯止めをかけるため、 全国の警察が、悪質・危険な走行が問題になっているような 「自転車指導啓発重点地区・路線」を選定し、 各都道府県警のホームページ(HP)で地域住民に周知した上で、 集中的に取り締まりに乗り出すことが20日、分かった。 自転車について重点地区を全国で公表し取り締まるのは初めて。 各警察本部は毎月、一斉の集中取り締まり日を1日以上設け、 悪質違反には積極的に交通切符(赤切符)を活用する。警察庁が同日までに指示した。 ↑ これだけ見ると「新しく始まる」ような気がするが・・・ 「自転車指導啓発重点地区・路線」で検索すると、以前から既に地区指定はある。 ─────────────────────────────── ◆2008年(平成20年5月1日時点) www.npa.go.jp/hakusyo/h21/honbun/pdf/21p03000.pdf 自転車と歩行者との交通事故の発生状況、地域住民の苦情・要望の状況等を踏まえ、 全国1,827か所(平成20年5月1日現在)を指定し、 自転車利用者に対する街頭における指導啓発活動等を推進している。 ─────────────────────────────── ●東京 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/bicycle_plan.html ●埼玉 www.police.pref.saitama.lg.jp/documents/13707/jitennsyatirashi.pdf ●石川 www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/information/upload/kouki20180109.pdf ●三重 www.police.pref.mie.jp/upload/20180328-135301.pdf ●大阪 www.police.pref.osaka.lg.jp/kotsu/taisakushitsu/6/5859.html ●兵庫 www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/bicycle/data/ichiran.pdf ●香川 www.pref.kagawa.lg.jp/documents/15592/shidoukeihatsu_1.pdf ●愛媛 www.police.pref.ehime.jp/kotsukikaku/jjr/jjr.pdf ●徳島 www.police.pref.tokushima.jp/wp-content/uploads/post10984/00-22bsidou.pdf ●高知 www.police.pref.kochi.lg.jp/sections/koutuu/kikaku/jitensyajuutenn.html ●熊本 www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/141914.pdf ↓ など、他の地域もある。 今回は「"全国で"公表し取り締まる」「毎月1日"以上"」というのが今までとは違うのだろうか? しかし、元々「人員が少ない」「(自転車)事故が少ない」などの理由から、 自転車の取り締まりに消極的な地域でも半強制的に参加させられるとすれば、各県警側が結構困るような。 それにしても、以前の2枚赤切符での講習開始時に「取り締まりが厳しくなる」と煽っていた人達もいたが 結局、現状何か変わったと思うのだろうか。 全国に警察官が有り余っていて、税金から潤沢な資金があるのであれば可能かもしれないが、 自転車より圧倒的に少ない、違法状態での最高時速20km超の電動キックボードや フル電動すら半野放し状態では、街頭取り締まりでの望み程度では効果は低いとしか思えない。 やはり幼少期からの「通年での交通教育」が必須。 それよりも、各地域の確認優先順位を見ていると結構差があり、 元記事内にあるような「歩行者優先」や「徐行・一時停止」など一切無視で、 「並走・ながら」に対して優先しているような地域は 「事故防止目的よりも、文句の上がってくる内容に対して 仕事をしているアピールのために利用しているだけ」のように見える。 ───────────────────────────────────── ついでに、「誤った方向の原則論」に縛られていると思われる内容について。 ▲「自転車運転者講習制度」から「取締り自体も従来より強化された」とあっても・・・ (2021年の記事) car-moby.jp/article/car-life/road-traffic-law-accident/bicycle-yellow-card/ まず「"自動車の"サイト」という時点で「自転車への偏見を持っている可能性がある」。 環状交差点での安全進行(右回りに対する違反など) いくら規制に組み込まれていても、全国に一体何か所あるのかという「特殊環境」への違反に 何の疑問も持たないのは、実質的には「事故防止の観点がほぼない」としか思えない。 ※それにしても「危険な片道1車線でも車道走行原則論ありき」のような「原則論主義」であれば、 遮音関連の条文で「交通に関する音などが聞こえないのが違反="聞こえる"状態であれば違反ではない」にも、 "条文どおり"同調できるはずなのだが、 何故だかこの場合は「音量状態など一切無関係で一律違反」のような風潮もあるのが分からない。 もし「安全のために使わないほうがいい」という観点であれば、 なぜ14+1項目では含まれていないが事故防止に重要な「徐行」を軽視するのでしょうか?と問いたい。 「"全ての"見通しの悪い交差点で徐行したくない」から矢面の話題にしたくないとしか思えない。 「稀な環状交差点についての違反」を盛り込むのであれば、 car-moby.jp/article/car-life/road-traffic-law-accident/road-traffic-law/ 逆に、このページでは「幻の並走可標識」に触れない理由が分からないが、 それ以上に「徐行」に触れているのが「歩道内走行時のみ」というのも意味が分からない。 データとしての「出会い頭での事故」への警戒感があれば、 絶対に優先項目として注意喚起していなければならないはず。 警察サイトかどこかにあるようなページのコピペと思われるような内容で、 「啓蒙活動をしている風」を装っていること自体に違和感しかない。 ▼全国の自転車への赤切符発行数(2017年当時の記事) becintl.blog11.fc2.com/blog-entry-2735.html 交付が0件だったのは青森や三重、沖縄など22県で、 新潟や広島など12県は1~10件だった。 沖縄県など、地域によっては全く赤切符を発行していない地域もあったが、 数年で赤切符発行が桁違いに増えたとは考えにくい。 14+1項目の違反赤切符累積2枚での「講習対象者自体が希少な存在」で、 効果が上がっていないことを懸念して、「自転車への少額違反金制度」の導入を試みるも、 上記のように地域格差が明確で頓挫せざるを得なかった経緯もあるだけに、 「小手先の対策だけでは変化はありえない」と気付くべきだろう。 ◆自転車への少額違反金制度は見送り(2021年12月の記事) mainichi.jp/articles/20211223/k00/00m/040/053000c 自転車違反金は見送り 利用者からの反発考慮 道交法改正案 事故防止に何故か事故"後"に役立つ保険やヘルメットを有難がる前に、 徐行や一時停止の徹底が必須なように、 マナー向上に対しては「どのように教育機会を"持続的に"提供(受講)するのか」を真剣に考える必要があり、 また、不整備状態の自転車に対しては、「車両」という意識を持って対応する「良識のある店」を増やし、 足りない場合は、「ユーザーも含めて」公道から退場してもらうことも視野に入れた「規制」が必要。 ●[大阪]「車道上の矢羽マーク位置で」接触事故から後続車に轢かれ死亡 news.yahoo.co.jp/articles/cae54085dc99a293a99b30f9082c1619e510ff96 容疑者は「看板にぶつかったと思った」と容疑を否認している。 「看板にぶつかった気がした」などという言い訳で済まされる問題ではないとはいえ、 「車道走行のリスクが顕在化した事故」と言える。 動画を見れば事故のあった道路の状況は一目瞭然。 やや狭いがガードレールで仕切られている「歩道」があるにも関わらず、 「車道を走行していたがために、事故に繋がった」と見て良いはずだが、 「原則論から敷設している車道の自転車走行案内のための矢羽マーク上で事故が起きたこと」が 広まっては困る?のもあってか、報道記事内では一切触れられていない。 交通量もそれなりにあり、トラックも普通に走行しているような 片側一車線の車道で、自転車を走らせるということは、こういう事故が起きやすくなるのは必然。 そもそも被害者が72歳なので(やむを得ない理由がなくても)歩道走行が可であり、 歩道であれば事故に遭わなかった可能性が高い。 しかし、何故か「自転車で歩道を走行する=歩行者無視のオラオラ運転しか出来ない」という あまりにも想像力が無さすぎる考え方もあるようで、 そのような場合「歩道から自転車を追い出すべきだ」という短絡的思考に繋げ、 今回のような事故は「見てみぬフリ」や「レアケース」として処理するのだろう。 「常識的に考えれば」歩道での「歩行者最優先主義・歩行者保護」を徹底した上で、 「予測運転から徐行・一時停止」「安全走行」を実行すれば、 「原則論に染まって実質的には危険な車道走行に"挑む"」必要もなく、 少なくとも今回の事故とは無関係で居られた。 ●「酩酊状態や元々の意識が朦朧としていたかどうかは定かではない」が、 仮にそうであったとしても、歩道内での転倒だけであれば、 一時的に意識は失ったとしても、結果的に事故は軽傷で済んだ可能性もある。 もちろん、歩道走行時でも、事故防止のためには交差点での右左折車に気をつけるなどの必要はあり、 道路状況を把握できないような状況であれば、 自転車どころか歩行移動すら危険ということもあり得るので、 自身の視野や感覚が正常かどうかを自己判断できなくなった時点で、 自転車を使うとしても「付き添えがある場合のみ」とするなど、根本的に移動状況を考える必要はある。 ★「"自分が気を付ければ"事故は防ぎやすいのが歩道走行」 (無論、ほぼガードレールがない場所や、歩道の切れ目から乗り上げてくるケースも有り得る) ▲「"どれだけ気をつけていても"危険な自動車ドライバーがいれば接触リスクがあるのが車道走行」 自転車のリアキャリアにバックモニターを角度を変えつつ多数配置し、距離・加速度の計測モニターを取り付け、 自動判定して予め接近する自動車の危険予測をし、 出来るだけ早めに歩道に避難できるように備えることでも出来れば、まだマシという程度。 しかし「ここまですることは現実的ではない」ので「車道走行そのものが選択肢に含まれない」というだけ。 ↑ ※しかし、「片側2~3車線以上」「路上駐車なし」「車道の交通量が少ない」 こんな「恵まれた」状況であれば、さすがに車道走行の選択にはなる。 事故現場のように「片側一車線」「車道の交通量が多め」「歩道に人が居ない」 これで車道を走ろうとは思わない。 ●どうすれば車道を(比較的)安全に走れるのかと考えるも結局厳しいと気付く 原則論の「自転車は車道を走るのが当然」とは考えないほうが良いものの、 どうしても狭い車道でも走行する場合の対策としては・・・ ・ゼッケンに「地域名」か「ドライブレコーダー動作中」と書いて背中に貼る ・警察官っぽい色の服装 ・常に細かく左右に小刻みに動くとか不気味な人形を背負うなど「近づきたくない雰囲気」を出す このくらいしか思いつかない。 ▲本当に録画していても事故に遭ってからでは無意味 ●ヘルメット着用は被害軽減に効果がある「場合もある」が、更に軽減するためにはプロテクターも必須。 ●自転車でカーオーディオにかき消されない程度の音量でも法的に大丈夫なのか疑問だが 交通安全の歌などを流したところで効果があるとは思えず。 車道にスピーカーを埋め込んで24時間流し続けたとしても理解実行してくれるとは限らない。 現実的に状況を想定すると・・・。 車道外側線からやや内側というレベルではなく、どれだけ後ろが大渋滞になっても気にしない風を気取って 中央寄りにまで寄って前に出させないとすれば進路妨害。 かといって道を譲るために路肩あたりまで端によれば、異物パンクのリスクもあり、 片側1車線で両側が大型トラックやバスがすれ違うような状況になれば必然的に幅寄せされている状況になる。 やはり「どう考えても自転車が車道を走るには狭いだろう」という場所は「通らない」ほうが安全。 前方から大型車が来ていたら大型車は前に出ない人達しかない「わけがない」のだから。 大型車は車道を走る自転車を気遣ってくれる「だろう」こそ事故の元。 「自転車が車道を走行できる権利は法的に昔から認められているのに、それが浸透していないのは理不尽だ」 としても、小手先の矢羽マーク敷設で、全体のマナー向上に繋がったとは考えにくい。 「ヘルメット着用が当たり前の普通のスポーツ自転車は車道上の割合からすれば「稀」なことが問題。」 「だから、その状況を打破するために、車道に自転車が増えれば気付いてくれるようになる"だろう"」でも同じ。 学校指導で通学に使う自転車では車道走行を徹底する場合があるとしても、 比較的交通量が少ない場所で安全を確保できるからこそ許可していると見るべきで、 車道走行が危険になるような場所では、 「速度を落として歩行者優先で歩道走行するしかない」という場所もあるのが当然。 更に「日本でのママチャリの存在」を考えたときに、 ┏1▲(安物自転車の場合)貧弱なフレームと前フォーク 販2▲(安物自転車の場合)貧弱なシングルピボットブレーキで止まりにくい 売3▲(安物自転車の場合)点灯すれば重くなる豆電球ブロックダイナモ ┗4▲用途無視で無駄に重いタイヤを着けられる車種の存在 ┏5▲予測運転をしない(教えられない) ┃6▲ハンドルは高く上体を起こして空気抵抗を上げる(調整の意味を知らない) 教7▲サドルを下げて漕ぎにくく高さ調整の意味を知らない(教えられない) 育8▲変速の使い方を知らないので切り替えず重いままゆっくり漕ぐ ┃9▲適正空気圧を知らないのでタイヤに空気充填しない ┃10▲チェーン注油などロクにメンテもしない ┗11▲校則で両立スタンドや後ろ荷台が必須であれば車重が増す これら全て 【歩道走行が前提での低速走行向きに自然になっている】と分かる。 だからこそ、多くのママチャリユーザーにしてみれば、 わざわざ「車道走行に相応しいまで公道で自転車で速度を上げて走行したいと思わない」。 【1~4】 シェアの高いパナソニック電動アシストの普及価格帯からして スポーツ自転車の10万円以上という値段自体が問題になっているとは考えにくい。 【5~11】 常々書いているように「通年での交通に関する教育の無さ」という「巨大な"非常識の壁"」が 立ちふさがっている以上、「車道走行が正しい=安全になる」とは絶対に言えない。 車道走行当たり前の速度重視の自転車を使う「価値が見出せない」と思わせているのは、 道路環境だけでなく、メンテ方法や法律面も含め「基礎的交通教育の質の低さ」から、 あまりにも現実的に適していないという「証明と選択」を、 多くの消費者達が「自然と」行っているだけでしかない。 高齢者率やオラオラ運転が常識の不適格者への免許更新も含めて、 少なくとも「自動車の"手動"運転が禁止」にでもならない限り、 自転車が車道走行で比較的安全に走れるようになるとは言えない。 ▲車道走行が問題解決になる・・・? president.jp/articles/-/53141 現実として、自転車にぶつかられて怪我をする(場合によっては死亡する)歩道上の事故が後を絶たない。 ↑ まず、実際に「自転車側が"加害者"で歩行者が死亡した事故が年間何件起こっているのか」を示さないようでは・・・。 ※自転車事故で「"高齢者"が運転する"自転車"」が【被害者】のニュースならほぼ毎日のように見かける。 原因は老化に伴う「空間認識力の低下、視界の狭さ、処理能力の減衰」などが考えられ、 「無理な横断」「予測運転の無さ」「徐行や一時停止の無視」などから 「迅速な回避行動」が困難なためであり、自転車そのものが原因とは考えにくい。 自転車側に問題がないわけじゃない。いや「ないわけじゃない」どころか、ありありだ。 信号は守らない、一時停止で停まらない、逆走も平気、とまあそういう無法自転車の多いこと。 その結果として事故が頻発しているのはご存じの通りだ。 ↑ このような事故や違反を防ぐために、 「自転車は車両ということを意識させ、車道徹底させればマナーは向上する」という考え方のようだが・・・、 果たして「明日から車道徹底するから歩道走ったら少額違反金発生する」ことが出来たとして 行儀が良くなるのだろうか? (※実際には少額違反金制度は地域格差[取り締まり警官の人数を確保できない]時点で絵に描いた餅) 自転車に抜かれないようにと左端ギリギリで信号待ちする。 ↑ 「左折車であれば」巻き込まないためにも正しいのだが・・・。 まさか「自転車も車両」と知っていて、自動車の後ろで待つことも知らない? 自転車であれば先頭まで出て良いという都合の良いルールなどない。 1■【むしろ車道の安全が脅かされる】 自動車を車道上で煽っていた輩は極端な例としても、 少なくとも「不規則で危険な障害物」が増えリスクも増える。 そして、間違いなく「自転車が車と接触等で被害者」になるケースが増加するが それは「大した問題ではない」のだろうか? 2■【そもそも街頭指導が機能していない】 何しろ街頭指導で「止まれの標識(一時停止)」を守れていない人達への注意喚起をしている様子がほぼなく、 「見通しの悪い交差点での徐行義務、歩行者優先で徐行義務」の指導に至っては 見てきた限り「皆無に等しい」という時点で、 「マナー向上が見込める確率は極めて低い」と言わざるを得ない。 3■【主婦層の反発必至】 それに、子供や高齢者の例外措置だけは歩道走行を継続できるとして、 最大勢力の「ママチャリ(子育て層)」が納得するわけもなく。 これまでも「暴走電動アシスト」によって毎日のように死亡事故が頻発しているという話は聞かないだけに、 やはり「自転車の歩道走行を危険の根拠とするだけの具体的な死亡事故の件数を提示してくれ」というだろう。 4■【狭い車道など存在しない?】 「狭い歩道に歩行者が常にいる」「片側2車線以上の車道」しかないわけがない。 何故この手の話で現実的に「道幅が狭い車道がある」ということを想像しないのか理解できない。 「誰も通っていないガラガラの歩道」を使わずに、 狭い車道を原則論に縛られて走行されても「渋滞原因」にしかならない。 例えば「高齢者が長い道を延々とゆっくり走って大渋滞の原因」になっても、 物流等まで考慮して「大きな流れとして」社会的に影響がないと言えるのだろうかと。 両側1車線づつ車道を削って自転車道にできるほど道幅が広い車道など全国的に多いわけもない。 まるで都内か余程人が少ない山道のような極端な道路状況だけしか見ていないような。 一方、広い車道でも今度は「路駐」が極めて厄介な存在になる。 気軽に駐車場が作れるほど場所が有り余っているわけでもないし、荷降ろしで一時的に停車することは認められている以上、 どれだけ一時停止から駐車車両を避けることを推奨しても、リスクは増える。 5■【遊"歩道"でしかないサイクリングロードから自転車を追放出来る可能性は?】 自転車を本来あるべき場所に戻すという観点からすれば 「名ばかりサイクリングロード」のマナーにしても、 本来は殆どの場所で遊歩道なのだから、 「歩行者の安全のために自転車を完全に追い出すことも必要」になる。 全国の歩道から自転車を追い出すことを画策する前に、 「まず身近で限られた場所を試金石として、歩行者の安全とマナー改善のために サイクリングロードという名の「遊歩道」から自転車追放が真っ当に出来るのかどうか」を是非とも試してもらいたい。 もし実現出来たとして、仲間だったはずの自転車ユーザー達からも反感を買うことになるが、 「名ばかりサイクリングロードを走るのは初心者だけだから?」で済むかどうか。 6■【通年交通教育すらないのに急にマナー向上するわけがない】 どこを走るか以前の根本的な問題認識の低さが気になる。 事故の原因にしても、「臆病・慎重運転」「予測運転」「徐行」「一時停止」などを 守る「意味と意義」が理解できていないのに、 「車道走行で解決」というのは意味不明にも程がある。 基礎も整地もせず、荒地の上に板を敷いて「見かけだけの家」を建てて何の意味が・・・? 自転車側が交通ルールを守ること。逆走をせず、信号を守り、標識を守る。 この当たり前のことがまず大前提だ。 そのためには、自転車に乗る者すべてに教育をしなくてはならない。子供も大人もだ。 ↑ 教育関連の話はこれだけしかない。「愚痴多め具体案なし」では説得力もない。 教育といえば「集団走行での車間距離保持義務違反」を糾弾する気はないのだろうか。 「少し位置がズレているから問題ない」という言い訳は転倒時の安全を確保できていない時点で通用しない。 7■諸外国と比べても意味がない 問題のある英式バルブ(虫ゴム)、ボスフリー、22インチ、BEタイヤまで未だに存在する現状で 「独特の文化」など今に始まったことではない。 電動キックボードで言えば「禁止になった」国があっても、現場の混乱や迷惑を省みず、 ある種一部議員の"手柄"のような形で推し進められた格好になったという話もあるほど。 8■矢羽根マークを車道に塗り「自転車は車道と周知させた」が結果は? 特に「車道はシェアすべきもの」という当たり前のことを知らしめていただきたいと思う。 ↑ 「矢羽根マーク敷設で効果があった」かのようなことを述べていたが、 それで車道のドライバーが自転車を意識し自転車側のマナーも向上しただろうか? 9■話が狭く細く「あるべき論」のアプローチの浅さ ・「自動車は車道を走り、クルマは自転車に配慮して当たり前」 ・「歩道は歩行者のためのもの」 「自転車有識者のような人達」の「視野の狭さ」には違和感しかない。 10■「歩道の安全な使い方」を見直す方向で考えたい ▲「車道は自転車と共有することを周知させる必要がある」 ▲「歩道は歩行者のためにあるので自転車を走らせない」 ◆「車道走行する自転車が増える → マナー向上して安全になる」に繋がる根拠なし。 ◆「車道で"免許があっても"図体がデカくなるだけで気まで大きくなる輩が存在する」ことから、 車道走行での安全性は確保できるとは言えない。 ◆道路の構造を自転車向けに変革できる可能性は限りなくゼロ近い。 そう考えると現実的には「自転車を歩道から追い出す」ではなく、 【歩道をどのように安全に共有すべきか】こそ考えるべきであり、 「歩道は歩行者が優先と徹底させ、徐行や一時停止を周知させる」ことを最優先すべきといえる。 スマホ走行にしても、「予測運転や歩行者優先」の「概念がない」から平然と出来るわけで、 これを無視して、ただ「自転車の車道での安全を確保しろ」と声高に訴えかけたところで、 自転車ユーザー側としては、車道を走るということは、どれだけ慎重に走行していたとしても、 「自動車側の気がデカくなる輩」「狭い車道もある」ので、危険が増えるだけ。 ※自転車が歩道走行時の車道走行車の巻き込みを心配するのであれば、これも「予測運転」の無さ、そして「確認不足」。 ●[東京]業務上過失致死罪で配達員の男(28)を在宅起訴 www.sankei.com/article/20220113-2TQYBOT6PZLXLD73B5UGDERSV4/ 起訴は昨年12月8日付。 起訴状などによると、男は自転車で食品を配達中の昨年4月17日午後7時5分ごろ、 板橋区の交差点を横断していた男性=当時(78)=をはね、転倒させて死亡させたとしている。 男は雨天のなか、無灯火で時速20~25キロで運転。ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。 そういえば、食品系配達業者へのナンバープレート制度の導入はどうなったのだろうか。 2022.9.11 ●[茨城]2020年に起きた「つくば霞ケ浦りんりんロード」事故被害者へ賠償 2022.8.14 ★[神奈川]交差点侵入を知らせる表示板設置の社会実験 〃 ●[東京]ナビライン有効性への疑問と自転車事故が前年比1900人の増加 2022.7.31 ◆京都府警による自転車での違反者を妖怪に例える周知活動 2022.7.3 ●毎月重点箇所にて指導警告を行うという話だったが・・・ 〃 ●東京都の自転車政策と出会い頭事故(●車道を走れば出会い頭の事故が減る・・・???) 2022.5.29 ●[鹿児島]指導警告256件中最多は「並進」 〃 ★[福岡]ゾーン30にポール多数設置で狭い道の速度抑制に素晴らしい効果を発揮 2022.5.22 ●[山形]3年間で自転車に発行された赤切符は僅か5枚 〃 ●[岐阜]雑な交通教育、●[千葉]子育て支援施設での講座 2022.5.15 ●未だに勘違いしている人がいる警告カードの意味、●自転車の免許制度に夢見がちな人達の正体? 〃 ●[埼玉]小手先の対策:マナーアップ推進校 2022.05.01 ◆「赤切符発行」取り締まりの様子、●「半数弱が歩道を通行」とあるが・・・ 2022.04.17 ●自転車の違反行為取り締まりの難しさに関する記事 2022.04.10 ●[茨城]速度抑制に物理的な道路盛り上げ(ハンプ) 2022.04.03 ●自転車の車道走行を妨げる「自動車の路上駐車」問題 2022.03.27 ▼「自転車指導啓発重点地区」と方針? 2022.03.20 ●[大阪]「車道上の矢羽マーク位置で」接触事故から後続車に轢かれ死亡 2022.01.23 ●どうすれば車道を(比較的)安全に走れるのかと考えるも結局厳しいと気付く 2022.01.16 ●[東京]業務上過失致死罪で配達員の男(28)を在宅起訴 2022.01.09 ▲車道走行が問題解決になる・・・?
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若狭街道 鯖街道と総称される道はもともと若狭や美浜と京を行き来した若狭越えの道であったもののようで、その範囲は概ね、琵琶湖西岸(水路としての琵琶湖を含む)と、頭巾山から長老ヶ岳にかけて連なる峰の間のようである。 西近江路全線を鯖街道とするのならば日本海側は敦賀から高浜辺りの港町が起点の範囲になりそう。 現在鯖街道と言えば、小浜市から(国道162号、)国道27号線、国道303号線、国道367号線(、川端通)を経て出町柳へ至るこの若狭街道のことらしい。 一応、起点は小浜市のいづみ町商店街、終点は出町商店街にある。 終点のほうは、この商店街と言うよりも出町橋にある鯖街道口のほうが分かりやすく明確で終点らしいため、ここでは出町橋とする。 休日に自転車で行きたくも無いし。 起点にしても、商店街内部より、小浜駅前辺りのほうが街道口としては分かりやすく明確で起点らしいと思う。 こちらは休日閑散としているが、やはりどこかひとつの商店街の一点をそうするのはどうも違う気がする。 ちなみに出町橋は左京区と上京区の境界だが、出町商店街は上京区のため、左京区までとするとやはり出町橋終点が合う。 花折トンネル北にあるトンネルは全て旧道?により回避できる(国道を行くよりしんどい、特に登りは)。 鯖街道は、当時のルートを今でもたどることが出来るが、自転車でそれを往復するには貧弱な自分の場合、2日がかりになりそう。 自転車ではなく、走ることによってこのルートを走破する鯖街道マウンテンマラソンというものもある様。 コンパートメント症候群なんかでなければ、マラソンに関係なくチャレンジしてみても良かったが。 道の駅 若狭熊川宿、くつき新本陣 峠 水坂トンネル(or水坂峠)、檜峠、花折峠orトンネル、途中越 道所在地 福井県小浜市~若狭町、滋賀県高島市~大津市、京都市左京区 距離 片道74.64km、往復149.28km 路面距離 多分片道75km、往復150kmぐらい 最大標高 488m 最大標高差 498m(!?) 平均勾配 スタート いづみ商店街or小浜駅前交差点 ゴール 出町橋 地図 ルート地図 出町橋起点終点往復 出町橋から 舗装状態 良好 路面状況 概ね良好だが一部砂利類多め 交通量等 多い 水坂トンネルも1つと数えると、4つの峠を超える。 峠が2つずつセットになっている。 平均勾配はマイナス。 車、バイクともに多い。 迂回出来るトンネルが多い。 いづみ町商店街から 舗装状態 良好 路面状況 概ね良好だが一部砂利類多め 交通量等 多い こちらのルートが道としては順路。 平均勾配はプラス。 なんとなく道の雰囲気が名前負けしている感じがする。 鯖街道の内、京都市内と小浜市をつなぐ国道メインのルートは他にもR162の周山街道と、R161とR303メインの琵琶湖西岸を廻る西近江路がある。 距離が長く、コースの雰囲気無視で登りが少ないという意味で楽な道が良ければ、西近江路。 距離が短く、雰囲気そこそこヒルクライムもそこそこなら、若狭街道。 距離が長く、峠越えも多いが、雰囲気も良いのが周山街道。 国道メインのルートでは、一番きついけど周山街道が一番好き。 西近江路のR161、R367それぞれの交差点間のR303は走った事が無い。 走行ルート 出町橋から いづみ町商店街から 未走行ルート 無し いづみ町商店街内にある鯖街道起点の石。 この方向に進むと商店街を出てr14に入る。 商店街を出たところで小浜駅側へ左折し、駅からは国道をたどる。 出町橋西詰めにある石柱。 鯖街道の終点。
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最終更新日:2024.4.21 ●映画のキービジュアルで2人乗り 2024.4.14 ●[愛知]2人乗りでガードレールに衝突し1人死亡の事故 2024.1.7 ●「※2人乗りで自転車を操作する道路使用許可を得て撮影」 2023.8.6 ●[東京]2人乗り自転車が電車と衝突事故 2023.6.25 ●[兵庫]2人乗り自転車と原付の衝突事故 2023.6.18 ●「装飾」とのことだが・・・(オリラジ藤森の自転車紹介) 2023.3.26 ●歌詞での「2人乗り」について 2022.10.9 ●自転車の違法2人乗りを現実ですると・・・ 2022.3.20 ●[福岡]2人乗りで事故 2022.1.30 ◆「2人乗り専用」タンデム自転車使用でドラマのオフショット 2021.11.21 ●フィクション世界だから違法行為OK? 2021.8.29 ●安直な自転車2人乗り演出 2021.5.30 ●都合良く「フィクション世界」を利用することに潜む問題 2020.8.23 ●[神奈川]2人乗りで転倒し1人は意識不明の重体 8.16 ●2人乗りが絵になる? 4.19 各ページから集約しUP 2019.7.21 ●無意識で2人乗りを増長する人々 2019.5.26 ●2人乗りのリスク 2019.3.10 ■[香川](2人乗り他)県警公式twitterで魔女の宅急便を模した交通安全啓蒙活動 2019.3.3 ●2人乗り自転車の事故 2019.1.13 ●非現実の世界では許されても現実の公道走行では違法の大人2人乗り 2018.4.22 ●厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財の映画ポスターで自転車の2人乗り 2017.12.17 ●2人乗りで事故 2017.12.10 ●フィクション世界での2人乗り 2017.10.8 ●違法2人乗りの高い代償 2017.10.1 ●(1人用自転車に大人が)2人乗りで事故 2017.7.30 ●2人乗りで要修理 2017.1.22 ●[京都]2人乗り禁止を啓蒙するポスター 2016.9.25 ●[兵庫]自転車の2人乗りで逮捕 2016.9.18 ●2人乗りは禁止 2016.7.17 ●[岩手県]一般車に2人乗りで死亡事故 2015.6.12 ●自転車での(子乗せではない)2人乗り表現と荷台の規格について ▲違法な2人乗り──────────────────────────── フィクションの世界で安易に使われてしまうことが多い一方、 その中で違法性について触れられることは殆どないという問題がある。 「車輪の軸が歪む」という不利益だけでなく、 「逮捕」で済めばまだしも、死亡事故も起きているので十分に気を付けておきたい。 ──────────────────────────────────── ◆2人乗り防止が目的であれば、 まずはTV局をはじめとして各種出版社や 映像・音楽関連の業界だけに直接指導するのが先に思える。 (文科省からの学校単位云々は"通年教育が必須"なので一過性では効果薄) ●違法になる2人乗り 「2人乗りは違法」※当然3人以上も含む ※「子乗せは6歳でも小学校入学前までは可」に全都道府県で改正済み。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/57.html 道交法55条1項違反【罰則:道交法120条→5万円以下の罰金】 (私有地、同乗器に小学校入学前までの子供を1人だけ乗せる場合、走行が許可された場所での2輪タンデム自転車を除く) 自動車の後方座席は公道走行が前提でドラマですらシートベルトを締めるような形になっていても 自転車の場合、公道であってもなぜか2人乗りでも問題ないかのように平然と使われることが不思議で、 さも「問題ない」かのような表現がまかり通ることが府に落ちない。 ▼2人乗り禁止に関する道交法の条文 ●(乗車又は積載の方法) 第五十五条 車両の運転者は、当該車両の乗車のために設備された場所以外の場所に乗車させ、 又は乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない。 3 車両に乗車する者は、当該車両の運転者が前二項の規定に違反することとなるような方法で乗車をしてはならない。 (罰則 第一項及び第二項については第百二十条第一項第十号、第百二十三条 第三項については第百二十一条第一項第六号) ◆第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、五万円以下の罰金に処する。 十 第五十五条(乗車又は積載の方法)第一項若しくは第二項又は第五十九条(自動車の牽引制限)第一項若しくは第二項の規定に違反した者 ◆第百二十三条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、 第百十七条の二第四号若しくは第五号、第百十七条の二の二第八号から第十号まで、第百十八条第一項第二号から第六号まで、 第百十九条第一項第三号の二、第五号、第十一号、第十二号、第十二号の四、第十三号若しくは第十四号、 第百十九条の二第一項第三号、第百十九条の三第一項第五号、第七号若しくは第八号、 第百二十条第一項第十号、第十号の二、第十一号の三若しくは第十三号又は第百二十一条第一項第七号、 第八号若しくは第九号の二の違反行為をしたときは、 行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑又は科料刑を科する。 ◆第百二十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、二万円以下の罰金又は科料に処する。 六 第五十四条(警音器の使用等)第二項又は第五十五条(乗車又は積載の方法)第三項の規定に違反した者 ※但し、子乗せ自転車は、例外規定として「47都道府県それぞれにある道路交通法細則等で走行が許可されている」 ──────────────────────────────────── ●都合良く「フィクション世界」を利用することに潜む問題 自転車に限った話でもないが、 「フィクション世界なのに」「法律違反を問題視」するのは野暮であり、 むしろ「表現の自由を制限しようとすることが危険な思想」という考え方があるとして、 それが「縦横無尽に空を飛ぶ自転車」のような「完全に架空の乗り物」であれば、 2人乗りでも自由にすればいいとは思うが、 対照的に「身近に実在し、簡単に購入・使用できる乗り物」を用いて、 「周知が足りているとは思えない違反に対して」は、安易に使用すべきではないと考える。 ●「2人乗りが原因で死亡者が発生している事故もある」という事実を 「レアケース」で済ませるのであれば、「大した問題ではない」となるのだろう。 ※ブレーキを適切に使っていたかどうか、下り坂で止まれない状況になることが予測できなかったか等 事故に対しては個別の検証と防止策も必要。 ●特に、自転車の場合は「子供も使う乗り物」という認識がまともにあれば、 違反行為を安易に使ってしまうことに問題があることは常識的に理解できる事。 綺麗な内容ばかり並べることを避けるために、あえて危険なシーンを盛り込むとしても、 問題の有無を理解させることが出来ない状況は避けるべきだろう。 ●もし「実車」を使うことがあれば 「メーカーについては」遵法精神も企業イメージも興味がなければどうでもいいとして、 少なくとも「警察がキャンペーン協力している」ようなことがあれば、 看過できる話でもないのに、そうした「真っ当な批判」に対して、 背景を理解せず「フィクションなんだからイチイチ気にするようなことではない」と 「的外れな批判」を行っているようであれば、最早ネタのよう。 ──────────────────────── ──────────────────────── ──────────────────────── ─しかし、思ったのは、もし「2人乗り表現だけ」には寛容でも一方で、 他の違反は問題視するような人がいるとすれば、余りにも妙。 例えば、「夜間に無灯火での自転車走行」を青春の1ページとして 堂々と「個別の注釈は付けずに」「デメリットやリスクに一切触れず」 フィクション世界で「事故も起こらず」使ってみたら、 今度は急に、2人乗りには寛容な人が逆上して「道交法違反だ」と言い出すとしたら面白い。 他にも、撒き餌として「完全遮音状態かどうか"無知識では分からない状態で"イヤホン着用走行」を フィクション世界で使っておいて、後で「ネタバラシ」をしてみて、 どれだけ引っかかるか反応を見るというのも、実際の条文の理解度を確認する試金石に出来る。 (※予め「交通に関する音などが"聞こえる"状態」と分かる描写を混ぜておく [具体的には[踏切音、サイレン音、停車中に人の話し声※を聞いて反応している]など) (※自動車との共通規制となっている地域も多いことから、本来は用いるべきではない過剰な基準だが、 違いをより明確にするために、分かりやすい表現としての選択肢の1つ) いや、注視していなかったが「並走」くらいであれば、 様々な作品で使われているケースは少なくないような気もする。 ───────────────────────────────────── 通学でよくある光景としての「並走」は「明らかにその状況が他者から見える状況」で、 且つ「(スポーツ自転車でなければ)基本的に速度が遅め」ということからして、 実際の危険度は「非常に低い」ため、危険周知の優先度としては下がる。 強引に「円滑な交通を妨げることで経済的損失がある」といえなくもないが・・・、 少しの区間であっても「後続で待たされることが我慢ならない」という 「イライラ運転を誘発する」ことの心配が先に来ているだけのように思える。 そもそも、並走しているのが未成年達としても、 「明らかに交通量が多い道路・時間帯」であれば、 「並走できる状態ではない」ことすら分からないとは思えない。 それに、「どれだけ交通量が少なくても違反は違反だ」と、 直接学校に文句を言えるほど、全ての道交法を徹底遵守出来ているとは思えないので、 「まずは自分のオラオラ運転かもしれない傾向を見直すべきなのでは」と言いたい。 ───────────────────────────────────── 一方で、「自転車でも止まれの標識があるとき一時停止しない、 見通しの悪い交差点で徐行しなければ、罰則がある」のように、 周知不足が原因で事故の直接原因にもなっている内容については、 多くの地域での警察街頭指導など「周知が十分に行われていない」ことに疑問しかない。 「条文を曲解せず、正しく理解する」 「事故を"防止"するためには何を最優先すべきか」 「報道しない自由」のように、 「都合の良い内容だけ解釈・利用し、都合の悪い内容には一切触れない」 ましてや「事故の直接の原因になっている"止まることの軽視"を問題視しない」 これを「理不尽」と言わずにはいられない。 ●映画のキービジュアルで2人乗り news.yahoo.co.jp/articles/117a7c47d65d928f4ee1f7b9235c18aaab83e4a6 第2弾ビジュアルは、初夏を感じさせる新緑からまばゆい日が差す中を、 自転車に2人乗りし、満面の笑みを見せる爽やかな湊人と雪乃の幸せそうなシーンを切り取った写真 原作は海外でも撮影が現地ではないならその限りではない。 だから自転車じゃなくて原付2種でやればいいものを・・・ もしくはトライク。自転車であればタンデム自転車や EU圏ではさほど珍しくもないカーゴバイクなら特徴を出せるでしょうに。 撮影で閉鎖された距離を進むだけなら違法性は問えなくても 道交法が適用される公道で走行すれば違法という認識が 制作会社に皆無だからこういう「青春の1ページ」扱いをされる。 先日も自転車2人乗りで「死亡事故」も起こったばかりなんですがね・・・ news.yahoo.co.jp/articles/459a8dbf0bfff1ce2d254dc38c0dcfbdc2ee3e3c 公開されたビジュアルには、まばゆい光が差し込む中で自転車に乗る湊人と雪乃の笑顔 [コメント欄] 違反行為である自転車の二人乗りをポスターに使うのはまずいでしょ。 ↑ そう、表現に必然性があることと 不特定多数の人に向けて紹介する場面として相応しいかどうかを考えて 違法性が高い内容で表現する必然性があるとは思えない。 普通に「笑顔で写る2人」で何の問題が・・・? 「実は既に居なかった」としても自転車に乗っていなければならない理由にならない。 歩行でも電車でもオートバイでも車でも良いはず。 「思い出の自転車」「停止状態」だったりするのかもしれないが・・・ それはこの画像だけでは分かり様がない。 ●[愛知]2人乗りでガードレールに衝突し1人死亡の事故 news.yahoo.co.jp/articles/ad44e0a7203d209ea2885f0064d49ead29f48ac6 警察によりますと、20代位の女性とベトナム国籍の女性(27)が電動自転車を2人乗りで走っていた際に ガードレールに接触して転倒。 2人は頭などを強く打つなどして病院に搬送されましたが、20代位の女性が約1時間後に死亡し、 ベトナム国籍の女性は頭に切り傷のケガで命に別条はないということです。 現場は山の中にある緩やかな坂道の歩道で、警察は2人乗りの自転車が下り坂を走行中、 運転操作を誤ったとみて調べています。 ↑ 「電動自転車」では、フル電動かアシスト自転車か分からない。 メーカー等で調べればすぐに分かるのだから警察は現場確認の時点で調べてから正確に発表してもらいたい。 そして海外研修生には特に日本でのフル電動(モペッド/モペット)の法的区分を 「渡航前に」しっかり教えておいてもらう必要がある。 news.yahoo.co.jp/articles/8e5e3cccabb63474dbb058e97d2a3bd69be1c7ec 7日午後1時半ごろ、愛知県豊田市北篠平町の国道419号で、 20代くらいの女性が2人乗りする自転車がガードレールにぶつかって転倒。 1人が頭から血を流して病院へ搬送されたが、まもなく死亡が確認された。 もう1人の女性も頭にけがをして搬送された。 豊田署によると、現場は片側1車線で直線の坂道。自転車は歩道を走っていたらしい。 署は、女性の身元などを調べている。 タンデム自転車などの2人乗り用自転車ではないので、フル電動にしてもアシスト自転車にしても違法。 無論ヘルメット着用など後回しで、 まずは「(一般的な自転車への)2人乗りは違法ではないだろう」という認識を改めてもらう機会が足りない。 2人乗り表現をするなとは言わないが、 描写する以上は「公道での走行は違法」という周知徹底を行ってもらいたい。 特に各放送局での実写ドラマや映画での扱い。 アニメ内でも違法性があることを場面で特記か最初か最後に画面に表示、必然性がなければ全カットで。 ●「※2人乗りで自転車を操作する道路使用許可を得て撮影」 news.yahoo.co.jp/articles/c42345e9ddc560942d363ec1dcc1b136897f5db7/images/000 正直「やっと注記されるようになったのか・・・」という感想しかない。 今まで散々「2人乗りに何ら違法性などない」かのように 当たり前のように違法行為を各種媒体で野放しにしてきたことに 制作側かマスコミがようやく反省したのか、はたまた単に「警察からの指導」か。 ただ、この場合「堤防近く」のため、もし「公道の管轄外」となれば 「道交法適用外の堤防沿道のためヘルメット非着用にて撮影」でも良さそうに思えるが、 「道路(公道)から直接来れる場所であれば適用外とは言い切れない」のだろうか。 普通に「手前が一般公道」の可能性も高いが。 ついでに ヘルメット着用原理主義者達はヘルメット着用なしに怒らなくていいんですかね(笑)? この場面でヘルメット着用して走行すると・・・ 「ヘルメット着用で安全意識高いのに違法2人乗りは意味不明すぎる」というツッコミ待ちの ダサいギャグシーンになってしまうように「どれだけ滑稽で寒々しく映ろうが」 転倒の可能性があるから安全装備品が必須なんでしょうからクレーム入れたらいいじゃないですかね。 まあ、そもそもこういう映像を作る側も順法精神のリテラシー意識が高いわけがないので まともに相手されるわけがないと思いますが。 どうしても2人乗りさせたいなら 1:公道であれば「偶然タンデム自転車があった」とする 2:通常自転車であれば「道路に接続されていない完全な私有地」で「安全に配慮し道交法遵守で乗せる」 3:撮影はそうした私有地で行い「雲のエフェクトでもかけて"妄想"で2人乗り」 4:設定年齢がクリアしていれば普通に2人乗り可能な「原付2種」に変更する と、さほど歪曲せずにどうとでもなる。 ●[東京]2人乗り自転車が電車と衝突事故 news.yahoo.co.jp/articles/d68dca2231edab3140e06bcf3d94a6b1af376553 16日午後、東京・世田谷区の踏切で 京王線の特急電車と2人乗りの自転車が衝突する事故があり、男性2人が死亡しました。 警視庁などによりますと、16日午後4時半ごろ、世田谷区の踏切で、 新宿駅発の京王線の特急電車と自転車が衝突する事故がありました。 この事故で、自転車に2人乗りしていた、ともに20代とみられる男性2人が死亡しました。 電車の乗客らにケガはありませんでした。 2人乗りの自転車は、遮断機が下りた後に踏切内に進入していたということで、 警視庁が当時の状況を調べています。 ↑ 2人乗りしてなければ犠牲者は1人で済んだかもしれないということよりも、 「遮断踏切侵入」は一発で赤切符もある重大な違反。 開かずの踏切かどうか関係なく命が惜しければ待つか迂回するしかない。 「急がば回れ」に偽りなし。 それにしても、1人でイライラしてるわけでもなければ 話をしていれば時間なんて忘れるだろうに、 そんなに命がけで先を急がなければならない理由でもあったのだろうか。 ●[兵庫]2人乗り自転車と原付の衝突事故 2人乗り自転車が原付と衝突、76歳男性けが 自転車の少年?ら逃走、ひき逃げ容疑で捜査 news.yahoo.co.jp/articles/2d55254d2868c261185f6d9e4b778feb57d5bf17 18日午前4時半ごろ、兵庫県尼崎市浜3の市道交差点で、2人乗りの自転車と原付が衝突。 原付の男性(76)は転倒して右脚にすり傷を負い、 2人乗りをしていた少年とみられる男たちは自転車を置いて走り去った。 事故の直前にJR尼崎駅北側のコンビニ店員から「少年らがたむろしている」と110番があり、 署員が駆けつけると、約10人が逃走。 周囲を探していた署員が自転車に乗った2人組を見つけ、 150メートルほど追いかけたところで事故が起きたという。 この場合は2人乗りというより「家庭環境なども含めた基本モラルの有無」のような気はするので 交通教育どうこうで済む話ではないとしても、 「違法な2人乗り自転車での事故がある」という認識はしておきたい。 ●「装飾」とのことだが・・・(オリラジ藤森の自転車紹介) www.youtube.com/watch?v=acNSffyTXrM 純粋な本物のファットバイクや、見た目完全特化のチョッパーや特注品ではなく、 「見た目重視にカスタム」というのが、いかにもな「芸能人」らしさ。 「タンデム自転車の定義」 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/doro/tandem_bicycle.html 「2以上の乗車装置及びペダル装置が縦列に設けられた二輪の自転車」とあるので これは少なくとも「タンデム自転車」には該当しない。 当然、自転車に大人で2人乗り可能な125ccカテゴリなどなければ、 「タイヤが太ければ問題なし」のような規定もない。 「見た目重視」で (7分30秒頃)「装飾としてタンデムのステップも」とあっても、 少なくともステップ部分は取り付けないほうが良いし、 「2人乗りでは使わない」としても、 人目につきやすい車種で「疑わしい状態」にしておくことが果たして良いのだろうか? タンデム自転車が7月1日から東京で正式に解禁されるにあたって、 こうした「疑わしい車種・改造」については、 芸能人としてであれば尚更「誤解を招かない」ようにすべきに思えて仕方ないのだが・・・。 同じ芸人や自転車芸人でもタンデム自転車にまで造詣のある人がいないから 「気付くまでは勘違いを助長しかねない状態で野放し」ということになるのだろう。 「実際には2人乗りで使うことなどない」つもりでも、 子供の頃から「通常の自転車での2人乗りは違法」という認識があれば こうしたカスタムに至ることもなかったと思うと、やはり交通教育がいかに重要か分かる。 ●歌詞での「2人乗り」について financial-field.com/living/entry-194161 news.yahoo.co.jp/articles/9fcd4656d25db3c56c4c012132788f95089334c5 コメント欄にわざわざ誤解していることを書いている人がいる時点で周知の必要性があることが分かる。 しかしこの場合「歌詞」でしかなく、 極端に言えば「国境や制限を無視して飛んで世界一周してきた」と言い張っているようなものなので、 漫画や映像で具体的にイメージさせている場合と比較すると「あくまで想像上」と言えるが、 違法性を把握せず、「現実に真似できてしまうこと」への警戒は必要。 ▼今からでも「抜け道というか後付け設定」で回避するなら・・・ ●「親戚の完全な"私有地"の山の中を個人で舗装した道を下ってただけですよ?」 ●「実は映画撮影のために"道路使用許可を取って完全封鎖してる"設定なんですけど伝わってなかったみたいですね」 など。 単純に子乗せ以外で2人乗りしたければ 「タンデム自転車」を使用するのが定番なのに、なぜか書かれていない。 他にも「カーゴバイク」や「リアカー」や「ベロタクシー」などもあり紹介も出来たのにもったいない。 ●自転車の違法2人乗りを現実ですると・・・ twitter.com/ASAHICYCLE/status/1578642458388631552 そもそも現実に高校生で2人乗りしたければ、 原付2種免許を取得して乗れば済むだろうと思いきや 昔の「三ない運動」の影響から未だ半数は免許取得が禁止という。 タイヤ幅の太め700Cタイヤ車種であれば比較的マシとは思うが、そもそも(公道走行)違法。 羞恥心を捨てればカーゴバイクや側車リアカー牽引という方法もあるが、 「距離感の問題」だろうから、 駐輪場をどうするのかという以前に実際に使われることはまずなさそう。 それにしても、元々タイヤがボロボロでリム走行になっていたのかは分からないが、 相当質の良い耐衝撃緩衝材でもなければ 路面の「ガッタガタ」の衝撃を直に座面で受けることになるはずだが、 そんな想像も常識的な配慮も出来ないのに、相手から信頼感が得られると思うのだろうかという疑問。 根本的には、ドラマ・マンガ等で安直に使われるも 注意喚起などほぼない悪影響も少なからずあると思われるが、 事故で命を落としている例もあるというのに 「瞬間で自己満足できればいい」という判断を下してしまうのは 2人乗りに限ったことではなく、 全ての自転車乗りの「一時停止の軽視」からも分かる。 ◆「2人乗り専用」タンデム自転車使用でドラマのオフショット www.instagram.com/p/CZGOKdzlqkz/ fightsong_tbs あさひ学園に置いてあった2人乗り自転車に乗る花枝ちゃんと芦田 偶然撮影場所に置いていてPRのために演者に乗せてみただけなのか、 見切れ撮影小道具として用意していただけか、実際に使用するのか定かではないが、 これこそ真っ当な2人乗り。 「撮影のために完全に封鎖した公道 もしくは私有地内走行であればママチャリ2人乗りでも違法ではない」と 安易な使用をしないところに好感が持てる。 (サクラが混じっている可能性もあるが)少なくとも反応を見る限り、 「タンデム自転車では雰囲気が出ない」などという偏狭な感想はなさそう。 「自転車に2人で乗ってるのだから距離近いし同じでは?」と 受け止められる(若い人達が多いから?)柔軟な考え方の人達が居て安心できる。 逆に言えば、「古典的なママチャリ2人乗りでなければならない」というのが、 如何に「古臭く狭い価値観か」ということを思い知らされる。 この調子で「牽引型のカーゴバイク」や 「側車付き自転車」も様々な作品に登場してくれることを期待する。 weekly.ascii.jp/elem/000/002/633/2633868/ (耐荷重45kg:小柄で軽い人であれば乗車可能) 他にも自転車用側車が海外ではあるようだ。 blog.cycleroad.com/archives/52083106.html 日本の道路事情的には使いにくいので場所を選ぶとしても、 存在自体が非常に珍しいので、間違いなく注目される。 ▼正式な2人乗り用のタンデム自転車については別ページ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/145.html ●[福岡]2人乗りで事故 news.yahoo.co.jp/articles/199fa400f05cefa1ad802ebf8806a80bcf73e7f1 福岡県飯塚市で17日、自転車に2人乗りしていた小学生と中学生のきょうだいが車にはねられる事故がありました。 2人とも命に別条はないということです。 福岡県飯塚市立岩で17日午後5時ごろ、2人乗りの自転車と軽乗用車が衝突しました。 警察によりますと、自転車は近所に住む小学5年生の10歳の男の子が運転し、後ろに中学1年生の13歳の姉が乗っていました。 現場は坂道になっていて、自転車が坂を下っていたところ、正面から来た軽乗用車と衝突したということです。 男の子は意識がもうろうとした状態で、姉は衝突で変形した自転車に足がはさまってケガをし、病院に搬送されました。 「このような2人乗りは違法」という認識があったかどうか。 交通教育は各学校や地域で大きく差があるだけでなく、 仮に通年での交通教育が実施されていたとしても 「個人の危険行為に対する認識力」にも差があるので、気をつける必要がある。 単純に違法性についての説明に終始しても効果は薄い。 (そんな内容で、しかも1回や2回であれば尚更「一過性の交通教育」でしかなく、全く理解できていなくても何ら不思議ではない) 巷に溢れる雑多な表現方法や情報にも言えることとして、 具体的に「何」に対して「どのような状態」が危険かという【思考と理解】が不可欠。 「"自ら"前向きに楽しく学ぶ機会」と、学んだ上で「継続実行したいと思える教育の質」が問われる。 ●[神奈川]2人乗りで転倒し1人は意識不明の重体 news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-20200816193041.html 2人乗り自転車が坂道で転倒 女子中学生が意識不明の重体 神奈川新聞 16日午後0時25分ごろ、横浜市磯子区洋光台4丁目の市道で、2人乗りの自転車が転倒した。 運転していた同市港南区に住む市立中学3年の女子生徒(15)が頭蓋骨を折るなどし、意識不明の重体。 後部に乗っていた同区に住む同級生の女子生徒(14)も軽傷を負った。 磯子署によると、現場は見通しの良い直線道路。 2人は同級生の男女3人と、金沢区に自転車3台で遊びに向かう途中で、 一方通行を逆走し、坂道を下っていた。 もし「2人乗りが危険行為として忌み嫌われているほど周知されていれば」 このような悲惨な事故は防げたかもしれない。 「道交法違反だから2人乗りをやめよう」ではなく、 こうした事故もあるからこそ「2人乗りは危険」と考え、 映画ドラマや漫画アニメや歌詞などに安易に使われていることについて、 特に「表現者側の立場の人達」には【危険を認識させられていないという問題】と、 【実際に事故が起こった場合の甚大なリスク】を改めて真剣に考えて欲しい。 ●2人乗りが絵になる? news.goo.ne.jp/article/tfmplus/entertainment/tfmplus-smSBnK2o15.html 単に一昔前の「タバコを吸っている姿はカッコイイ」のような、 「印象付けの擦り込み」に毒されているだけとしか。 もしこれが2人乗り表現が出始めたときに 警察庁等から 「(フィクション世界ではない場合の公道走行では)道交法違反であることを必ず明記すること」 と幾度も厳重注意されていれば、間接的に嫌悪感を覚える人が続出して そうした稚拙な表現方法自体があっという間に廃れていたはず。 幼児にでも退化させて子供乗せ・・・は昔はなかったので背負子を使うとか、 一寸法師化させて肩にでも乗せるとか、イルカやラクダや馬にでも2人で乗るとか、 乗り物であれば原付2種・トライク・カーゴバイク・タンデム自転車・側車・リアカーなど、 代替案は簡単に思いつくだけでも数多くある。 ●フィクション世界だから違法行為OK? 漫画の世界はこの現実とは本来"全く無関係の" 物理法則すら異なるフィクション世界というのは分かる。 「そのため、漫画の中で2人乗りをするのは表現の自由」と繋げるのは、表面上分かるが・・・、 現実で2人乗りで死亡事故が起きていても、 表現者達は口を揃えて「我々には関係のない話だ。」という立場になる。 ニュース番組に触発されて事件が起こることがあっても、 「形を成すことで表に出てきて模倣される」問題より、 「包丁=危険理論」として表現が存在しなくても 「現実的に起きないわけがない防ぎようがないこと」として片づけられる。 ※「2人乗りの違法性は触れるとしても、それとは別で」 「ブレーキが十分に機能しているかどうか」も肝であることに変わりはないので、忘れてはいけない。 (「放熱版なしローラーブレーキでは排熱不足で制動力が不十分の可能性がある」など) ただ、正直(フィクション世界内であっても)「違法行為である必然性がない」のに、 「行動の正当化をしたいだけ」のようにしか見えないのがどうにも・・・。 完全なフィクション世界であるならば、2人乗りを問題視されないように、 フィクションだからこそ何でもありを活かすという意味でも、 青春の1ページを飾る目的であれば 並走・無灯火・逆走・信号無視・スマホながら見・泥跳ね運転・飲酒運転でも 何ら検挙や事故リスクも注釈も入れず、 もはや「自転車がジェット噴射しながら戦場で駆け回る」などの「なんでもあり」があっても良いはず。 「フィクション世界でも一定の法律はあるが、自分達が表現したいシーンのために2人乗り表現を使っているだけ」 と一蹴されてしまうとすれば、どうにも腑に落ちない。 特に「日常系」で「どこまで"現実"に近づけて感情を呼び起こす」をテーマするのであれば、 ▲「警察に取り締まりされることもなく2人乗りできる」 一方で、 ◆2人乗りで「普通に警察に取り締まりされる」から派生し「停学処分」や、 「2人乗りで大怪我や死亡事故」の発生するシーンを登場させて、 明確に"現実で起こるリスクを示す"という機会があっても良さそうなものだが、 フィクションにとどまらず、交通教育関連の映像ですら見たことがないのが不思議。 自転車が歩行者に対して重大事故を起こしている割合は 「自転車が被害者に比べると圧倒的に少ない」という事実があり、 それに対して、 「レアケースだから気にしなくていいわけがない」というのであれば、 「現実世界で」「レアケースでも」2人乗りで死亡事故があるのだから、 「フィクション世界でも」作品内で2人乗り自体への注意喚起する必要性を見出せない理由が謎となる。 ◆それ以前に、自転車の交差点事故が多いことが分かっていても、 なぜか見通しの悪い交差点通行の義務である徐行や 一時停止を守ることが「最優先」の指導内容になっていない時点で、「既におかしい」が・・・。 しかし、もしかしたら、根底には 「表現の規制をされることに対する絶大な危機感を持っている」という意味のほうが強いのかもしれない。 「欄外にたった一行の注釈を入れるだけで済む」としても、それすら過度に排斥感を覚えてしまうとすれば、 例え「危険理解度の低い内容の周知のための必然説明を拒絶することになったとしても」、 残念なことに、一切妥協することが出来ないのだろう。 ─────────────────────────────────── ●安直な自転車2人乗り演出 news.goo.ne.jp/article/abematimes/trend/abematimes-8671814.html 画像だけ見れば「撮影時には道を完全通行止めにしているのでセーフ」とか 「走っていないからセーフ」にはなるとしても、 所詮フィクション世界の映像化を忠実に再現できるわけがないので リアリティにこだわる意味などあるのだろうか? それに、撮影許可を得て道を完全封鎖するのであれば (ヤンキー作品なら尚更)「原付ノーヘル2人乗り」のほうが絵になるのと、 俳優は2人とも20歳超えているわけで、 作中の人物が中学生でも高校生でも「トライク」に乗せれば済むだろうに。 どうしても自転車の必然性があるとしても、 (漫画の欄外に注釈つけるように「2人乗りは違法です」とテロップ出すのはさすがに興醒めだろうから) 「牽引型カーゴバイク」で「非現実感」を出したほうがマシに思える。 ●無意識で2人乗りを増長する人々 news.goo.ne.jp/article/oricon/entertainment/oricon-2140407.html 自転車を二人乗りするノスタルジックなシーンを含む場面写真6枚が、公開された。 作中のイメージとして強調するのではなく 本来「(撮影時には周辺道路を封鎖し特別な走行許可をとっていますが) 一般的にはこのような2人乗り公道走行は違法行為になります」という注意書きが必要。 (道路交通法55条違反) 殴り合いのようなシーンであれば、常識的に分かる人が圧倒的に多いとして わざわざ「暴行または傷害罪になります」という必要はないとしても この手の違法行為を堂々と宣伝につかうこと自体が異常な感覚。 「作中表現として絶対的な必然性」があるとも思えない。 「表現の自由」はあっても誤解を与えるような乱用をされるべきではない。 ●2人乗りのリスク (タンデムや子供乗せなどの専用車種ではない2人乗り) ディレーラーガードとも呼ばれる棒を両側に付けているケースもあるようだが、 ハブ軸が曲がってまともに進めなくなってしまう恐れあり。 そもそも道交法違反だが、 地域差も大いにあるとして、警察はまともに取り締まりをせず 注意すらしないということもあり得るので、 そういう人達は違反を認識することはないのだろう。 「死亡事故も発生している」とか「破損リスクがある」ということよりも、 便利であることを優先できればいいと考えているのも 全ては「違反の注意喚起を一切せずに表現の一部として使う」ことが原因と考える。 実際には「私有地だから」「公道ではないから」「道路封鎖しているから」としても 見ている側にそんな裏側は伝わらない。 表現そのものを狭める必要はないとしても、 「違反行為として全く浸透していない違反」を扱う以上は その「リスク」については無視していいとは思えない。 ■[香川](2人乗り他)県警公式twitterで魔女の宅急便を模した交通安全啓蒙活動 ▼改めて2人乗り禁止の根拠となる詳しい内容を確認 twitter.com/kagawapolice/status/1100662258198208513 自転車の二人乗りは、2万円以下の罰金または科料となる違反行為です!(ほうきは構いません) たとえ交通量の少ない所でも、危険な行為ですからやめましょう。 ※交通閑散な場所で許可されている地域(京都など)があるのは「傘差し運転」。 返信コメントにて 車両等を含む車両の定員以上の乗車全般は法律で禁じられていますが、 自転車の二人乗りはいったい何の法令違反になるのでしょうか。 意外に「自転車は車両ではない」と勘違いしやすいかもしれない。 「自転車は軽車両だから車両ではない」も間違い。 「自転車は車両に含まれる」ので自転車(※)の2人乗りは禁止。 ※子乗せ自転車、香川県内での全域解禁済みの2輪タンデム自転車は可。 ◆車両等とは 道交法2条 十七 運転・・・道路において、車両又は路面電車(以下「車両等」という。)をその本来の用い方に従つて用いることをいう。 ↓ 八 車両・・・・・自動車、原動機付自転車、【軽車両】及びトロリーバスをいう。 ↓ 十一 軽車両・・・自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、 かつ、レールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であつて、 身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものをいう。 回りくどいが「車両等に自転車は含まれる」。 道交法「第57条」 (1項は軽車両を除くので省略) 2 公安委員会は、道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要があると認めるときは、 軽車両の乗車人員又は積載重量等の制限について定めることができる。 ↓ 全国それぞれで規定されているが、2人乗り禁止規定は47都道府県全て存在。 ※子乗せは許可されていても(タンデム等の特殊な自転車は詳細が異なるため詳細確認の必要あり) ↓ 香川での乗車人数の詳しい条文は www.pref.kagawa.jp/somugakuji/hoki/ ▼第14編 警察 ▼第6章 交通「道路交通法施行細則」 (軽車両の乗車又は積載の制限) 第14条 法第57条第2項の規定により公安委員会が定める軽車両の乗車人員又は積載重量 若しくは積載容量の制限は、次に掲げるとおりとする。 ア 二輪又は三輪の自転車には、運転者以外の者を乗車させないこと。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。 (ア) 16歳以上の運転者が幼児(6歳未満の者をいう。以下同じ。)1人を幼児用座席に乗車させている場合 (イ) 16歳以上の運転者が幼児2人を幼児二人同乗用自転車(運転者のための乗車装置及び2の幼児用座席を設けるために必要な特別の構造又は装置を有する自転車をいう。)の幼児用座席に乗車させている場合 (ウ) 16歳以上の運転者が4歳未満の者を背負い、ひも等で確実に緊縛している場合((イ)に該当する場合を除く。) (エ) 道路法(昭和27年法律第180号)第48条の14第2項に規定する自転車専用道路において、その乗車装置に応じた人員を乗車させている場合 (オ) 運転者以外の者のための乗車装置が設けられた三輪の自転車(2人以上で駆動するためのペダル又はハンド・クランクが設けられたものを除く。)に、その乗車装置に応じた人員を乗車させている場合 イ 二輪又は三輪の自転車以外の軽車両には、その乗車装置に応じた人員を超える人員を乗車させないこと。 分かりやすくするために 「荷台・器具等を用いて2人以上乗ること」と書いたほうがいいのだろうか。 1つのサドルに2人以上乗るような曲芸も当然禁止として。 ●2人乗り自転車の事故 車と2人乗り自転車が衝突 一人死亡 www.tv-sdt.co.jp/nnn/news16421138.html www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/tokai-news/CK2019022802000294.html 詳しい情報がなければ何とも言えないが 後部「座席」とあるのでタンデム自転車では?という話もあるが・・・ 特徴的な自転車であれば記事の特色のためにも書いているはず。 www.pref.shizuoka.jp/police/about/koho/3102/0227.html 交通死亡事故の発生【磐田署】 28日未明、磐田市豊田西之島地先で、普通乗用車と2人乗り自転車が衝突する事故が発生し、自転車の乗っていた30代の女性が亡くなりました。 この警察発表では特に後部座席云々については書かれていない。 ●非現実の世界では許されても現実の公道走行では違法の大人2人乗り タンデムや子乗せやベロタクシーなどではない2人乗りについて 以前も書いたが内容を少し変更して改めて書いておきたい。 「絵であり、物語だから自由」であることに間違いはない。 暴力でもドラマや物語の中なら表現の1つとして許される。 ・現実で暴力を振るってはいけない が"倫理的に根本から"分からない人間は極めて少ないはず。 一方で「現実的には2人乗りが違法」という認識が多数の人間にはあるのだろうかと。 第五十五条 車両の運転者は、当該車両の乗車のために設備された場所以外の場所に乗車させ、 又は乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない。 つまり、「死亡者も存在する危険な行為」として 率先して「※こういう2人乗りは絶対に真似しないでください」と添えたほうが賢明。 根本のジブリ作品についても、注意喚起するだけで作品が全て台無しになると思うなら 「作品自体がその程度のもの」でしかない。 このような2人乗りを一言でいうなら「危険と思わないことが本当の危険」というべきか。 それにしても、2人乗りでタンデム自転車での走行や、 原付2種でヘルメット着用するとか、(走行許可されている地域という描写込みで)ベロタクシーを使うとか、 方法は色々あると思うが、制作側の交通法に対する感覚の違いか。 無論、安易に真似されないように「2人乗り表現を使わない」というのも真っ当な方法だが、 どうしても使わなければならないのであれば、 危険な違法行為ということも何らかの方法で意識させる必要があるように思う。 ★こちらのまとめでは2人乗り以外の違反にも触れている。 ccc-cc.cc/?p=24361 無粋ですが、念の為に言わせてください。 自転車で二人乗りするシーンが、青春で胸キュンと受けていますが、 道交法で決められているように「違反」です。 そしてこの画像の中にはあと2つの違反が。 無灯火と、右側通行「逆走」です。 このアニメの作画監督は、「茄子 アンダルシアの夏」の高坂希太郎さん。 自転車に詳しいのに、なぜ、こんなに違反を描いているんでしょうか? 宮尾岳の「アオバ自転車店へようこそ」の中でも、実写版を撮るにあたって 二人乗りをするというストーリー。 こちらも、自転車乗り。 青春時代の無茶を描く為のリアリティーでしょうか? 今は、これらの危険行為で、3年以内に2回検挙された場合、 安全講習の受講が義務づけられることになりますので、ご注意を。 ●バッドエンド版であれば教材に出来るのでは?という考え inne.blog109.fc2.com/blog-entry-977.html なぜ3つの違反を含めて描く必要があったのだろうかという考察を含め、 誰か有志で、この映画のバッドエンドバージョンを製作してくれませんかね。 聖司と雫は、ここでトラックにはねられ、聖司は即死。雫も意識不明の重体。 早朝にこっそり家を抜け出しているため、所持品は何もない。 身元が分からないまま病院に運ばれ、誰にも見とられずに息を引き取る。 雫がいないことに家族が気づいて慌てだすのは、そのずっと後…。 いきなりそのシーンだけじゃなく、2時間の映画の最後がこの結末というのは、相当キツイだろう。 夢と希望と可能性に満ちた少年が、悲惨な、それでいてあっけない死を迎えることで、 自転車での無灯火二人乗り逆走の危険性を訴え、ルールとマナーを守ることを呼びかける。 日本全国の小中学校や交通安全センターで、教材として広く使われることは間違いない。 以上のような教材への昇華案も展開。 <蛇足> そして、もし「2人乗りで大して事故なんて起きていないのにわざわざ問題視する必要があるのか?」 と思ったのであれば、 まさしく「直接的な事故原因として頻発しているとは言えない」にも関わらず 「(俗称)自転車イヤホン」を危険行為とみなすことと似たようなことであることに気付くべきだろう。 (しかもこの場合聴覚そのものが原付等の免許に必要ではない矛盾まで存在する) しかし・・・根本的に異なる点として、 (罰則のみ強調する内容にはうんざりしているが) 「違反」か「危険だと思うという感想」でも、意味は全く異なることも考えて欲しい。 この場合の2人乗りは「こちらの現実社会では違反」と示しただけで、感想ではない。 一方、矛盾しているとはいえ聞こえない状態を規制されているので 「聞こえる状態」であれば「イヤホン着用でも法的な問題なし」であり、 しかも、例え聞こえなくても一時停止や徐行を"徹底的に"守ることで 余程の回避不可能な状態でもなければ事故を防ぐことは可能。 それを「私は危険だと思うのでやめたほうがよいと思います」という感想ではなく、 「(直接的な該当条文に全く触れず)違反」と言い切ってしまうあたりが、よく見る非常に残念な傾向。 レアケースを問題視して強調するよりも、 事故の直接原因となっている一時停止無視を一般的に問題視しないことへの 疑問に向けばと思うが、それもまた困難。 ●厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財の映画ポスターで自転車の2人乗り eiga.com/news/20180419/1/ (※子乗せ自転車、タンデム自転車ではない一般車への2人乗り) なお本作は、厚生労働省から社会保障審議会児童福祉文化財に指定され、 教育に携わる者が見るべき作品としても推薦されている。 「自転車の乗り方として見習うべきではない例として」だろうか。 「堤防なので公道とは言えない」 「停止して撮影している=走行していないから何も問題ない」 という言い訳は確かに成り立つとしても、 文部科学省ではないとしても国の省庁を冠するような映画で 作品中の一場面ではなく作品の象徴としてのポスターに使っている状況を見ると いかに危険認識が希薄かということが伺える。 国がこんな有様で「交通マナーを守りましょう」といくら呼びかけても、いかに道のりが険しいかよく分かる。 このポスターを起用した担当者にしてみれば 2人乗りで死亡事故が起こっているということは 極稀なレアケースとして大した問題でもないのだろう。 ※但し、昨今のクレーマー気質な意見で表現の幅が過剰に狭められていることに ウンザリする点も理解できなくもないので、ポスターを変更させるまで抗議するということが目的ではなく、 単に「国が関わっている作品ですらこんな現状」を、ただ情けなく思う。 そして、そんなに2人乗りがしたければ、タンデム自転車の有用性について考えてみてもらいたいと思う。 ※自転車ならベロタクシーやカーゴバイク、オートバイなら原付2種や3輪のトライクという選択肢もある。 ●2人乗りで事故 www.sankei.com/west/news/171216/wst1712160079-n1.html (親子乗せ、タンデム自転車ではない2人乗り) 車にはねられ男児重体 2人乗り自転車で横断中 兵庫 同署によると、現場は信号機のない交差点で、2人乗りの自転車が横断しようとしたところ、車にはねられたとみられる。 www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201712/0010824484.shtml 「男の子たちは10メートルくらい飛ばされていた。 事故のあった道は急な下り坂で、子どもの力でブレーキをかけても完全に止まることはできない。 これまでにも頻繁に事故が起きていた」と話した。 「平地であれば速度が出にくいから違反であっても危険性は低いだろう」とか 「こういう事故はレアケースでしかないので危険性を改めて伝える必要などない」という 表現者が1人でも減ることを願う。 表現方法の1つとして使うには「あまりにも危険性への理解度が低い」ことから もうそろそろ本格的に安易に使うことを禁止すべきだろうと個人的には思う。 (当然「禁止されている」「事故が起きる」「危険」ということを伝えるためには積極的に使って欲しい) ●フィクション世界での2人乗り ※2人乗り=親子乗せやタンデム自転車での走行ではなく、 「2人乗車が想定されていない一般的な自転車に2人で乗り公道を走行すること」 現実で「喧嘩=暴力は犯罪」ということを理解している上で、ドラマとして喧嘩のシーンを見るのは普通で、 当然、実際の行動を喚起するためではないとしても、 2人乗りに関しては 単に「青春の1ページとして微笑ましいもの」ではなく、 本来は「(私有地ではなく公道であれば)道路交通法違反で死者も発生している事故もある」と 理解した上で見てくれる人達が果たしてどれだけいるのだろうかと。 高額な慰謝料が発生したケースは、件数としては稀でも保険加入の”話のネタ”に利用される一方で、 2人乗りの危険性については広く伝えようとする人が少ないのが腑に落ちない。 100歩譲って青春ドラマを描きたいだけとして編集者も作者も無知で 他で普段から特に何も道交法等について触れないなら まさに交通教育の放任主義の結果として見ることもできるが、 そうではなく、何故かこれだけは途端に問題ないかのような立場をとるのは如何なものだろうか。 せめて最後に ※「走行しているのは私有地内で公道ではありません」と書くとか、 もっと言えば「自転車2人乗りで死亡事故も発生している」という危険性を知らせるようなエピソード回で 「実際は絶対にマネしてはいけない」とフォローすべきなのではないだろうか。 ●違法2人乗りの高い代償 c-2.bengo4.com/n_6735/ 「自転車2人乗り」絶対ダメ! 荷台の同乗者が落下して「重過失傷害」となることも 重過失傷害罪は、業務上過失致傷罪と同じく、5年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金です。 さらに、今回の事案では、被害者が重症ということもあり、運転者が今後、民事上高額な賠償責任を負う可能性も十分にありえます」 事故になったから問題であって、事故さえ起こさなければいいという論理は通用しない。 実際に全ての人が守っているのかどうかというのは置いておくとして、 ドラマや映画であっても最近は自動車の後部座席でもシートベルトを付けて走行することが常識となっているように 「当然守るべきこと」として表現方法も含めて考えるとすれば、 今までとは違う「ダサい」とか「恥さらし」といったイメージを付けるような 表現方法を採るべきだろうと思う。 ●(1人用自転車に大人が)2人乗りで事故 落ちた女性は意識不明の重体、漕いでいた男は重過失傷害の疑いで逮捕 「急に軽く…」2人乗り自転車から落ちた女性重体に(2017/09/24 07 02) news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000110740.html 大半の人はこのニュースを知ったところで「運が悪かっただけ」と思うだけなのだろう。 1人用自転車に大人が2人乗りで走行(以下「自転車の2人乗り」)という状態が違反という意識がなく、 様々な作品で「全く問題がない」かのような使われ方をしているとしか思えないことが問題に思える。 例えばアクションシーンで暴力沙汰がどれだけ描かれたとしても 普通は「他人に迷惑になるし悪いことで真似するべきではない」と思うだろう。 しかし、「自転車の2人乗り」は道交法違反になり、死亡事故も起こっている危険な行為とは 認識していない人のほうが多いのではないだろうか。 そんな人々に対して危険性を伝えず、 まるで「表現方法の1つであり、便利なシチュエーションとして使うことが重要であって、 年間何件もないような状況の死亡事故なんて大した問題ではない」というような思考で 安易に使うことが正しい表現方法なんだろうか。 注釈も一切なく「ちょっとくらい真似しても構わない」ような印象も受けるが、 危険性を把握してればとてもそんな戯言は言えない。 ●2人乗りで要修理 本来の1人乗りで段差などを乗り越えないような普通の使い方であれば、 折れるはずではなかった「スポーク折れ」が、違法な2人乗りでは頻発することも考えられる。 ファットバイクに特注の荷台でもつけたとすれば、 大人2人にも耐えられるタイヤの空気圧量としては十分なのかもしれないが、 それ以前に「総重量が増える上に、設計想定外の重量バランスになることで操作性が著しく落ちる」ことで ハンドル操作が十分にできずに「フラフラする」ことになることが予想できる。 坂道を下ってそのまま命を落としたという事故もあっただけに、 「私有地」という注釈もないような、道交法無視を推奨しているとすら思える歌詞や 漫画/アニメ/ドラマ/映画/小説などを決して真似してはならない。 (子乗せではなく) どうしても2人乗りがしたいなら「道交法無関係になる自分や家族が所有する完全な私有地内」か 「タンデム自転車」、走行が許可されている地域で「カーゴバイク」等を使用すること。 ●[京都]2人乗り禁止を啓蒙するポスター www.sankei.com/west/news/170115/wst1701150035-n1.html cyclist.sanspo.com/309732 “ちりりん娘”、京都府警とコラボ…「二人乗りはだめだよ」 京都工芸繊維大の学生がポスター作成 (もちろん子乗せ自転車でもなくタンデム自転車でもない)一般的な自転車に2人乗りに関する内容。 表現方法として未だに「法律(条例)違反という問題意識が一切なく」使われることが後を絶たないことを 「死亡事故も発生している」という現実を見据え、どうにか是正する必要はある。 そしてやはり一時停止を優先的に守らせたいという感覚がないのが残念。 ●[兵庫]自転車の2人乗りで逮捕 topics.smt.docomo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20160924003 もちろんタンデム自転車でも、子乗せ自転車でもない。 自転車に女性と2人乗りしたとして、兵庫県警西宮署は24日、道路交通法違反(定員外乗車)の疑いで、 西宮市内の会社役員の男(50)を現行犯逮捕した。 男は当時酒に酔い、2人乗りを警告した警察官から逃げようとしたといい、 調べに「ガードマンだと思った」などと話したという。 逮捕容疑は24日午前1時40分ごろ、同市本町の市道で、 自転車の後部荷台に知人女性(20)を乗せて走行した疑い。 自転車は女性のものだった。容疑を認めており、逮捕から約8時間後に釈放された。 自転車保険を推進するための理由の1つとして使われる 自転車が加害者となる「高額な賠償金」のケースでも わざわざニュースになったくらいなので、多すぎる自動車事故に比べて 「全国的に稀」ということだが、珍しいケースでも 「全くないわけではない」というだけでも意味がある。 今年の7月には岩手県で2人乗りが原因による「死亡事故」も発生している。 www.daily-tohoku.co.jp/news/kita_ar/20160712/201607120P147920.html いくら便利であっても禁止されている以上はドラマや映画などをマネするのはやめておいたほうがいい。 ●2人乗りは禁止 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12199944300.html 相変わらず「公道ではない場所なら構わないだろう」ということで 映画のCMなどで海岸近くの堤防のようなところで平然と乗っているようなのを見ると、 作り手のモラルの低さにガッカリする。 直接的に道交法で一律の規定ではないが「47都道府県それぞれで規定があるので全国的に禁止」 例外としては「2人乗りタンデム自転車での走行」や 「ベロタクシー」と呼ばれる主に観光地で使われる乗り物くらい。 あとは、子乗せにハンドルロックが必須かどうかはさておき、 両足スタンドや、「荷台ではなくフレームが」対応した強度があるかどうか。 例:東京都 道路交通規則 (軽車両の乗車又は積載の制限) 第10条 法第57条第2項の規定により、軽車両の運転者は、次に掲げる乗車人員 又は積載物の重量等の制限をこえて乗車をさせ、又は積載をして運転してはならない。 (1) 乗車人員の制限は、次のとおりとする。 ア 二輪又は三輪の自転車には、運転者以外の者を乗車させないこと。 ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。 (ア) 16歳以上の運転者が幼児用座席に幼児(6歳未満の者をいう。以下同じ。)1人を乗車させるとき。 (イ) 16歳以上の運転者が幼児2人同乗用自転車(運転者のための乗車装置 及び2の幼児用座席を設けるために必要な特別の構造又は装置を有する自転車をいう。)の幼児用座席に 幼児2人を乗車させるとき。 (ウ) 自転車専用若しくは自転車及び歩行者専用の規制(標識令別表第1の規制標識のうち、 「自転車専用」又は「自転車及び歩行者専用」の標識を用いた法第8条第1項の道路標識による規制で、 当該道路標識の下部に「タンデム車を除く」の表示がされているものに限る。)が行われている 道路又は道路法(昭和27年法律第180号)第48条の14第2項に規定する自転車専用道路において、 タンデム車(2以上の乗車装置及びペダル装置が縦列に設けられた二輪の自転車をいう。)に、 その乗車装置に応じた人員までを乗車させるとき。 (エ) 三輪の自転車(2以上の幼児用座席を設けているものを除く。)に、その乗車装置に応じた人員までを乗車させるとき。 イ 二輪又は三輪の自転車以外の軽車両には、その乗車装置に応じた人員を超えて乗車させないこと。 ウ 16歳以上の運転者が幼児1人を子守バンド等で確実に背負つている場合の当該幼児は、 ア((イ)及び(ウ)に該当する場合を除く。)及びイの規定の適用については、当該16歳以上の運転者の一部とみなす。 ●[岩手県]一般車に2人乗りで死亡事故 www.47news.jp/localnews/iwate/2016/07/post_20160713011451.html 久慈署によると、現場は市立侍浜中から南西約800メートル。 下り坂の左カーブを曲がり切れず、道路右側の電柱にぶつかったとみられる。 2人乗り自転車というタイトルだけ見て 「まさかタンデム自転車で事故?」かと思ったら「違法な2人乗りをしていた一般車」だった。 マンガやドラマや映画や歌詞などで あまりにも違法な2人乗りに関しての危険性の感覚が甘すぎるのが問題。 「フィクションの世界だから何をやってもいい」を曲解しすぎている。 交通関連で言えば自動車で後部座席でもシートベルトをしめてみたりする一方で、 自転車の違法な2人乗りは「まあスピードも大して出ない自転車だから」のような感覚で 済ませようとしているのはもっと危険視しても良いのでは? ●自転車での(子乗せではない)2人乗り表現と荷台の規格について takesno.com/archives/2855 未だにありますが、ドラマやCM等の自転車の二人乗りシーンも以前より減っている気がします。 (中略) けど自転車の二人乗りって、雰囲気を出すのには本当にピッタリなんやと思います。 某歌詞にもあるが「2人乗りで坂を下るときにブレーキをかけてゆっくり進めば問題ない」わけがない。 某自転車マナーについても書かれている漫画の(子乗せではない)2人乗り描写でも 特に「道交法上は問題がありますが」といった注記もなく表現方法の1つとして描かれていたことがあるが、 あれにはガッカリした。 作り手側の認識の甘さというよりも、単純に「表現力が拙い」というアピールをしているような印象を受けた。 公道であれば(3輪のトライクや2~4輪加工を施したタンデム自転車は雰囲気が違うというのは分かるとして)、 シンプルに「疲れたとか怪我で歩けなくなったので背負う」とか、2人で乗るだけなら手漕ぎボートを使うとか、 2人乗り密着描写をしたいのであれば、2人乗りが許可された「原付2種」を使い、 心の距離感でも出したいなら別撮りで停止した状態でヘルメットを被らずスローモーションにでもして 風でも当てて適当に白くキラキラするような加工でもすればいいんじゃないかと思うのだが、 作り手にしてみれば「たかが自転車の細かい違反ごときでグダグダぬかすな」という感覚なんだろうか。 あとは「完全に私有地」であることを「しっかりと映した上で」使うという方法がなくもないが・・・ (例えば、殴りあう喧嘩のアクションシーンを暴力と言い換えるまでもなく、 日常生活で行使することで罪に問われるというのは常識的に分かっている人が多いとしても) 自転車2人乗りでは私有地かどうかということを気にして問題を切り分けて考えられる人が多いとも思えないので無意味か。 ▼クラス18の自転車に27kgのリアキャリアを付けても意味がない 荷台だけ強くっても、自転車が強くないと本末転倒です。 ちなみに当たり前ですが、この自転車に27kgまで耐えられる荷台を付けても、18kgまでの荷物しかダメです。
https://w.atwiki.jp/talesrunnner/pages/88.html
これらの数字は正確ではないので もっと詳しい数字を計測できる方がいらっしゃれば 自由に書き変えてもいいです スーパージャンプコースの障害物、通称「羽」の時刻表 ※「約」、なので絶対にこの時間に来るというわけではありません。 上の画像よりもちょっと早いくらいのタイムです 現在 00 16 60~01 41 20まで 00 16 60 00 18 00 00 19 50 00 20 70 00 22 00 00 23 40 00 24 80 00 26 15 00 27 30 00 28 60 00 30 10 00 31 50 00 32 95 00 34 35 00 35 50 00 36 70 00 37 90 00 39 50 00 40 90 00 42 20 00 43 50 00 44 90 00 46 30 00 47 60 00 49 00 00 50 20 00 51 45 00 52 80 00 54 10 00 55 50 00 56 85 00 58 10 00 59 50 01 00 85 01 02 40 01 03 65 01 05 00 01 06 20 01 07 50 01 08 90 01 10 30 01 11 75 01 13 10 01 14 35 01 15 75 01 17 00 01 18 25 01 19 60 01 21 00 01 22 30 01 23 70 01 25 10 01 26 30 01 27 65 01 28 90 01 30 15 01 31 65 01 33 00 01 34 40 01 35 75 01 37 00 01 38 40 01 39 85 01 41 20
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長老ヶ岳 京都府南丹市と京丹波町の境界にある山。 916.9m。 長い尾根の西端に近い位置にある。 林道途中に新しい仏主峠がある。 このページの自転車ヒルクライムとしては林道舗装終点をゴールとする。 峠位置 京都府南丹市/京丹波町 道所在地 京丹波町(ルートによって南丹市) 距離 路面距離(計算値) 最大標高 917m 最大標高差 650m 平均勾配 舗装状態 4 路面状況 3 交通量等 1 スタート 交差点ゲート、橋 ゴール 舗装終点 地図 山頂 ルート地図 長老ヶ岳山頂。 右は聖火台。 三角点、石碑もあり、周囲も整備されていて、眺望も結構良い。 周囲は僻地同然だが、屋根付きの休息地まである至れり尽くせりな山頂。 林道長老ヶ岳線? 全線?舗装路だが途中コンクリート舗装区間がある。 序盤にゲートがあるがゲートの谷側から抜けられる。 記憶では、前半は急カーブがなく急勾配ステージがあり、後半は九十九折れ状にヘアピンカーブや急カーブを登っていく感じ。 前半のコンクリート激坂ステージを越えて急カーブをひとつ超えればその先平均勾配は落ちる。 登り応えのあるコースで、京都市街地周辺から自走の場合、かなりハード。 何もないところではあるが、ヒルクライムしに行く価値は十分にある。 近畿自然歩道 序盤舗装路、中盤以降未舗装路。 階段区間などが結構多く、ヒルクライムで登ることの出来る人は限られている。 ダウンヒルは人によるが、ハイカーが多いため要注意。 登坂走行ルート 林道長老ヶ岳線?(○(44分)) 登坂未走行ルート 近畿自然歩道他 スタート地点。 あまごの里の矢印のほうへ行くと洞峠。 スタート地点から少し登ったところにある分岐点。 メインルートのような右は近畿自然歩道ルート。 林道長老ヶ岳線は左の橋を渡って道なりに進む。 林道舗装区間終点。 自転車ヒルクライムとしてのゴール。 奥に電波塔がある。 電波塔側からのゴール。 電柱のところにある取り付きから長老ヶ岳山頂へ行ける。 初挑戦の際には、すでに足が攣っており、山頂までのわずかな距離さえ登ることが出来ず引き返した。 ただし近畿自然歩道側から。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/16.html
◆このページはこれ以上追加できません。続きは「交通法規2」 ↓ http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/78.html 2015.10.17 ◆防犯登録関連は別ページに移動しました 2015.10.3 ◆遮音関連(イヤホン、ヘッドホン、カーオーディオ等の規制)は別ページに移動しました 2015.10.3 ◆傘・携帯電話・スマホ関連は別ページに移動しました (但し、複数に跨ぐ内容の場合はこのページ) 最終更新日:2016.5.15 ●[群馬]自転車への違反警告数が減少、●「おんぶ紐」を強調する報道の表現方法 5.8 ●交通法規が絶対的に命を守ってくれるわけではない 〃 ●[東京]無理な横断で赤ん坊が犠牲に、●[埼玉]信号のない丁字路での事故●[宮城]自転車レーンの定義? 5.1 ●公道での身の守り方、●交差点(横断歩道上)で自動車による左折巻き込み事故と防止対策案 4.17 ●交差点の危険度を甘く見過ぎて起こる事故 〃 ●[京都]交通安全に向けた教育面からの取り組み 〃 ●[東京]高齢者の自転車交通の安全確認大会 〃 ●[山梨]左右の確認不足や一時停止無視などが原因に、●[愛媛]交通活動 4.3 ●一時”不停止”の末に→移動■(引用)特別措置ページ 、●[京都]府内発の講習対象は「遮断踏切立ち入り」 3.27 ●[海外]自転車レーンを塞ぐ駐車に対する奇策 〃 ●誤解されやすい内容が拡散する経緯 〃 ●誤解されやすい「よくある勘違い的な内容」 3.20 ●高校生が歩道走行で高齢者と衝突事故(▼歩行者の通行マナーの一部紹介) 〃 ●[大阪]マナーアップへの取り組み色々、●[兵庫]赤信号無視(で赤切符)2回で講習 3.13 ●高齢者の自転車事故に注意 〃 ●2015年6月~12月末までの赤切符発行数最多は「赤信号無視」 〃 ●一時停止無視で起こった事故 2.28 ●(3人子乗せ電アシ等の)歩道の危険走行の違法性について 〃 ●[京都]府内初の安全講習者と無灯火違反のデータ 2.21 ●関西の各大学が講習や保険加入を推進 2.11 ▼[大阪]通行帯で自転車走行の環境整備したつもりが悪化させた例 2.7 ●[大阪]一方通行違反に「警告」 1.24 ●[大阪]自転車の赤信号無視の取り締まり強化 1.17 ●道交法43条「一時停止」の重要性 ●[愛媛]自転車を追い越す際には「1.5m」の思いやりを 〃 ●スピード&ブレーキレコーダー? ●自転車の危険行為、半年で約6500件。講習は4人のみ 2016.1.3 ●[愛媛]ヘルメット着用率の増加 〃 ●中高生の自転車通学についての最新動向について 2015.12.20 ●歩道走行時の徐行を阻害している原因とは、●「子ども自転車免許制度」 ●2015年も赤切符発行数が最も多いのは「信号無視」、●交差点での事故の原因 11.29 ●歩行者専用,●「中高生の通学での自転車問題」 11.22 ●[大阪]講習受講の2例目と3例目(予定) ●[愛媛](側面距離)思いやり1.5m運動 ●[北海道]車道の自転車ナビライン実験の結果 ●道路のナビラインの路面表示の統一化、自転車道の一方通行化などの提言案 ●[東京]都内で初の講習受講命令。男性会社員(23) ●[岡山]前輪ブレーキなしで安全講習命令(21歳学生)→●ジャイロブレーキとは ●事故回避の方法 ●自転車利用者に聞く道路交通法改正後の「違和感」 10.31 ●[宮崎]自動車の暴走、▼[高知]無灯火での警官への衝突事件の更に続報 10.25 ●「自転車道の定義」「各地の摘発数」「無灯火衝突の続報」「荷台曲げと道交法違反」 10.17 ●自転車横断帯、●ナビマーク 10.6 ●矢羽根マークで走行位置の表示 10.3 青森の警告表発行枚数、ナビラインの敷設形式 9.27 行政のヘルメット関連制度 9.19 標識の効果が低い場所 9.6 ■自転車横断帯の問題、栃木の遮音・携帯規制の続報、他 8.30 傘関連、遮音規制、罰金を言い渡された酒酔い運転、無灯火根絶への1歩 8.7 歩道走行に関する勘違い、スケープゴートと信号無視 8.1、3 栃木県でも手持ち携帯電話の使用と遮音規制 2015年9月1日から。 7.31 安全とは 7.30 全国初の講習対象者、ウインカーについて 7.20 上部「2015年6月の暫定の赤切符の発行数」~車道の走行方法(動画)まで追加 6.27、7.2 7.4 一部追加 6.21 傘、イヤホン関連追加、自転車免許制度について 6.15 大阪での赤切符発行、販売店の誤解 6.12-13 イヤホン関連の記事、自転車横断帯の撤去、青以外の自転車通行帯、他 6.10 酷い道路 6.9 47都道府県の防犯登録の有効期限、実際の赤切符の発行数など 6.7 「実際の6.1の47都道府県の自転車啓発活動の模様」(ページ最下部)、他 6.5~6 誤解していると思われる基準、傘について、警告票と赤切符の違い、スマホ注視など 6.1 改正道交法施行の初日 5.30、31 予測走行、他 5.15 赤信号無視で罰金刑、改正道交法施行令 4.5 微修正のみ 3.29 大阪で赤切符取り締まり、自転車走行で最も気を付けるべきこと 3.14若干追加 2.21 2人乗り表現、一時停止と信号無視など 2.8 ありがちな誤解 ●[群馬]自転車への違反警告数が減少 news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-35367020.html 並走や無灯火 自転車の違反警告 11年ぶり10万人割れ 違反への警告が減った理由は交通安全に対する意識向上が図られたから? ・人員が割けられなかったなどの理由により警告票を出す日数や時間が少なかった ・今までは警告を積極的に出していたが、2015年6月の講習開始から効果があったように見せるために前年に比べ意図的に減らした という理由も考えられる。 いや、複合的に「人員コストも減らせて効果的にも見える」両方の理由かもしれない。 他にも考えてみたが・・・・ 「今までは比率的に過剰だった遮音警告を減らし、事故に直結する赤信号無視や一時停止の無視の監視に力を入れたから減った」 というのはないだろう。一時停止無視に本気で警告数を増やせば前年の倍以上は軽く超えることになるはず。 ●「おんぶ紐」を強調する報道の表現方法 cs-shinwa.sblo.jp/article/175241067.html 危険運転や事故に対してイヤホンを表題に使う報道手法と同じようなもの。 本質的な危険を防ぐための「安全な走行に必要な常識的な通行方法」を無視して なぜか「道具そのものが問題」という視点のすり替えを起こさせるような内容。 今回の理由としては保育所問題のように 「まだ小さい赤ん坊が背負われて自転車で移動させなければならないような社会が悪い」ということを 強調したいという思惑もあるのだろうか。 もちろん事故そのものは防がなければならないし 「親権者であれば己の都合ではなく子供の安全に留意する義務を果たせ」とは思う。 (意識しすぎる余りに安全に対してヒステリックになってしまい過保護になるのはそれはそれで問題だがそれは別件) しかし、こうした報道姿勢に違和感を持たず乗せられて呼応してしまい 「誘導したいであろう方向」へ向くことは避けなければならない。 ●交通法規が絶対的に命を守ってくれるわけではない news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1605050020.html 東京都で子供が横断歩道を青信号で渡っていて左折してきたトラックに巻き込まれた事故 下にある埼玉での「●交差点(横断歩道上)で自動車による左折巻き込み事故と防止対策案」と同じような状況だろうか。 大型車は死角が多いのでまともな運転手であれば確認しているとは思うが、 「4年間もアンダーウインドウを塞いでいたがこれまで大丈夫だったんだから問題ない」 「事故が起こっても無制限の保険に入っているから問題ない」 被害者(遺族)はそれで納得するとでも? 「見えない位置に人がいるかもしれない」と 特にまだ十分な危険性を把握できていない子供がいると考慮し 「常に緊張感を持って」走行しなければならないという自覚が欲しい。 どれだけ謝ろうが金を何億積もうが亡くなった人は戻ってはこないのだから。 自転車走行のルールを教える親権者側の役割としては、 「交通ルールを守ることも大事だけど、青だから進めばいいというものでもなく、 世の中にはとんでもないような人間もいるので、 自分の身を守るためにも注意して”止まる”避ける”といった走行ができるように」 事故に遭う前に慎重且つ丁寧に教え込む必要がある。 ●[東京]無理な横断で赤ん坊が犠牲に news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ564401J56UTIL013.html 小金井署によると、現場は片側1車線で、信号や横断歩道のない直線道路。 道路を横切ろうと渋滞中の車列の間から出た女性の自転車が、左側から来た乗用車と衝突したという。 news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10010510791_20160506.html 現場は横断歩道のない片側一車線の直線道路で、これまでの調べによりますと、 自転車は信号待ちをしていた車の間をすり抜けて横断しようとしていて、 センターラインを超えたところで乗用車と接触したということです。 7ヶ月ということであれば子乗せ自転車を使うにはまだ早いので、おんぶ紐で間違いではない。 しかし、「交通ルールを軽視することが、自分の子供の命を軽視する」と微塵も考えなかったのだろうか。 それとも「子育て中の親であれば自動車は必ず止まる」とでも思い上がっていたのか。 「車列から突然自転車が出てくることが常識」で「それを交わせる自動車も常識?」 子育て応援キャンペーンも結構だが、こうした「交通安全に関する身近な講習」として 危険性を学ばせる実効性のある機会は一体どこにあるのだろう。 (数少ない講習対象者がいるだけの「赤切符2枚で講習開始」に意味があるとは思えない) ●[埼玉]信号のない丁字路での事故 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-35298483.html 自転車側が徐行→一時停止していれば防ぐことができた事故。 自動車側も警戒の必要があったといえるが、速度等も不明なので、実際に反応できたどうかは分からない。 いつもの慣れている道で車が来ないことに安心しきっていて 「いちいち止まらくても大丈夫だから」といった 「慢心こそが事故に繋がる」という自覚を持つことが必要。 「自転車」対「自動車」どちらか弱いかということは子供でも分かること。 免許を持っている自動車側が注意を払うのも当たり前ながら、 弱者である自転車は自衛を怠ってはならない。 ●[宮城]自転車レーンの定義? news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20160502_13042.html 大半の部分が道交法上の「自転車専用通行帯」に該当し、法的にも他の車の通行が禁じられている。 工作物で区画された「自転車道」があれば「走行しなければならない」ことになるが、 「塗装されているだけの自転車レーン」は law.jablaw.org/futsuujitenshasenyoutsuukoutai 青色塗装してあってもそれが「普通自転車専用通行帯」かどうか、 「その場所を通らなければならないかどうか異なる」ため非常に分かりにい。 ●公道での身の守り方 youtu.be/IfsvVTEEzpM?t=14m50s 「アクションカムについての考察」ヘルメットの上部にカメラの存在感をアピールしつつ実際に録画。 しかしそのカメラ周りの費用が諸々で約5万円ということからして、現実的に広がるかというと厳しいだろう。 動画内でモックアップというかダミーカメラを販売すればいいという案もある一方で、 コメント欄には「カメラをもぎ取られて捨てられたことがある」という信じられないようなケースも。 ▼その1「カメラ録画中(ドライブレコーダー作動中)」 では、そういう無茶苦茶な感覚の輩に対処する対案として何かないのかといえば 「恥を捨てるといった覚悟が必要にはなるが」 背中に「カメラ録画中」と大きく書いた紙をゼッケンのように付けて走れば 少なくとも同一車線の後ろから走行する自動車・オートバイへの圧としては効果的とは言える。 ▼余談:肖像権についての内容 Google Glassで問題になった点でもあるが、「可能性として」自転車でのドライブレコーダーでも、 (特定の相手や目的があって人物を撮影したのではなく、不特定多数を景色の一部として撮ったとしても) 余程疚しいことがあるのか、録画自体に異様に拒否反応を示し、 公道でもプライバシーや肖像権を持ちだして怒り狂うような人がいないともいえないのが難しいところではある。 しかし、SNSの波及で事実上「間接的な衆人監視状態」になっているのは今更なので 公道でプライバシー権を声高に叫ぶのも何だか時代錯誤に思えるが・・・。 (一方で特定できる人物を公開することを前提として使用するというのは問題がないとはいえない) ◆参考:肖像権について www.mc-law.jp/kigyohomu/4984/ <人物特定不可→肖像権の侵害とならないケースの例> ・風景の一部として人物が写っているが人物が特定できない場合 ・撮影後,画像を編集し,人物を特定できないようにする場合(グーグルストリートの例) <肖像権侵害×判断基準> この項目でも該当しないケースについて挙がっている ▼その2「地域名」 別の対策としてこちらも「恥を捨てるといった覚悟が必要にはなるが」 防犯対策の実験として使われた「品川区」自転車 portal.nifty.com/2007/03/08/a/ 要は「私人には見えない」交通啓蒙活動を行っているという見た目であれば警戒するのではということから、 (服装を完全にコピーするのは問題なので) 単に「地域を大きく書いたジャケット」を着るだけで、意外に効果があるような気がする。 ▼だからといって全ての事故が防げるというわけでもなく この2つの対策は後方から来る同一車線や方向で 「過剰な幅寄せ」や「無理な割り込みからの左折」といったケースであれば効果は高いと思う。 しかし、例えば動画内にあるような脇道からの飛び出しに関しては 相手がこちらを確認する前に見えない位置から接近しているため 「録画や交通安全的なダミー」自体に事故”抑止”効果はありえない。 他にも、 車道の交差点で対向車線からの右折、要するに手前の脇道に入ろうと曲がってくる反対側の車線の自動車やオートバイが 「こちらの存在に全く気付いていない」場合は、 「事故になってしまった場合なその録画データは偽証を覆すための参考にはなるが」 「事故そのものへの直接的な抑止」とは、なり得ない。 そういう対策として?自転車でも板を挟むだけでうるさい走行音を上げるようなジョークグッズのようなものがあるが 「走行音として騒音レベルを撒き散らすのは安全」といった超論理展開はしたくないのと、 「騒音運転の禁止違反(道路交通法第71条第5号の3)」に自転車は含まれないとしても「常識的なマナー」としてありえない。 ▼結論としては 防犯対策と似たようなもので、「絶対はありえない」として「それなりに対策を講じた上で」 「過剰に注意深く走行するしかない」ということになる。(2016.5.1) ●交差点(横断歩道上)で自動車による左折巻き込み事故と防止対策案 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-35243381.html これが仮に 「自転車は絶対に車道走行しか認められない環境」で 「大型トラックのが左折のウインカーをしっかり早めに出していた」 「自転車は左折車が先行する状態であれば、その車の後ろについて走れば」 事故は起きなかったといえるのかもしれないが・・・ 現実としては 「歩道走行も実質的には気分で走行可能」 「大型トラックの左折ウインカーはギリギリどころか出さずに曲がってくるような可能性もあり」 そのうえ歩道に植え込みでもあれば更に気付きにくい。 自転車側もトラックが避けてくれるだろうと期待して、トラックが左折中に自転車が突っ込む可能性だってある。 ということを想定できれば、実際に事故を防ぐには ▼トラック側は傍若無人な自転車を想定し 「左折時はとにかく徹底的に徐行。死角を意識しとにかく過剰なほどにゆっくり進む」 ▼自転車側は傍若無人なトラックを想定し 「横断歩道の走行時には徐行をしっかり意識し、右側にもきちんと注意を向けて走る」 と、事故が多いことを意識し、注意深く走行することを常に心がけておくことが必要。(2016.5.1) ●交差点の危険度を甘く見過ぎて起こる事故 news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20160410-567-OYT1T50041.html 堺市中区深井清水町の府道交差点 news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-NS001000411185502.html 笛吹市御坂町二之宮の市道交差点 どれだけ事故があっても交差点での減速や徐行や一時停止の重要性を無視し続けるとすれば 「考え方の違い」としか言いようがないので せめて危険性に気付いた人達だけでも 「自動車/オートバイ/自転車関係なく傍若無人な走行をする者から自衛のために」 「身近で起こりやすい事故から身を守ることを真の常識として」 注意深く通ることを心がけて欲しい。(2016.4.17) ●[京都]交通安全に向けた教育面からの取り組み cyclist.sanspo.com/246068 「どこかでこういった事故が起こっている」「交通ルールはこうである」 と紹介しても結局のところ「自分自身の印象」に残らなければ意味が薄いようにも思える。 スタントマンが再現する事故現場であっても「ショー」のようなものとして 認識されてしまえばやはり効果は薄くなる。 単純に「日常生活が崩壊しても構わないかどうか」ということに尽きるような気がする。 「当たり前の毎日が過ごせない」ことへの恐怖感こそが防衛本能を呼び覚まして 「守る意味がある」と思えるのではないか。(2016.4.17) ●[東京]高齢者の自転車交通の安全確認大会 cyclist.sanspo.com/245396 こういう催しに積極的に参加をするような高齢者であれば 普段から車道右側通行や一時停止を無視する確率も低いはずなので 結果事故に遭う確率は減ると考えられる。 反対に、慢心的に「今まで大丈夫だったんだから自分は絶対に間違っていないんだ」 という感覚が強ければ、高齢者に限らず「事故に遭う確率は高くなる」と見るのが自然。(2016.4.17) ●[山梨]左右の確認不足や一時停止無視などが原因に cyclist.sanspo.com/245370 要因については「被害者だけでなく、ドライバー側の問題もあり分析が難しい」 ドライバーという使い方を自転車に使うことはないはずなので「自動車の運転手」ということだろう。。 自転車は「交差点で左右の安全をしっかりと確認しない」「一時停止場所で止まらない」などが目立った。 交通法規遵守の精神どうこう以前に、 「自分自身の身を守るために」相手側の問題走行にも効果的な対処方法として 「一時停止」があるということを広める必要がある。(2016.4.17) ●[愛媛]交通活動 cyclist.sanspo.com/245388 ドライバーに自転車を追い越す際に1.5m以上の間隔を空けるよう呼びかけるプレート や「自転車も左側」など。 交通運動にしても注意や呼びかけにしても、一過性のイベントで終わってしまうと 「その場だけ気を付けていればいい」と思わせてしまいがちなので、 「どれだけ継続的に」「どれだけ多くの場所で」活動を出来るかということが 浸透性を高める鍵だと思う。 しかし、人員を集めるのもその活動費用も考えると相当難しいのが分かるだけに、 別の方策も推し進める必要がある。(2016.4.17) ●[京都]府内発の講習対象は「遮断踏切立ち入り」 cyclist.sanspo.com/242427 列車との事故の場合、単に自転車と自動車やオートバイや歩行者などの少人数で済むような事ではなく、 2次被害が甚大なものになるという自覚が明らかに不足していると言わざるを得ない。 その現場の時間帯の遮断機が上がるまでに何秒間かかるか分からないが、 命を危険に曝さなければならないくらいに切迫するほど時間に迫られる状況というのは有り得るのだろうか。 そして今回は記事内容2点を評価。 交通切符を「赤切符」と説明している点、 もう1点はよくあるミスリードで 道交法の取り締まりの根拠となる内容自体が変化したわけではないにも関わらず 一律で「取り締まり(赤切符発行ということはもちろん書いていない)自体が厳しくなった」 という言い回しではなく、誤解を生じさせにくいように講習制度を説明している点。 あとは「警告(票)ではなく赤切符の発行2枚で」という文言もあればベストだった。(2016.4.3) ●[海外]自転車レーンを塞ぐ駐車に対する奇策 greenz.jp/2016/03/23/transformationdepartment/ 駐車違反を取り締まらない、走行路の整備が十分ではないといったことに対して独自に対抗したケース。 もちろん使用許可も得ず勝手に物を置くということに問題がないとは言えない。 しかし、せっかく自転車通行帯が整備されていても、 まるで「自動車が優先だから自転車の走行場所なんて無視しても構わない」とも考えられるような駐車状況を 省みないということは、結局は自動車としても 自転車が駐車車両を避けるために後ろを見ずに振り返るような(これ自体も問題行動だが)ことを招き 安全ではない状況、走りにくい状況を作り出してしまうという自覚が足りないと思う。 他には、 駐車レーンを確保できる十分な道幅がある場合は、 車道の横に自転車通行帯を設置するという方法もあるが、 今度は駐車車両との接触等が起きやすいといった可能性も出てくることに。(2016.3.27) ●誤解されやすい内容が拡散する経緯 ▼まず記事元のページである政府広報のページ www.gov-online.go.jp/featured/201105/ 「信号を守ることや一時停止についても当然触れている」 罰則についても記入してあり、こちらがメインの内容。 最後に下部にある内容の中で地方条例での規定を 特に罰則等は記入せず「非推奨行為」としてまとめている。 (現在規制の根拠となる条文のない地域もあるのだから当然といえば当然) 香川のように「実際の事故を起こさなければ違法ではない」という地域もある。 携帯電話を使いながらの運転 やめたほうが良いという内容としても 携帯使用禁止の条文がない地域は存在しないということのようだ。 傘さし運転 例外で使用が認められている地域についても同様。 イヤホンやヘッドホンで音楽などを聴きながらの運転 これも同様に「やめたほうが良い(推奨)」内容としても 音量等の細かい規定があることについてはどうでもいいのだろうか。 あとは、音が聞こえていれば自動車の追突は防げるという捉え方ができる内容というのも、ちょっと意味が分からない。 挿絵では未舗装の細い路地のような場所で後ろからクラクションを鳴らされているような状況。 細い路地では自動車が優先でクラクションを鳴らして自転車を退けさせることが合法? そして、例え幹線道路であっても車道走行中に車道外側線より内側の左側端を適切に走行していても 「自転車は邪魔だから退けよ」という意味合いであったとしても、問題視すべきは自動車側ということにもなる。 また、自転車を轢く気満々の(飲酒運転や認知症老人も含め)危険ドライバーの暴走から 音さえ聞こえていれば(間違いなくとは言わないが)ほぼ退避できる というのは何か聴力に過大な期待をしすぎに思えて仕方がない。 よく注意しなければならない内容として最も重要なのは「実際の事故」 「ここが危ない!自転車事故」 「事故」に触れているのはこの項目。 中身として本来最も重視しなければならないのはこの内容では? ▼自転車事故の約7割が交差点で発生 「止まれ」の標識のあるところでは、必ず一時停止をして、安全を確かめなければなりません。 ▼自転車事故で亡くなった人の7割以上がルール違反 信号を守る、一時停止をするなど(中略)それをきちんと守ることが大事です。 ↓ ▼3月22日 記事タイトルは「自転車は、ルールとマナーを守って安全に」 prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000007444.html 大原則である「安全利用の五則」の詳しい内容は「各自リンク先で確認」ということになっている。 そしてなぜか「ながら運転」だけ全て貼り付けているという謎。 優先順位としてまるで「安全利用の五則」よりも「ながら運転のほうが危険度が高い」かのような内容。 ↓(この記事をみて書いたわけではないと思われるが日付順として並べた) ▼3月24日 記事タイトルは「内閣府政府広報室、自転車のルール&マナー確認を呼びかけ」 cyclestyle.net/article/2016/03/24/33962.html 「自転車安全利用の五則」と「ながら運転」を並べて表示しているが、 信号や一時停止については全く触れず。 末尾に書いてあり馴染みが深い単語として「携帯電話」や「イヤホン」が記憶に残りやすいかもしれない。 ↓(この記事をみて書いたわけではないと思われるが日付順として並べた) ▼3月27日 記事タイトルは「内閣府が自転車のマナーとルール呼びかけ 「傘さし」「ヘッドホン」は「絶対やめて」 nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/26/news032.html ここから急に多くのサイト等にコピペ的に拡散しているように思える。 改めて確認しておくと、元の内容のどこにも「絶対」という文言は入っていない。 www.gov-online.go.jp/featured/201105/contents/yame.html 「やめましょう」→「絶対やめて」 筆者自体が22日や24日の記事を見ていなかったとしても、 ”絶対”という言葉と「傘さし」「ヘッドホン」が繋がっているからこその記事タイトルになるのだろう。 例外がないのは元の内容が明らかに問題とはいえ「断定と強調」で強い印象を残しやすいものとなっている。 ↓ ▼「広がる内容」と「広がらない内容」 「赤信号無視など」実際に赤切符の発行数も一番多く、 その事故の原因を防ぐ内容はどうして広がらないのか? 大衆は人の印象のように「難解や堅物であれば受け入れにくく」、 「噛み砕いた極論は受け入れやすい」ということがあるのだろう。 「Aという事柄は○○という理由によって○○である」 その理由が長ければ長いほど、 読み手として受け入れがたい内容で理解が困難なものであればあるほど 「拒絶し、関係ない」という結論に至りやすい。 「Aは悪だ!」 非常に単純で簡単。「A=悪」 読みながら反芻することで「悪に違いない」という考えが 「やっぱり悪だった」と枠の中に嵌め込み、枠に当てはめることで心地よさを覚える。 そして、その単純な内容に同調しやすいほど広がりやすくなってしまう。 ↓ ▼渦の方向を変えるには 結局のところ短期的にはその強い渦よりも大きな影響力を持たなければ 「どうにもならない」というのが正直なところ。 草の根運動として表皮ですらない埃のような末端の末端でも 「目が痒い」から「雨垂れ石を穿つ」のような程度の意味があるかどうかは 継続力ということでもあるのだろう。(2016.3.27) ●誤解されやすい「よくある勘違い的な内容」 mocosuku.com/2016021930865/ 具体的には、3年以内に2度、「交通ルール違反」を警察官に指摘されてしまった場合、1回3時間の講習を受けなくてはなりません 指摘されてしまった場合??? いつから警告(票)2回でも講習対象になったのだろうか。 いや、「警告票ではなく赤切符発行」のつもりで書いているのかもしれないが、はっきり書かないから余計な誤解を引き起こすことになる。 「指摘=警告(票)」「指摘=赤切符」読み手はどちらだと考えるだろうか。 そして例によって大して調べていないであろう内容 細かい規則は自治体によっても異なりますが、原則としては以下のような行為は違反とされます。 ●傘を差しながらの運転 いつも思うが例外のある地域を何故省略しても構わないと思うのか疑問。 ●携帯電話などで通話しながらの運転 自転車での携帯電話使用が違法状態ではない地域もある。(2016年3月26日現在) ●イヤホンで音楽を聴きながらの運転 一律で着用すら禁止されているという事実は条文のどこにもないはずで わざわざ規制根拠となる条文には「大音量」や「交通に関する音または声」が書いてあることについては? 細かい規則を省略する割に、 「赤信号無視」が「赤切符発行発行数が最多」なことについて何故一切触れないのだろう。 「優先順位が間違っていませんか?」と言いたい。 mocosuku.com/2016021930861/ 同じ筆者の内容「若年層は約16%が当事者」とあるが、 よく見なくても「16%しかいない」と見るべきではないだろうか。 まるで中高年や高齢者は絶対に加害者や事故の原因を引き起こしていないかのようにも捉えられる。 そして、一時停止や赤信号無視等の注意喚起をするわけでもなく、何か漠然とした危険を記すだけ。 www.foresight.jp/fp/interview/040/ 筆者のプロフィールを見る限り「自転車寄りではなく自動車寄りの考え」が前提にあるように思える。(2016.3.27) ●高校生が歩道走行で高齢者と衝突事故(▼歩行者の通行マナーの一部紹介) cyclist.sanspo.com/239872 「歩道は歩行者優先」 「”歩道を自転車で走ってもいいのだからオラオラ運転するのも自由”ではない」 「”邪魔だなぁ”と思うこと自体が間違い」 (但し、歩道内は歩行者優先とはいえ「普通自転車通行指定部分があれば」その部分は避けて歩行して欲しいとは思うが・・・) ↓ ▼歩行者の通行マナーの一部紹介(罰則なし:努力義務) www.houko.com/00/01/S35/105.HTM 道路交通法第10条 第10条 歩行者は、歩道又は歩行者の通行に十分な幅員を有する路側帯(次項及び次条において「歩道等」という。)と 車道の区別のない道路においては、道路の右側端に寄つて通行しなければならない。 ただし、道路の右側端を通行することが危険であるときその他やむを得ないときは、 道路の左側端に寄つて通行することができる。 「歩行者は右側端、自転車は車道の左側が原則(歩道内では右側も走行可能だが車道寄り)」 中には、この右側通行を曲解して「自転車でも右側通行」だと思い込んでいる人もいるとか。 2 歩行者は、歩道等と車道の区別のある道路においては、次の各号に掲げる場合を除き、 歩道等を通行しなければならない。 一 車道を横断するとき。 二 道路工事等のため歩道等を通行することができないとき、その他やむを得ないとき。 罰則がないとしても、ジョギングで車道を走るというのは避けて欲しい。 3 前項の規定により歩道を通行する歩行者は、第63条の4第2項に規定する普通自転車通行指定部分があるときは、 当該普通自転車通行指定部分をできるだけ避けて通行するように努めなければならない。 これも罰則はないので拘束力は低いが、一応歩行者にも道交法の通行の決まりはあるということも知っておいて欲しい。(2016.3.20) ●[大阪]マナーアップへの取り組み色々 www.sankei.com/west/news/160317/wst1603170015-n1.html 大阪府門真市では、罰則規定こそないが 自転車の盗難防止に努めることも盛り込む。 市は具体策として、シリンダー錠の取り付けや二重ロックの実施を呼び掛けている。 また、条例には「ひったくり防止カバーを着用するよう努めること」も明記。 府内では門真市を含め、堺、高槻、寝屋川、摂津、羽曳野、箕面、守口、池田の9市で 自転車の安全に関する条例を制定している。 寝屋川市では、安全講習を実施し、講習修了者には「自転車安全運転者証」を交付。 高槻市では毎月15日を「自転車安全利用の日」と定め、高槻署と共同で市民向けの安全講習会などを実施しているほか、 堺市では自転車利用者にヘルメットの着用や損害賠償保険への加入を求めている。 これら様々な方策が根気強く実際に広がり続けるためにも 保護者会や婦人会や老人会など幅広い年代に、学校等教育分野への草の根運動的な働きかけも必要になる。 ●[兵庫]赤信号無視(で赤切符)2回で講習 cyclist.sanspo.com/238934 庫県警交通企画課は3月10日、県公安委員会が神戸市中央区の女性(38)に対し、県内初となる受講命令を出したと発表 女性は昨年9月と今年1月、同市中央区の交差点で、自転車を運転中に信号を無視し、 それぞれ交通切符(赤切符)を交付された。「家の用事があって早く帰宅したかった」と話したという。 同課によると、全国ではこれまで東京都や大阪府、岡山県、愛媛県の違反者計10人(2月末時点)が講習を受けた。 ●高齢者の自転車事故に注意 sp.kateinoigaku.ne.jp/kiji/123468/ ◆事故原因の約3分の2が自転車利用者側の交通違反で、 高齢の自転車利用者が安全確認を怠ったケースが目立ちます。 高齢者は視野が狭まっている上、身体機能の衰えによってバランスを保つことが難しくなっているため、 左右を確認したつもりでも見えていない、 自動車がよけてくれると勝手に思い込む、などの傾向もあるようです。 中高年の場合は被害者として何ら走行方法に問題がなかったような印象があるのかもしれないが、 実際のところ問題がないとも思えず、それを表面化して改善すべきだとする記事は少ないように思える中で、 高齢者にも関わる医療・健康機関の部署としての内容。 高齢者の「自動車運転」については「免許更新時の確認」や「免許返納について」など、 www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kousin/kousin05_2.htm ある程度制度化されているとしても、 返納後に自転車の運転について危険性が無いとは思えない。 「自転車なら安心」として、後方確認を一切しない急な横断による進路変更や 「見えたつもり」で進行することで事故を引き起こされてしまうことが果たして正常なのかという。 左側通行をして、信号のない交差点でも一時停止をして安全確認を怠らないなど、 基本的な交通ルールを再確認することが必要です。 「信号のない交差点でも一時停止をして安全確認を怠らない」 自分自身に危険が及ぶと同時に周囲の人間にも迷惑をかけてしまうとして、実際に少しでも浸透させるためにも、 老人会や町内会等での「高齢者のための交通安全教室」推進運動も全国的に広がって欲しいと思う。 そして、こうした危険性の注意喚起というのは、何も高齢者イジメが目的というわけでもなく、 「感覚が徐々に衰えてきている」「どうすれば”今の自分にとっては”安全なのか」を自覚してもらうために必要。 「中高年が悪い、若者が悪い、自動車やオートバイが悪い、行政が悪い、取り締まり方法が悪い、報道が悪い」だけで お互いに罵りあって悪意を押し付けてるだけでは、一時的に気分が晴れたとしても根本的には何も解決しない。 それぞれにどのような問題点があって、どうすれば少しでも改善できるかを 社会の一員として一緒に考えていく必要がある。(2016.3.13) ●2015年6月~12月末までの赤切符発行数最多は「赤信号無視」 cyclist.sanspo.com/237915 最も少なかったのは福井のゼロで、秋田、富山、岐阜、徳島、長崎がそれぞれ1件 歪んだネガティブな話題を提供され続けるよりはマシとしても 福井は余程自転車関連の事故が少ないか、自転車贔屓の雰囲気があるのか分からないが 全くやる気がないと思われても仕方がないような。 1件は「とりあえず赤切符発行やってますよ」という名目作りだろうか。(2016.3.13) ●一時停止無視で起こった事故 「自転車の中学生、はねられ重傷 住宅街の交差点、見通し悪く/岩槻区」 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-34738537.html www.saitama-np.co.jp/news/2016/03/07/02.html こうしたニュースが全国ニュースで報道されていたような気が全くしない。 「車が見通しの悪い交差点で自転車にぶつかるのは珍しくないから」 「自転車の一時停止無視なんて日常茶飯事だから」 そういった感覚だろうか。 例え死亡していたとしても報道の扱いは小さいものだろう。 「止まらないことが常識のように徹底的に軽視」をし続けていることが果たして正常だろうか。 「本当は自転車事故なんて防ぐ気は一切ない」のでは? 「一時停止をしっかり守れば異常なほどに止まらなければならなくなり円滑な交通を妨げる」として 車が頻繁に流れている幹線道路ではない場所で いかにも飛び出してくる危険性があるような場所を 「たぶん大丈夫だから」で毎日通り抜けていて安全と思い込ませていても構わないと 放置しているような状態こそ異常に思える。(2016.3.13) ●(3人子乗せ電アシ等の)歩道の危険走行の違法性について www.bengo4.com/c_2/c_1006/n_4345/ (人数に関しては各都道府県条例によるというのは書いてある通りなので省略) 警音器使用については問題があるとしながらも、 安全基準を満たす自転車であることも触れているが、 「幼児2人乗せ基準に満たない自転車に前後子乗せを取り付けて走行することは 解釈次第では違法ではないかもしれないが問題がある」 ということについても触れてほしかった。 ↓ しかし、最大の問題は 「3人乗せ走行者の”歩行者に配慮していない”走行に問題はないのか?」という質問にも関わらず なぜか「事故が起こっても歩行者には賠償責任は及ばないだろう」という結論。 「歩行者に配慮していない走行」そのものへの観点が欠けているのが気になった。 道交法63条の4で例外的(実質は当然のように走行しているが)に 自転車は歩道を走行することができる規定がある。 但し、その続きとして「道交法63条の4の2項」により 「歩道走行時の徐行義務規定」が存在していることに全く触れていないのが不可解。 ↓ law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35HO105.htm 第六十三条の四 2 前項の場合において、普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分 (道路標識等により普通自転車が通行すべき部分として指定された部分 (以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、 当該普通自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、 また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。 ただし、普通自転車通行指定部分については、 当該普通自転車通行指定部分を通行し、又は通行しようとする歩行者がないときは、 歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。 (罰則 第二項については第百二十一条第一項第五号) 121条1項5号 第百二十一条 二万円以下の罰金又は科料 ↓ カッコ部分が混乱の元になっているが、正確に言えば 徐行義務は「普通自転車走行指定部分が”ない”」歩道。 つまり、歩道内が白線など区分けされていない場合は「原則的に徐行が義務付けられている」 一方で、「歩道内の普通自転車通行指定部分を走行する場合には徐行義務は発生しない」が 歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。 言い換えれば 「歩道の状況に応じた「危険な」速度と「方法で」進行することはできない。」となる。 この「危険な方法」には歩行者への配慮に欠けた走行自体が含まれると考えるのが普通ではないのだろうか。 徐行無視を現実的に取り締まっていないから効果のない形骸化した法規だったとしても、 同じく取り締まり自体を見たことがない警音器の過剰(不適切)使用や装備を取り上げているのであれば、 歩道走行の正確な条件についても「危険であり違法性を含んでいる」ことも指摘すべきだったと思う。 もちろん 3人乗りの子乗せだけが問題というわけではなく、 ロードバイクでもクロスバイクでもMTBでもBMXでもミニベロでも クルーザーやランドナーやファットバイクや当然ママチャリでも、子供から老人まで 全ての自転車走行する人に言えること。 歩行者への配慮に欠けた視点の無さが危険走行に繋がり、 無闇な自転車バッシングの矛先の一因になっているという自覚を持つべきだと考えている。 事故に直結する赤信号無視や一時不停止にしても、 思いやりの精神が足りないことで引き起こされているという見方もできる。(2016.2.28) ●[京都]府内初の安全講習者と無灯火違反のデータ news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160226ddlk26040475000c.html 「遮断踏切への侵入2回」 いわゆる頻繁に遮断機が下りる「開かずの踏切」かどうかは定かではないが、 巻き起こされる被害規模を考えると、甘く見るわけにはいかない違反。 京都府内での2015年6月からの累計で約400件。 下鴨署では重点取り締まりの遮断踏切侵入が135件、無灯火が16件、ブレーキ装置不備が2件、他。 違反件数とはあるが恐らく赤切符の発行枚数だろう。 無灯火の件数が出るのは珍しい気がする。 ↓その延長で 付近の自転車店ではこういったデータを貼っておいて 「点灯すると漕ぐのが重くなるから点灯しないというのも違法(赤切符対象)です」 「この際に漕いでも重くなりにくいLED(ブロックダイナモ)ライトに交換しませんか?」 「点灯忘れを防ぐにはオートライトに組み替えることもできます」という商機にも活かせる気がする。 いくら新しい商品が開発発売されていても実際に店頭で売り込みが出来ていなければ無意味。 貪欲に情報を仕入れようとしているのは極一部の人間にしか過ぎない。 分かりやすく理解させるために何がどう違うのか、実際に違いを体感できるような仕組みも重要。 修理時だけでなく既に購入してもらった自店の客に対しても個別の商品を提案できるかどうかというのも必要かもしれない。 求めていない不要なものを薦められても迷惑なだけだが、本当に必要なものであれば効果的なはず。(2016.2.28) ●関西の各大学が講習や保険加入を推進 news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160215k0000e040171000c.html 幼少期からの義務教育として自転車教育がしっかり浸透するような仕組みに出来ていれば 大学生にもなって「自転車の乗り方を改めて教えてもらう」ような情けないことにはならなかっただろうし、 傍若無人な走り方をする輩のせいで、自転車が車道を通行することに嫌悪感を持たれるようなことも少なかっただろう。 ▼[大阪]通行帯で自転車走行の環境整備したつもりが悪化させた例 webnews.asahi.co.jp/abc_2_008_20160210003.html 大阪市は自転車と歩行者の事故を減らすため、本町通の「松屋町筋」から「なにわ筋」までの およそ1.7キロに「自転車専用レーン」を3年前から順次、整備しています。 ところが自転車の「逆走」やレーン上に車を駐車するなどの違反行為が後を絶たず、 去年のこのエリアでの自転車事故件数(13件)は、整備前(2012年・8件)より増えています。 逆走に関しては逆走者のモラルも低いが取り締まり意識の希薄さも問題。長時間・長期間で対応しなければ根付くはずもなく。 路駐の常習者は免許不適格者相当の「自転車は自動車と自動2輪のものであり、自転車は歩道を走っていればいい」という 遵法精神皆無の歪んだ考えから自転車の走行路を塞いでいるという感覚がないのだろう。 近隣に駐車できる場所があっても「めんどくさい、金がかかる、短時間だけだから停車だろう」で迷惑を省みない。 地域によって効果がないどころか悪化するようなところでは、予算かかっても事故防止が目的として 縁石を敷設し「本当の自転車道」にするか、1mごとにオレンジ色のポールでも立てて 物理的に駐車できなくするしかないのでは。(2016.2.11) ●[大阪]一方通行違反に「警告」 news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160205ddlk27040367000c.html 約30人で午後3時半から1時間半のみ。 自転車も規制対象となる一方通行区間は府内に1143区間ある 警告でもしないよりはマシでも結局は一時的なものでしかない。 現実的に1143区間で24時間監視するわけにもいかない。 違反自体を取り締まるだけでなく、歯止めとなるための様々な対策も必要。(2016.2.7) ●[大阪]自転車の赤信号無視の取り締まり強化 news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20160122004.html 他の地域でも当たり前のように取り締まり強化されなければならない違反。 (適切な状態・方法で)停止することを軽視することは、それが招く事故自体を軽視していることにもなる。(2016.1.24) ●道交法43条「一時停止」の重要性 「歩行者は右側通行が原則」 場所→「路側帯のある路地裏の交差点」と仮定、 歩行者→道交法に従い右側の路側帯内を歩行。 自転車→原則「左側通行」。路側帯でも左側通行。 交差点に一時停止の標示標識はないものとする。 互いに進めば 「曲がり角で正面衝突」することになってしまう。 自転車側が必ず一時停止をすればもちろん事故は防げる。 そもそも 道交法43条に (道路標識等による停止線が設けられていない場合にあつては、交差点の直前)で 一時停止しなければならない。(罰則 第百十九条第一項第二号、同条第二項) とあるので「一時停止は義務」。 道交法36条2項で道幅が明らかに太い道は通行優先としても、 誰がどう見ても道幅があるというような片側2車線以上あるような道を除き、 路地裏はどちらのほうが優先道路かなどということを気にする前に、 実際の事故を防ぐには一時停止をすべきだろう。(2016.1.17) ●自転車の危険行為、半年で約6500件。講習は4人のみ news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20160112-567-OYT1T50105.html ▼種別 信号無視・・・約2800件 遮断踏切侵入・・約1700件 安全運転義務違反・・・約720件(傘差し・遮音運転など) 一時不停止・・・約540件 ブレーキ不良・・・約320件 通行区分違反・・・約120件 酒酔い・・・・約90件 (安全運転の義務) 第七十条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。 (罰則 第百十九条第一項第九号、同条第二項) 傘を使用していれば例外地域での条件付使用を除き違法状態になるのと比べ、 現状の条文を読む限り音量や状態次第では問題なく、 大音量にしているかもしれない自動車への取り締まりが行われていないように思える ことに対しての不公平感、原付や自動車免許に聴覚障害が問題ではないという時点で イヤホン着用(大音量状態)での自転車も一律に70条で括ること自体に疑問は拭えないが、 「停止することを促しても無視して走行した」 「停止させて警音器や踏切音程度の声が聞こえるかどうか確認した上で 聞こえていないようだったので赤切符を発行した」 というところだろうか。 ▼年代別 20代・・・約1700件 30代・・・約1100件 10代・・・約1000件 40代・・・約920件 高齢者の被害事故も多いはずなのに取り締まり件数が少ないのは基本走行の速度だけの問題? 「老人自身が保身してもしょうがないだろう」「何を言っても無駄」「理解できる知能がない」 とすら決めつけているのだろうか。 車道や路側帯で右側通行禁止を厳格に守って 車道を横断するときにも必ず停止して道路状況を確認をして渡るといったことが できていれば防げる事故もあるはず。その取り組みが十分とは思えない。(2016.1.17) ●スピード&ブレーキレコーダー? www.asahi.com/articles/ASJ1C4SXHJ1CPTJB00R.html 「ハブダイナモ義務化」となれば、特に競技向けスポーツ自転車愛好者から猛反発が出るはずだが 実用化されればハブダイナモライトの種類が増えることが期待できるなど 色んな意味で面白そうではある。しかし、分かりやすさでいえば ドライブレコーダーカメラを常設したほうがよさそうにも思えたが、 夜間は結局ライト点灯がなければ撮影の意味がないということになるわけか。(2016.1.17) ●[愛媛]ヘルメット着用率の増加 cyclist.sanspo.com/221977 ヘルメットを被ることで事故の被害を減らすこともある。 しかし、当然絶対の効果があるわけでもない。 赤信号を無視し、一時停止をせず、無灯火でも何ら問題ないはずもない。 ヘルメットを被ることで、その他の道路交通に関する 遵法意識も必ず芽生えるとするには飛躍が過ぎるように思える。 個人的には、罰則なしの着用努力義務を推進するより先に、 まずは講習を受講させるにも至ったブレーキ整備不良車や なぜか14項目に含まれない「無灯火」の撲滅を目的とした 取り組みを実践させることを優先して欲しいと思う。(2016.1.3) ●中高生の自転車通学についての最新動向について cyclepress.co.jp/report/20151224_01/ また、交通ルールを浸透させるための安全指導・教室については、 約半数の学校が「1年に1度」(47.3%)と回答しているものの、 学校ごとの意識差が大きく表れる形となっている。 安全指導に力を入れている学校では「毎月実施している」(6.7%)に比べ、 20校に1校が「年1回以下」(6.7%)との回答を寄せている。 「1年に1度」「年1回以下」どちらでも同じようなもの。 しかし、そういう安全意識の低い学校と、「毎月実施している」学校での (極一部の住民の質だけが突出して悪ければ参考にはならないかもしれないが) 周辺地域からのクレームや実際の事故情報等の違いのデータがあれば もっと説得力があるように思う。 指導状況に関しては半数以上が「不足している」としながらも、 現状の「1年に1度」という指導を変更するつもりはないのだろうか。 いや、そもそも指導方法として1度に大勢にスタントマンが行う事故の再現だけでなく、 個別の自宅から学校までのルートを書き出し、 具体的にどの部分では何が危険で、どういう走行路をどのような速度と方法で 走らなければならないということを、その理由と共に「個別の対応」として 抜き打ち監視も含め日常的に1年を通して行わなければならないはず。 「年1回しっかりと交通教室してます」 「クレームがあったので全校集会と担任に注意を促すよう指導しました」 これで改善するとでも?(2016.1.3) ●歩道走行時の徐行を阻害している原因とは 「高校生や親子乗せ電動アシストなど、他も速いのでそれに倣っているだけ」 「そもそも歩道の徐行義務を知らない」 「歩行者優先義務も知らない」 「徐行無視で事故を起こしていなくても赤切符発行や警告なども少ない」 といった現実があるとしても、シングルスピード(変速なし)はともかく、 変速付の自転車であれば、歩行者が多ければ「ギアを軽くする」といった 「機能自体を全く使いこなせていない」ことも原因の1つだと思う。 変速が単に坂道や平地で足の回転数を落とすためではなく、 何のために付いているのか、どう使うべきなのかということ、 電動アシストでも発進時にギアを落としておけばバッテリーの消耗も減らせるといった意味も 理解できていない人に、どこで教える機会があるのかという話でもある。 「メンテナンスをしてください」という店はあっても 「道交法が改正で厳しくなった」という曲解ではなく、 正しく理解してどう使うべきかを指導できる店」というのは存在しないのではないかと思える。 チームを持っているような店でも、「公道では適正な車間距離を開けて並走を絶対にしない」という 当たり前のことを守っているところが全体の半数以上もあるだろうか。 (果たして一般車系限定のジャンルでの走行会自体がサーキット場を除き存在しているだろうか) 「自転車の不具合は基本的にユーザーの使い方も悪い」としても 「とにかく説明書を読み込め」という放任主義ではなく、 「自転車保険だけ入っておけば事故起こしても安心」ということでいいのだろうかと思う。 具体的に責任を取らなければならないような事態の前に、 出来る限り防ぐための方策を講じることも必要ではないだろうか。 ●「子ども自転車免許制度」 www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2015/12/09090759046378.shtml 直接的に法的拘束力のある道交法に関連するものではないが 「子ども自転車免許制度」のある地域の紹介。 大人になってから自転車の乗り方を覚えるよりも、 幼少期に覚えておいたほうが身に付きやすいのは必然。 しかし、後に周囲に影響されて大雑把にならないためにも継続的な教育も期待したいところ。 ●2015年も赤切符発行数が最も多いのは「信号無視」 www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00310886.html この男性に出されたのは赤切符、 (地域独自の警告カードにレッドカードを発行している紛らわしい地域もあるため一部略) ここ数年で急増している。 2015年は、10月までの時点で2,052件と、すでに2014年を500件以上も上回っている。 取り締まりが強化されても、あとを絶たない危険な運転。 確かにこのデータから見ると取り締まりが強化されている。 2015年、赤切符が出された違反行為は、「遮断踏切立ち入り」や「ブレーキ不良」などで、 中でも最も多いのが「信号無視」となっている。 ●交差点での事故の原因 www.kanaloco.jp/article/140807 「一時停止」をすることの重要性。 無減速で突っ込んでくる自転車もいる。 無減速で突っ込んでくる自動車もいる。 自分の命を守るためにも減速と一時停止を怠らないこと。 ●歩行者専用 www.cycling-ex.com/2015/11/nihon_rosokutai.html この場合は自転車を押して歩行者の状態でなければ、自転車に乗ったまま通行することはできない。 ・・・とは思うが「歩道の例外的走行」のように例外規定が適用されるのかどうかは気になる。(2015.11.29) ●「中高生の通学での自転車問題」 cyclepress.co.jp/report/20151127_02/ 対自動車事故は出合頭事故が54.7%と過半を占め、また事故の多発場所は裏道交差点であると指摘した。 やはり街中の目立つ場所での取り締まりでは「取り締まりをしているという状況」は 広報できたとしても「実質的な事故を防ぐという効果が低い」とも考えられる。 さいたま市では政令指定都市初となる市立中高生徒の発達段階に応じた 自転車交通安全教育を平成26年度から28年度の在学中に 1度は必ず参加できるよう計画していることを説明した。 たった1回で身に付くわけがない。 「日常的に反復して染みこませる」方策こそ必要であり、 一時的な年中行事の一環で済ませて一体どうマナー向上が期待できるのか甚だ疑問。 通学自転車の基準についてはBAAマークの有無以上に「メンテナンスの重要性」が求められる。 ヘルメットについては安全性以前に「ダサイ」「蒸れる」といった問題をクリアしなければ 積極的な着用率は上がらないだろう。 そして、極論かもしれないが、高知の件もあり、 オートライトについては全国的に通学自転車には義務化すべきだと思う。 体力も有り余っているわけで、基本の車重や走行抵抗が少々増えたところで「気付かない」。(2015.11.29) ●[大阪]講習受講の2例目と3例目(予定) (大阪では9月の時点で既に3人に受講命令が出ていたので、これで4例目)の続報? www.sankei.com/west/news/150916/wst1509160033-n1.html ↓ www.sankei.com/west/news/151117/wst1511170041-n1.html 受講すれば、9月の大阪市大正区の男性(29)に次いで全国で2、3例目となる見通し。 「受講の」2,3例目。 西区の男性は、区内の路上で7月に後輪ブレーキがない「ピスト自転車」、 9月に前輪ブレーキのない「BMX」を運転。 生野区の男性は7月に区内の交差点で信号無視をし、 9月に西区で後輪ブレーキがないピスト自転車を運転したとして、 それぞれ交通違反切符(赤切符)を交付された。 いずれも「片方のブレーキがなくても大丈夫だと安易に考えていた」と話している。 cyclist.sanspo.com/215950 前者は(43)、後者は(30)。 いい年して「自転車の正しい運転について」1から教え込まれる心中や如何に。 「今まで大丈夫だったから、これまでも大丈夫だろう」とは限らない。 取り締まりの有無が「大丈夫」ということではなく、 交通事故を引き起こすほど危険かどうかの問題でもある。 ●[愛媛]自転車を追い越す際には「1.5m」の思いやりを ●[愛媛](側方距離)思いやり1.5m運動 www.nikkei.com/article/DGXLZO94001820T11C15A1LA0000/ 「車がすぐ近くを通ると怖い」「追突されそうだ」といった声が多く、 協議会はドライバーに自転車の横を通る際は1.5メートル以上離れるか、徐行を促す。 キャンペーン以前から気を付けているドライバーは気を付けているだろうし、 実際に車幅を詰めて暴行罪に該当するという判例もあることすら知らずに嫌がらせをする者が改めるとは思えないが・・・。 乗り物がどうこうよりも、常に心に余裕がない精神状態であれば 譲り合うという思いやりそのものが欠落していて攻撃的になってしまうのは防ぎようもない。 それに、道幅の状態も千差万別で違うので現実的に難しい場面もあるのでは。 ↓ それでも、活動しないよりはマシというのは分かるし、意図的か無意識か知らないが 実際細い道で数十センチそばを走り抜けて行った車もいたりするので 周知徹底を行って欲しいし、全国的にも「そういう走り方が当たり前」という風潮になってくれることは望む。 ●自動車の幅寄せ行為は暴行罪 https //web.archive.org/web/20190315051432/http //park.geocities.jp/funotch/keiho/kakuron/kojinhoueki3/27/208.html ●走行中の車の幅寄せは罪になる? www.hou-nattoku.com/quiz/0072.php Aは先行車両に車体を寄せて走行しただけで、接触や追突をしたわけではありません。それなのに、なぜ罪になるのでしょうか。 刑法208条は、「暴行」を加えた者を暴行罪として処罰すると規定しています。 この「暴行」とは、人の身体に対する不法な有形力の行使をいうのですが、身体に直接有形力が加えられる場合だけではなく、 傷害の結果が具体的に発生するような危険な行為がなされた場合も含まれるとされています。 Aの行為はいわゆる「幅寄せ」であり、相手の運転手に怪我をさせる危険がある行為です。 したがって、人の身体に対する不法な有形力の行使といえ、暴行罪における「暴行」にあたります。 よって、Aは暴行罪に問われることになります。 自動車同士の話だから自転車は関係ないという人がいるかもしれないが、自転車も車両(軽車両)。 ●自転車を自動車が追抜く際の側方間隔 blog.livedoor.jp/ashitanoplatform/archives/29567746.html 具体的な判例を交えつつ非常に良くまとめられている内容。 ・車両(自動車も自転車も含む)→歩行者に対して「安全な間隔」または「徐行」とあるが、具体的な距離は明示されていない。 オートバイと自動車の事故の判例では「側方1mでは危険」という指摘がある。 他にも海外の事例や各種の実験データ、工作物で区画されていない青色の自転車通行帯に関しての苦言など。 いわゆる「お役所仕事」で杜撰な管理は今に始まったことでもないので、実際走行で問題点がある場所や 整備方法に関しては少しでも声を上げていくべきだろうと思う。(2015.11.15) cyclist.sanspo.com/225674 「常識的にママチャリでも原則的には車道を走るもの」という 概念が欠落している免許不適格相当の自動車ドライバーへの周知の意味でも全国的に広報活動が行われて欲しいと思う。 同時に「自転車に対しても幅寄せ行為が暴行罪に該当する」として認識させたほうが良いかもしれない。 また、 「ヘルメットを被っていなくてフラフラ乗っている自転車は”直感的に危ないので”警戒する」が、 「ヘルメットを被っている自転車なら少々幅寄せしても大丈夫だろう」といった 身勝手な者へも効果が少しでも増すことを望む。(2016.1.17) ●[北海道]車道の自転車ナビライン実験の結果 dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0200777.html 学校や会社からの帰宅者などで自転車の交通量がピークとなる午後5時~7時に付近を通った自転車のうち、 左端を走行したのはそれぞれ40・1%、39・5%だった。 実験前の10月6日の同時刻では20・8%にとどまっていた。 鉄蓋の上を通らせるこの状態については安全性での疑問があるが、 車道を通ってもらうということに関しては効果があったことが証明された。 ↓ 荷さばき場設置前の10月6日午前8時~10時に路上に駐停車した車両は31台だったが、 実験中の29日は16台とほぼ半減。午後5時~7時も6日の13台が、29日は6台に減った。 荷捌きについては近くの道路に荷捌き場を設置したようだ。(2015.11.15) ●道路のナビラインの路面表示の統一化、自転車道の一方通行化などの提言案 mainichi.jp/select/news/20151112k0000m040082000c.html 青色で幅75センチ以上の矢羽根を10メートルおきに描くこととした。 矢羽根マークの場合、直上部分を走れば細かい段差での振動が微妙かもしれない。 雨天時でも滑りにくい塗装処理を施すことは必須というのは言うまでもないか。 柵や縁石で車道、歩道と分ける自転車道は現在、利便性からほとんどが双方向通行となっている。 しかし、狭い空間ですれ違う上、交差する車にとって左右両側から自転車が現れる形となり、 事故の危険性が高まるため、一方通行を基本とすることにした。 柵や縁石で完全に分離した自転車道が道路両端に設置できない場合は、 反対路線では通行量の多い車道を通らざるを得なくなるといったケースについては どう処理するつもりなんだろうか。(2015.11.15) ●[東京]都内で初の講習受講命令。男性会社員(23) cyclist.sanspo.com/215230 男性は9月16日に杉並区の都道で信号無視をして摘発され、 10月5日には同区の歩道上を走行中、30代の女性に衝突し2週間のけがを負わせた。 「信号無視」(道交法7条)と「歩道走行時の違反」(道交法第9条[徐行]と第11条[妨害]違反) しかし、講習制度はもっと積極的に受講できるような仕組みに出来ないのだろうか。 「講習制度の開始=厳しくなった」という意味不明な誤解をされるような状態ではなく、 「少々信号無視したところで事故なんて起こらないし」 「歩道だからって歩行者なんて気遣う必要なんてない」 「電車来てないから踏切くらい入っても平気」 「面倒だから右側通行でも別に構わんだろう」 「無灯火でも自分では分かるから」 こういう思考の人間を少しでも多く分かりやすく正すには講習を受けさせるようにするしかないのではと思うが・・・。 (2015.11.15) ●[岡山]前輪ブレーキなしで安全講習命令(21歳学生)→●ジャイロブレーキとは www.sankei.com/west/news/151113/wst1511130057-n1.html 大阪に次いで「2例目のブレーキ不良車両」。東京からの連続で講習対象者のニュース。 受講命令そのものは岡山のほうが早く4例目となるようだ。 (大阪では9月の時点で既に3人に受講命令が出ていたので、これで4例目) www.sankei.com/west/news/150916/wst1509160033-n1.html 8月から10月まで直そうと思って取り外していたというのは明らかに苦しい言い訳に聞こえる。 www.sanyonews.jp/article/257759/1/ BMX型のようだが、ブレーキは「ジャイロブレーキ」とも呼ばれる特殊な構造をしているものを付ける必要があるようだ。 ●ジャイロブレーキとは https //web.archive.org/web/20170830205624/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/term30.html#BMX_rotor ysroad-kanpachi-r1.com/itemblog/2012/11/bmx1.html BMXによく用いられるブレーキシステムで、ブレーキのワイヤーが絡まないためハンドルを回転させる技が出来るようになります。 最近のストリートの完成車にはこのジャイロブレーキが元々付いていないモデルが多く、 後から取付を希望されるお客様がよくいらっしゃいます。 購入時に「私有地でしか走らせない」と言い張っていたのであればどうしようもないが、 もし公道を走ることを知っていて、何なら購入直後にもそのまま乗って帰ろうとしていても気にせず そのまま見逃し販売しているような店があるとすれば「違法行為推奨店」ということになる。 値段的には部品代(SALT AM ROTOR KITとODYSSEY GYRO G3 UPPER CABLE Mサイズ)約4000円+工賃といったところか。 blogs.yahoo.co.jp/moobius2006/47584474.html https //web.archive.org/web/20191006134757/https //blogs.yahoo.co.jp/moobius2006/47584474.html しかしながら、素人が特殊な競技向け自転車をプロ気分で公道を平気で乗り回すこと自体疑問ではあるが、 シングルスピードにしてもそうだが、きちんと前後ブレーキ整備して乗っている人達からすれば こうした問題が出てしまうと全体がそう見られがちなのでいい迷惑だろうなと。(2015.11.15) ●事故回避の方法 jitensyazamurai.com/db/archives/3212 タクシー、大型配送車、大型バス、高齢運転者が要注意ワースト4。 飲酒運転や意識を失う病歴隠しに関しては年代などは無関係で走る凶器(狂気)以外の何物でもない。 免許取りたての初心者のほうが気を付けているので逆に危険度は低い。 業務関係で神経すり減らしているのはわからなくもないが、 自転車は道路を走るという概念が欠落しているような自動車の運転者は今すぐ免許返納して欲しい。 (無論、自転車乗りにも信号無視や一時停止無視や右側通行や無灯火や並走をしているなら自転車を使うなとも言いたい) ・明るいライトでも認識されない可能性もある。 ・ヘルメットを付けていれば幅寄せしても大丈夫だろうと考える輩もいるかもしれない。 ・バックミラーを付けていても死角があるので過信禁物。 ・保険に加入していても事故が防げるわけではない。 「かもしれない運転」を心がける これに尽きる。 ■後方から来ている自動車は100%交差点で左折する。 ◆あの曲がり角から100%「自動車」「オートバイ」「自転車」「子供」や「無灯火の自転車」が飛び出す。 出て来なければ 「たまたま出てこなかっただけ」と考える。 要するに見通しの悪い部分では 「とにかく適切な方法で一時停止する」ことが肝心。 それでも、 避ける場所がどう考えても全くない細い道でも強引にすり抜けようとする大型車がいれば 事故を防ぐ意味でも 例えクラクションを鳴らされたとしても安全にかわせる場所まで 車線を塞ぐような形になってもそういう状態で進むしかない。(2015.11.15) ●自転車利用者に聞く道路交通法改正後の「違和感」 dime.jp/genre/213851/ 文末の どの意見も自転車における道路交通法改正に対しては賛成しているが、内容が理解できていないこと、 が、まさに冒頭の 自転車ルールは厳しくなったが、 と内容を理解できていないことを象徴しているという皮肉。 「違反内容自体は今までと一切変更はない」 「講習が始まっただけ」 いつまで中途半端に内容を齧っただけで14項目が新たに違反になったと勘違いし続けるケースが続くのだろうか。 違反内容そのものが厳格に明確化されたり、本当に取り締まり(赤切符発行)が全国的に大量に増えたりすれば、 そのとき初めて「厳しくなった」となるはず。 「厳しくなった」ではなく、「講習対象として14項目の違反は改めて提示された」だけに過ぎない。 ↓ しかしながら、肝心の内容そのものに関しては概ね同意できる。 「完全に周知不足」「道路整備不足」の点。 ▼歩道走行に関して 今でも自転車での歩道走行が禁止されているわけでもない。 「車道走行が危険だと思えば」(徐行等、歩行者に留意して走行するのであれば)歩道を走行しても何ら問題はない。 ▼イヤホンに関して ながら運転に関しては「当てはまることがある」(=当てはまらないこともある)として 濁して詳細を避けたようにも見えるが、該当するしないを長々と続ける必要が出てきてしまうことを避けたのだろうか。 「本来、運転に支障をきたす音量で音楽を聞くなどが安全運転義務違反にあたるはずなのに、イヤホンをしていることを違反とするのは意味がわからない。 「車両の仲間である自動車やオートバイでも」というのを書き忘れているようだが文意をくみ取れば入れておくべきだろう。 正確には 「本来、(車両の仲間である自動車やオートバイでも)運転に支障をきたす音量で音楽を聞くなどが 安全運転義務違反にあたるはずなのに、(自転車だけ)イヤホンをしていることを違反とするのは意味がわからない。」 となる。(2015.11.15) ▼[高知]無灯火での警官への衝突事件の更に続報 www.chunichi.co.jp/s/article/2015102601001193.html 少なくとも高知の現場周辺に於いては 「自転車違反への警告票は赤切符ではないので止まって指示に従えば (多少記入の手間があるかもしれないが)殆どの場合そのまま解放されるだけ」 という状態では済まないような。 高知での今後の自転車取り締まり変革の起点になるのかどうか。 全国的にもあまり赤切符発行をしている傾向の少ない無灯火だけに 「無灯火=問答無用で即赤切符」となるとすれば余計に逃げようとして事故を誘発するとすれば無理でも 「特に通学に於いて無灯火の温床となっているブロックダイナモを特別な場合を除き禁止とし、 オートライトではない自転車での登校は不許可」という決まりや、 「毎月校内での自転車整備点検を義務化する」という議論にまで発展できるかどうか。 事故者数でいえば自動車のほうが多いからとしても、 少なくともこのまま何事もなかったように変わらないということはありえないような気もする。 (2015.10.31) ●[宮崎]自動車の暴走 認知症の症状あり www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015102902000255.html 自動車の話だが、暴走車両問題として取り上げておくべき話題。 もし今回の事故が自転車走行であったなら車道から歩道に突入して誰か1人にぶつかった時点で転倒するだろう。 いや、自転車であったとしても被害者の数ではなく、 車道歩道問わず無意識で暴走されかねない状況を放置することは社会的に問題がないと言えるのかどうか。 高齢化社会問題の1つがこれからも増加するものとして注意深く考える必要がある。 現在75歳以上では認知症発症で免許更新不可になっているようだが、73歳には必要ないという現行法の改正もあるのだろうか。 www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kousin/kousin05_2.htm 臨時適性検査(専門医の診断)の結果、認知症と診断された場合は、運転免許の取消し、又は停止になります。 自動車事故の話ではあるが、日常茶飯事で伝えられる自動車の「ブレーキとアクセルの踏み間違い」のような 高齢者増加から暴走で他人へ被害が及んでしまうことは避けなければならない。 この場合、自転車に仮にバックミラーを付けていたとしても車道どころか、 歩道をノーブレーキで暴走してくる自動車を咄嗟に避けることができるとも限らない。 病院は年齢に関係なく認知症を確認した時点で自動車等の免許の有無を確認しすぐに報告する義務を負わせ、 自動車免許そのものを剥奪するというわけにはいかないのだろうか。 「高齢者 免許剥奪」で検索すると賛否両論が出てくるが、 「生活の足を補助するための具体的な対策」というものが 全く足りていないというのが問題になるのではないのだろうか。 免許返納制度のように優遇措置は当然図るとして、 公共交通機関が自家用車使用に比べてメリットが少なければ使いたがらないというのも分かる。 (電車・バスの本数が少ない地域。そもそも荷物が大して積めない。等) ・・・それでも、あと30年もすれば自動運転車が当たり前になって 「経済活動の阻害にもなっている”自分勝手に車間距離を詰めるせいで起こる”渋滞」 「アクセル・ブレーキ等の操作ミスによる問題」 「急な発作等での暴走」 「出会い頭の事故」 「交差点での右折事故」 のような問題が一気に消え去ることになりそう。 自動車保険はそれでも何らかの整備や回路のミスで起こる故障時の対人対物保険として消えることはないとして、 自動車免許制度自体はスタントやレース等の特殊なプロドライバーを除いて将来的には廃止されれば 事故そのものは極端に減るだろう。 (2015.10.31) ●相手に使う場合の「自転車道」という呼び方と内容の違い blog.jablaw.org/?eid=1069754 まず最初に自転車道の定義 道路交通法 第二条三の三 自転車道 自転車の通行の用に供するため縁石線又はさくその他これに類する工作物によつて区画された車道の部分をいう。 つまり 「自転車道」=「工作物等で区分けされている」ことが前提であることからして・・・ (1)歩道に線で区分けしてるだけの「普通自転車通行指定部分」は「自転車道」とは呼ばない。 (2)車道に青などの矢じり型や直線・点線が引かれている部分(道交法には記載のない)「自転車ナビライン」も、「自転車道」と呼ばない。 「車道でも歩道でもない自転車走行のみに特化した独立した区画」が「自転車道」になる。 通行方法について聞く場合、単に「自転車道があれば通らないといけないのか?」と聞かれれば 聞かれた側が区画された道交法上の自転車道を想定すれば「通らなければならない」と伝えて 聞いた側が本当は「歩道上の普通自転車通行指定部分のことを自転車道」として聞いていたとすれば間違って伝わってしまう。 自転車の種類がよく分かっていない人に対して「電動自転車は電動アシスト自転車ではない」と言っても 通じないのと似たようなものかもしれない。(電動自転車といえば「公道走行が違法になるフル電動自転車」を想定する) しかし、「どこをどういう方法で走れば違法にならないのか」を考え過ぎるよりは、 実際の敷設状態では非常に様々で複雑な敷設が繰り広げられていて、 自動車/自転車問わず無法走行も横行していることからして 基本的に「とにかく事故が起こらないようにするために最大限配慮できる走行速度や位置を心がける」というのも大事。 道交法を守ることも大切だが、それ以上に命を守ることのほうが優先されることは言うまでもない。 (2015.10.25) ●なぜ荷台を曲げるのか takesno.com/archives/1972 アップハンドルを前に向けて上げるような見た目の意味不明な尖った感を出したいだけならまだしも、 2人乗りについてはそもそも「道交法違反という感覚がないだろう」というのが問題で、 その原因は各種ドラマや漫画等での「まるで違法ではないかのような描写」にあるのは明白。 しかしながら、現実的には信号無視が違反と知っていても行っている問題、 出会い頭事故を防ぐにはいかなる小さな路地であっても一時停止をしっかりすることのほうが大事ではある。 (2015.10.25) ●[高知]高校生が警官とぶつかり意識不明の重体の事故で書類送検 www.yomiuri.co.jp/national/20151020-OYT1T50057.html 8月の事故の続報。無灯火が招いた悲劇。 故意だったかどうかをブレーキの有無にしているが、自転車でブレーキ跡が残るとは思えないだけに 通常の路面状態での一般的な制動距離を基にしてブレーキを一切かけていなかったということ? 実際の速度そのものも転倒した衝撃度から計算するということも可能なんだろうか。 しかし、取り締まりへの誤解はやはり問題に思える。 停止に従い警告表を受けても、必ず人生が終了するような大袈裟に考えすぎることもなく、 「気を付けて走ってください」という活動ということを理解していれば 逃走もせず、事故そのものがなかったと考えるのは結果論でしかないのだろうか。 例え無灯火だけが原因で赤切符発行になるよりは、 (多額の賠償金を背負うとは微塵も考えず)逃げればどうにかなるという選択に至ってしまったことが 最悪の結果に。 そして、当事者たち以外は「事故は処理できましたのでこの件は終了です。」 で、「無灯火」を防ぐための対策は何ら行われないとすれば報われない気がする。 いっそ通学自転車には 「ハブダイナモを標準装備で常時点灯」で 「ブロックダイナモをどうしても使う場合は面倒な手続きがいくつも必要な許可制」にでもしてしまったほうがいいと思う。 常時負荷がかかるといっても20kg超えの自転車そのもので負荷を考えると 「年齢体力的には誤差」といってもいいだろう。 (2015.10.25) ●[福岡]自転車の違反摘発数。 www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/202055 9月末現在、道交法違反による摘発数は、昨年同期の約3倍にあたる120件にも上っている。 ようやくここで比較データを基に(この場合を赤切符発行として推測できるため) 「福岡では取り締まりが厳しくなった」といえる。 (単に「講習が始まった=取り締まりが厳しくなった」というのは内容を理解していないと判断) 摘発内容は、ピストバイクなどの制動装置不良が61件と最多。遮断機が下りかけた踏み切りへの進入も22件を摘発した。 こうしてみていると地域によって重点取り締まりの差があるのが非常に興味深い。 大阪のように「信号無視」で停止しないことを問題視するケースに対し、 「制動装置不良そのものを違反」とする福岡。 未だにピストブーム?というよりは一般車でワイヤー切れなど十分に制動できないケースが多いということだろう。 遮断踏切立ち入りに関しては「京都・大阪・福岡・神奈川など赤切符発行数が占める割合が全体的に多い」という傾向。 摘発に至らない指導警告の件数も、9月末現在で約16万6000件と、10年の3倍以上 指導警告はあくまで警告。「運転をしっかりと見直しましょう」 (2015.10.25) ●[京都]自転車一斉取り締まり mainichi.jp/area/kyoto/news/20151017ddlk26040516000c.html 珍しくきちんと「赤切符」と書いている。 ・遮断踏切立ち入り・・・11件 ・通行区分違反・・・7件 ・一時不停止・・・2件 ・ヘッドホン使用、携帯電話使用、制動装置等不良各1件 総数27か所で実施したわりには1時間のみのためか少ない。 意外に赤信号無視がゼロ。通行区分違反は車道の右側通行だろうか。 一時不停止はちょっと奥まった路地裏でやるだけで軽く10倍以上に増えるはずだが なぜかやりたがらない不思議。交差点での出会い頭の危険性が分からないわけではないはずだが・・・。 遮断踏切立ち入りへの赤切符が多いのは当たり前。 遺族や被害者や鉄道会社への賠償金などを考えると莫大な額になるはずだが 「自分だけは無敵のキャラ」のような気分なんだろうか。 迂回路を探したり、むしろ時間待ちを楽しめる精神的余裕をもって行動したいものだ。 (2015.10.25) ●[大阪]9月末時点での赤切符発行件数? cyclist.sanspo.com/210648 摘発が赤切符発行ではなく罰則とは無関係の警告票の発行が混同されているケースも多いだけに疑問符とした。 大阪では講習対象者が3人も出ているが、まだ他の都道府県では無し。 府警によると、府内の摘発の内訳は、信号無視が最多で745件。 遮断棒が下りた踏切への立ち入り180件、ブレーキ不良62件などが続いた。 大阪では“おばちゃん御用達”とされる傘スタンド「さすべえ」を使って走行中、 歩行者と接触し負傷させ摘発されたケースもあったという。 ▼信号無視 当然のように「信号無視」が最多。これでも「信号を守れ」ということは極常識的なルールだからか 世間一般に「信号を守ること」を強く広く周知されるキャンペーンを行っているような気はしない。 ▼罰則主義 自動車の交通ルールが罰則主義だからこそ抑制できているという見方。 そもそも何が悪いのか理解していない。 義務教育面でも、躾をする親自身も詳細が全く理解できていないからこその現状だろう。 「周りもみんな同じようにしてるから」という全体主義の弊害。 罰則主義も結構だが原因の根を取り除かずに上の雑草だけ切り取り続けるのが効果的と言えるのだろうか。 ▼傘 やはり傘使用そのもので赤切符発行するつもりは全くなさそうだ。 「傘使用は事故が起こった場合に限り違反とする」という注釈を追加するわけにもいかないからだろう。 ▼違反件数 しかしながら・・・ 26年中の道交法違反の摘発総数は東京が約96万件だったのに対し、大阪は約58万件だった。 自転車の違反は自動車に比べ危険性が低いことから今まで見過ごされてきたからこそ 無法運転が横行しているとしても、 この数を改めてみると「自動車は違反するもの」として麻痺しきっているのだろうか。 車検もあり、免許制度があってもこれだけの違反が横行。 それに比べるとやはり危険性の度合いで言えばやはり歴然とした差があることは見逃せない。 だからといって「危険性が低いから無法運転で構わない」というつもりはない。 「自動車は税金も払って免許も取ってマナーを守って運転しているのに自転車は無法運転だらけ」 というレッテル貼りをするのは勘弁してほしいと思う。 「お互い様」だということを理解すべき。 「自動車しか乗らない」vs「自転車しか乗らない」 という対立はまだしも、両方乗るのであれば尚更配慮すべきだと思う。 ▼重点取り締まり日程 www.police.pref.osaka.jp/03kotsu/torishimari/ 実のところスケジュールは発表されていたりするので、事前にいつも以上に注意を払うということも出来るが そもそもこういうところまで確認するような人であれば違反に対して十分神経質に思えるのであまり意味はなさそう。 (2015.10.25) ●横断歩道に併設された自転車横断帯の危険性を表した分かりやすい図解 forbicycle.net/?p=108 消すことで「強引な横断帯の通行義務」そのものを回避できるのは歓迎するとしても、 交差点の通行方法自体が自動車・自転車ともに理解力が足りているとは思えないので、 例え全国から消え失せたところであまり変化があるとも思えない。 (2015.10.17) ●[北海道]ナビマークの罠 ▼ロジングリップ (マンホール鉄蓋用熱溶着式滑り止めシート) store.itoyogyo.co.jp/rosingrip/ こうした処理済みであれば下記は無意味な内容。 ↓ (画像だけ見て滑り止め加工されていないと仮定した場合) dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0190269.html 杜撰な道路管理というべきか。 矢印の前に「雨天時に滑る鉄蓋」が見えているというトラップが仕掛けられていることを まず問題視すべきに思えるが、担当者は雨天時にまず自分で該当箇所を走ってから 本当にそのままで安全なのか確認してくれと言いたい。 最初に「滑り止め付きの蓋」交換してから実験をしてくれと・・・。 そして、車道と歩道の間の格子網の蓋も細かい溝の滑り止め付にすべきだろう。 (2015.10.17) ●[滋賀]矢羽根マークで走行位置の表示 www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20151003000112 道路左端に矢羽根マークを塗装している向こう側には 道路中央寄りを堂々と走るロードバイクという、なかなか皮肉の効いた写真。 道路交通法17条では道路の「左側」を通行するように規定があり罰則もある。 しかし、第18条では「軽車両は道路の「左側端」に寄り、当該道路を通行しなければならない」とはあっても、 この規定自体への直接の罰則はないため努力義務のような形になっている。 (但し、自転車を含む軽車両は交差点右折時には、同34条3により「左側端」規定(罰則あり)のため2段階右折が必要) (2015.10.6) ●[青森]自転車「ながら運転」に警告500件 www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150928005885.asp 2015年1月から8月までの警告数が計500件 携帯電話やイヤホン、傘などを使いながら運転し、事故につながれば同法の安全運転義務違反に該当し、 安全講習の受講を命じられる可能性がある。 「事故につながれば」であり、「傘・携帯電話」でも直接の違反とはしないようだが、 「イヤホン」と「傘・携帯電話」での違法性の性質は正確に言えば異なる。 (2015.10.3) ●[北海道]自転車ナビライン(ブルーライン) dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0183817-s.html 白線に沿って青線を直線で引き、逆方向に進行していると違和感を覚えるように矢印や自転車方向をを所々に敷設。 この場所では、この形式が一番理に適っているように思う。 この場合でもナビラインであって、 「縁石などで区画されていないので」走行しなければならない自転車道のような強制力はないが、 道路幅的に安全性を考慮した上で「(歩道がないのでこの場合は)路側帯」走行を推奨ということになる。 ↓ 一方で場合によっては歩道があり、車道外側線と歩道の間の舗装も不十分な 狭い場所を走れというようなナビラインがあれば、走行によって危険を来す恐れがあるため、 強制力もないので無視して車道走行か、歩道走行か、 誤解と混乱を招く敷設不良箇所として行政にでも伝えて通らないという選択になる。 (歩道寄りの端まで適切な舗装を行ってもらうか、ナビラインを車道側へ矢印マークのみ表示に変更させる) (2015.10.3) ●【岩手】ヘルメット貸与廃止、【他地域】助成制度 www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150923_5 予算削減でヘルメット貸与を廃止。 (愛媛のヘルメット着用努力義務はヘルメット”貸与”の制定ではないので無関係。) 理由については「経費削減」「他自治体では貸与なし」「児童生徒や保護者の安全意識向上」。 そもそも買い与えていたことが変に思える。 鞄などのような学校での必要品として半強制的に買わせていたら済んだこと。 ↓ 一方で、助成金制度を設けて児童や高齢者にヘルメット着用を促す地域もある。 (下記地域以外でも「ヘルメット 助成」で検索すれば様々見つかる) 【石川県】白山市がヘルメット購入へ助成金制度 所有率は児童の3分の1しかなく、6月の重体事故2件が発端 www.city.hakusan.ishikawa.jp/kyouiku/gakkoukyouiku/Helmet_subsidy.html 石川県では事故発生状況から一時的に?上限1000円で助成金制度を導入。 【神奈川県(大和市)】www.city.yamato.lg.jp/web/d-seibi/herumettokoushyuu.html 2000円上限のヘルメット助成金制度あり。 【大阪府(堺市)】www.city.sakai.lg.jp/kurashi/doro/jitensha/df0601.html 2000円上限のヘルメット助成金制度。こちらは高齢者も対象。 補助を得るには「堺自転車安全利用講習会」を受講する必要あり。 ↓ 地域独自の購入時盗難補償加入制度もそうだが、制度があっても周知が足りずに利用されなければ意味がないが こうした実利を伴う講習で自主的に学ばせようという取組みは良いと思う。 (2015,9,27) ●標識の効果が低い場所 www.cycling-ex.com/2015/09/toranomon_muda.html こういった標識は行政としては「設置しています」という意思表示が出来ていればいいというもので、 日常通行者に効果が高いかどうかより、いざというときに判断するためのものと言うべきか。 例えば、この場で自転車と歩行者で事故があった場合に 自転車が歩道を歩行者優先で進行できていないことに問題があったことは明白(道交法63条の4の2:罰則あり違反)だが、 「歩行者は自転車通行指定部分はなるべく避けて通っていなかった(道交法第10条3:罰則なし努力義務)」とすることが 出来ればそれでいいというような。 激狭の「路肩の青色自転車通行帯上を走行してください」や横断歩道併設の自転車横断帯のように、 道路整備が無茶苦茶なところというのは今に始まったことでもないので 利用者としても規制運用としても原則は置いておくとして、「いい加減なところがある」という認識でいなければ疲れる。 (2015.9.19) ■自転車横断帯の問題 www.cycling-ex.com/2015/09/dokoho_nazo_hoshabunri.html 63条の例外的歩道走行の難解加減も然ることながら、 横断歩道に併設されているものも含め、自転車横断帯の存在によって 走行・停止位置が複雑になっている現状で、 ある意味「本気で取り締まりをされれば赤切符発行し放題」になっている。 恣意的な運用をされかねない危険があるとして、 どれだけ遠回りになっても「そういう場所は通らない」というのが最適解になるだろうか。 しかし、仮に取り締まりされたとして、裁判まで行うことになれば、 違法性の有無に関わらず、そういう実態に則していない設備が必要かどうかいうことにもなるはず。 だからこそ撤去そのものは進められているとしても、完全撤去までには時間がかかるだろう。 未撤去の場所でも今後の撤去は絶対必要として、ひとまず1件でも その場所の横断帯(と自転車も対象になってしまう信号の看板)の撤去の要望を上げておいて、 少しでも撤去優先度が上がる可能性に期待するしかない。 ◆未だ散見される誤解 ×14項目が新たに制定されて講習制度も加わり厳しくなった道交法 ○14項目が「改めて」示され、新たに講習制度が「開始した」 ↓ 新しく始まったのは「講習制度」だけで、14項目は今までも違反の内容であり、新たに違反になったわけではない。 そして、取り締まり(赤切符発行)自体が「全国的に」極端に増えたという事実はどこにもない。 施行を契機にして道交法に改めて注目することは良いとしても、 間違った感覚で理解するくらいなら講習制度すら知らずに単に「今まで通り」という認識のほうがマシ。 今まで通り「左側通行」であり「一時停止が必要」でありといったものは何も変わっていないのだから。 誤解を持ったまま今回の施行を伝えている内容の中には 何か「14項目が出来たから」今後は自転車乗りを明確に危険扱いできるかのような印象すら受ける。 (2015.9.6) ▼【栃木】2015年9月1日から遮音・携帯電話使用の規制の続報 www.city.moka.tochigi.jp/7,23015,13,99.html 法文の記載はなく概要のみ。 道路交通法施行細則は今現在(9.6)更新されておらず、数か月は先になると思われるので年内更新くらいだろうか。 携帯電話を手で持ち、通話や操作をしながら、または画面を見たままの状態で自転車を運転しないこと。 イヤホン・ヘッドホンを使用し、安全運転に必要な音や声が聞こえない状態で自転車(自動車も含む)を運転しないこと。 ↓ 「安全運転に必要な音や声が聞こえない状態」と明記しているので 「安全運転に必要な音や声が聞こえる状態」であれば何ら問題なし。 「イヤホン等の使用禁止」と書いてある画像内でも「大音量で」イヤホン等を使用とあるので 「小音量」であればOK。 つまり、他の地域と同じように 「安全運転に必要な音や声が聞こえる」「小音量」であれば違法ではないということ。 ※「自動車も含む」と書いてあり、自転車に限定していないことからも、安全運転に必要な音や声とは 「音」→救急車・消防車・パトカーのサイレン音(他の車の走行音が聞こえる必要なし) 「声」→拡声器使用での警官の声 (自動車も含むので道端から呼びかける指示はポーズで判断できれば良いということになり、音声内容まで聞こえる必要なし) と解釈して問題ないだろう。 使わないほうがより安全として注意喚起としての制定でと考えるべきであり、 「遮音していなければ(携帯電話を使用しなければ)他の全ての違反が許されるということではない」 ↓ 「イヤホンは使用していないが、信号無視・一時停止無視などを日常的に繰り返す」 と 「(安全運転に必要な音や声が聞こえる小音量で)イヤホン使用しているが、信号を守り、一時停止を行い、その他法令も順守」 果たしてどちらが問題で実際違法に該当するのか。 実際に赤切符発行数も多い赤信号無視よりも危険視するとすれば甚だ疑問。 他にも右側通行や無灯火など様々な日常目にする道交法違反の危険性のほうが遥かに高いと思われるだけに、 印象論だけでイヤホン使用者=その他も道交法違反を繰り返す者というレッテル貼りをするのは危険な思想に思える。 結局のところ「イヤホンを使っていなければ(軽微だと思い込んでいる)違反をしても許されるはずがない」のだから。 (2015.9.6) ●起訴猶予または不起訴ではなく、罰金10万円になった違反 cyclist.sanspo.com/201219 酒酔い運転は自転車でも適用される。 自動車では厳罰化が著しい飲酒運転でも、 まだまだ車両という意識の少ない自転車では浸透度合いは低い。 京都といえば、自転車での傘使用については数少ない例外規定を設けていても、 飲酒運転はこれから同様の処置をとることが増えてくるのだろうか。 (2015.8.30) ▼無灯火根絶のためにすべきこと 14項目ばかりに目を向けていると忘れがちだが、無灯火も全国一律で道交法違反。 ↓ www.kochinews.co.jp/? nwSrl=342622 nwIW=1 nwVt=knd ●追跡に至った理由は 無灯火自転車の高校生が警官の呼び止めを振り切り別の警官にスピードを出したまま正面衝突。 単なる無灯火の警告であればそこまで追いかけはしなかっただろうと考えると、 午後9時10分という時間から別件に絡む可能性を考慮しての追跡だったのだろう。 とにかく今日は赤切符を切ろうという気で呼び止めをしようとしたというのは考えにくい。 ●逃走理由と可能性 加害者に是が非でも逃走しなければならない理由があったかどうかは置いておいて、 自転車走行で路側帯でも左側通行を制定されたことすら浸透しているとはいえない状況で 興味を持って扱っているであろう場合でも、 講習が始まったことを、まるで今までは違反ではなかったかのような誤解が珍しくもないだけに、 恐らくないとは思うが、赤切符を切られてしまうことを過剰に恐れていたという可能性もゼロではない。 ↓ 衝突事故前の段階での無灯火の交通違反では 例え赤切符を切られたとしても罰金は発生しても、損害賠償を負うこともなく、 (記録としては残っても)前科者扱いとして一生の汚点になるようなことはなかったはず。 参考:交通違反の懲役刑に該当しない罰金での赤切符は事実上「前科者」にはならない。 www.x-talk.co.jp/dokohou/koutuuihan-zennka.htm ●そもそも取り上げた理由として 事故を起こした加害者が悪いとか、ブレーキを適切にかけなかったことが悪いといったことは当たり前の話で、 「無灯火の原因とは何か」という根本的な問題を考える必要があるのではないかということ。 ▼(事故を起こした車種が一般車かどうかは分からないが、割合として一般車として仮定する) 一般車は基本的には自動点灯するオートライト前提のハブダイナモを搭載するものしか販売できないようにするという 規制すべきではないだろうかとさえ思う。 (規制以前に太さ5/16軸の一般車ノーマルハブはシマノが製造停止によりナカノ製ハブが唯一国内単体購入できるものになってしまった) 本体が500g程度重くなるといったデメリットは、18kgオーバーが当たり前の一般車の世界では誤差レベルにさえ思える。 ●規制方向で考える(道交法・地方条例・教育委員会の通達) ハブダイナモがコストアップで耐えられないとするのであれば、 少なくとも、(夜間)使用時に回転抵抗が軽めのLEDブロックダイナモを標準化し、 豆電球(フィラメント式)タイプは無灯火の温床となっていることは明らかとして、 法律で禁止すべきに思えて仕方がない。 しかし、「タイヤに空気を入れないのが普通」「チェーンにチェーンオイルを注さないのが普通」 といった人では回転抵抗が軽めだからといっても ブロックダイナモを点灯することすら面倒がることも考えられるので やはり標準装備はオートライトというのが妥当か。 防犯登録や一部地域のヘルメット着用のような罰則なしの努力義務でもいいので まずは高知の条例から制定されないものだろうか。 それが無理でもせめて高知の教育委員会からの通達で 「各学校はオートライト非搭載の自転車では通学禁止」といったところまで踏み込むことができれば 「点灯しているのが当たり前」といった雰囲気作りが期待出来るように思う。 そこから全国に「オートライトが普通」といった流れになれば無灯火は激減するはず。 ↓ 工賃込で8000円くらいの負担強いることになっても、 既存の車輪でも完組ホイールに交換するのは大した手間にもならないので 低所得者層には対象者のみ1年(12回)払いの分割手数料を購入補助金として与える・・・と事務手数料が増えるなら 「半額補助+分割2回払い」でもあれば出せない金額ではないだろう。 そうすればいずれ、どうしても応じないという余程反抗精神に溢れる極一部を除き、 「無灯火はダサい」という流れを作るのは不可能ではないはず。 ↓ ※個人的には一般車部品でもハブダイナモは昼間使用が多ければ メンテ性で劣り、重さ、昼間の走行抵抗、交換する場合でも値段が増してしまうといった デメリットのほうが目立つので「回転抵抗が低いブロックダイナモ」を推進したいところではある。 #夜間は速度を出して走るべき状態ではないのだから多少の抵抗感上昇は仕方がない。 将来的に一般車用の5/16軸:OLD93mmのノーマルハブが販売終了になったとしても、 同時に一般車でもM9で軸でOLD100mmの前提のフォークが標準装備になれば シマノとしてもスポーツ車やEU規格と統一して開発できるのでコストも削減でき 完成車メーカーもスポーツ車フォークと共用できれば補修フォーク在庫管理がしやすくなるだけでなく、 5/16(約8mm)→M9(約9mm)で軸の太さが増すので強度が増すことは間違いなく、 OLDも93→100mmで支点位置が広がるということはそのぶん安定性や強度上昇も期待できると見ていいのでは。 ユーザー側としてもスケールメリットで値段が安くなれば交換しやすくなるので助かる。 ↓ ▼クロスバイクやロードバイクなどのスポーツ系の場合 一般車からの買い替えや買い増しで用途が街乗りで、 しかもスポーツ系では1台目ということになれば、一般車のような使われ方 「タイヤに空気を入れないのが普通」「チェーンにチェーンオイルを注さないのが普通」という 感覚で乗る人がいないとは思わないので、ホイールは標準でハブダイナモ選択にしておいて、 オプションでノーマルハブも選べるといった方向にすべきか。 但し、スポーツ系M9でOLD100mmのハブダイナモの完組ホイールというのは 元々の需要としては低いので現状販売していないようなので手組依頼が前提となっているのは 完組ホイール提供メーカーにも働きかける必要があるだろう。 スポーツ系ハブダイナモのE2端子向けのライトが極端に少ないことも問題。 ●余談:明るさ 別途取り付けになるバッテリーライトを選択するとしても、最低でもVOLT300あたりの明るさを基準にすべきに思える。 それでも今は明るさや光軸についての議論以前の「装備する/しない」「点灯する/しない」 といった程度の低い問題を解決するほうが先決。 ↓ ●整備しなければただの飾り ハブダイナモを標準化した場合でも、同時に進めていく必要があることとしては「整備」の重要性。 整備が行き届いていなければ接線が切れていたり、回路が故障していれば点灯しないことも有りうるので、 車検の存在しない自転車でも「いかにして整備を強制させるか」といった方向も フォーク抜けやクイックリリースの固定不良などの「事故防止」の観点から考えなければならない。 これも地方条例での整備努力義務として1年に1回は点検を受けさせるような取り組みが求められる。 (ブレーキ不整備などの不良箇所のある自転車は道交法違反というのは現状でもあるので 不整備車の走行禁止令というものを新たに作ることは無意味) ネット販売がどれだけ発展しても実店舗がなければ結局困るのはユーザー。 ↓ ●結論 ・ブロックダイナモの豆電球(フィラメント式)タイプはすぐに販売規制すべき (・5/16軸:OLD93mmハブは終了させ、M9軸:OLD100mmに統一) ・無灯火がダサいという雰囲気を作る ・「整備に疎いであろう人に対して」業界はスポーツ系でもハブダイナモを基本とすべき ・点検の重要性も合わせて考えるべき (2015.8.30) ●自転車専用の信号 greenz.jp/2015/08/09/traffic_lights_london/ (相変わらず「違反そのものに変化はなく実際は講習が開始されただけ」の内容を 事実とは異なる「自転車の取り締まりが強化」という勘違いが浸透してしまっているのはともかく) 「自転車専用信号」通行量に応じてセンサーで判断する自転車専用の信号。 一方で「車両感応式信号機」は自動車専用でオートバイや自転車は手押し式。 www.police.pref.fukushima.jp/oshirase/signal/syaryou.html (2輪車自体に反応するケースもあるようだが、画一的ではない。) ↓ signal-net.sakura.ne.jp/sig_que1-2.htm 既に自転車専用信号もあるが、コスト的に検知タイプが使われていなさそう。 (2015.8.30) ●歩道走行に関する勘違い 【道交法で自転車の歩道走行は禁止されている!】 伝聞や恐怖心の印象だけで認識してしまうと起こりやすい傾向。 ↓ 【道交法で自転車の歩道走行は例外として通行可能】 「歩道走行は”原則”禁止」と「歩道走行は禁止」では全く異なる。 「あの料理は”苦くて”美味くない」と「あの料理は美味くない」が違うのと同じ。 条件の有無があることを完全に見逃している。 そして、例外規定に関しても13歳未満70歳以上だけでなく、 「車道通行が危険な状況であり、安全のため歩道通行がやむを得ない場合」も 「歩道走行が可能」と道交法63条の4に書いてある。 「やむを得ない状況」の判断が個々で異なるとしても、 個人の運転能力で、より安全に走行することができる方法で考えることが問題とは思わない。 ↓ 親子乗せ自転車なので車道走行が不安といった場合でも 当然「走行そのものは」何ら問題はないことになる。 (但し、速度に関しては普通自転車通行指定部分でない場合は徐行規定があるため、 電動アシストなどで時速20km以上程度を出すなら車道を走るべきだろう。) (2015.8.7) ◆安全とは何か cyclist.sanspo.com/197163 1分1秒、早くなったところで、嫁と子供は喜ばない。安全に帰ることが大事。 趣味でやっているので競わず、まずは安全に。その中でタイムが出たらいい」 (レース中なので他の車両と公道を使うという状況ではないとしても) 実際に事故に遭ったからこそ身に染みて言える言葉。 ヘルメットを付けていてもイベントレース落車で帰らぬ人となったケースもあるだけに、 「ほどほどに安全に楽しむ」ことこそが一番重要なことだと気づかされたであろう。 ↓ 「スピード重視」ということでいえば、(スポーツ自転車、一般車関係なく) 停止することを極端に拒絶するような公道で信号無視を繰り返すような乗り方をすることが 「赤切符を発行されやすい一番の要因」だけでなく、 いかに危険な行為ということかを広く伝えてもらいたいと思う。 (2015.7.31) ▼赤切符2枚発行による全国初の講習対象の違反は「制動装置(ブレーキ)の不備」 www.cycling-ex.com/2015/07/jyuko_meirei.html 「前輪ブレーキのないピスト自転車」 固定ギアは制動距離からして制動装置として認められていなかったはずなので、 後輪ブレーキだけは取り付けていたということになるのだろうか。 ピスト自転車を公道で使用するための条件というものを購入時にも知らなかったはずもないのに 「自分だけは大丈夫」と思い込んだ結果だろうか。 個人的な感情でいえば、そもそも固定ギアでの公道走行は前後ブレーキを付けていたとしても、 違法な電動アシストではない電動自転車と同等に認めるべきではないのではないだろうか。 なぜ公道でそこまでダイレクトな駆動性能が必要なのか。一体何に駆り立てられるのか。 シングルスピードで満足できないなら自分の私有地や許可されたコースを走行するという選択肢がなぜないのか。 競輪選手に憧れがあるというわけでもないファッション感覚であれば尚更シングルスピードで十分だろう。 「絶対に他人に危害を与えない自信がある」という感覚以前の問題。────────────────────────────────────────── ◆法的根拠 「道路交通法 第63条の9」 自転車の運転者は、内閣府令で定める基準に適合する制動装置を備えていないため 交通の危険を生じさせるおそれがある自転車を運転してはならない。 ↓ 「道路交通法施行規則 第9条の3」 法第六十三条の九第一項 の内閣府令で定める基準は、次の各号に掲げるとおりとする。 一 前車輪及び後車輪を制動すること。 二 乾燥した平たんな舗装路面において、制動初速度が十キロメートル毎時のとき、 制動装置の操作を開始した場所から三メートル以内の距離で円滑に自転車を停止させる性能を有すること。 ────────────────────────────────────────── しかし、赤切符発行数からすれば講習1号はどう考えても「信号無視」か「踏切侵入」に思えたが、 警戒場所で同じような違反を繰り返すようなことも今のところはないことが意外。 「赤切符発行されうようが違反なんて知ったことじゃないからこれからも信号なんて無視し続ける」という人は 居そうでいないということか。(単にそのルートを通らない選択をしただけかもしれないが・・・。) (2015.7.30) ▼ウインカーについて ウインカーについては電源が確保できる電動アシスト自転車に導入してみればいいように思うが 実質的には原則車道ではなく主に歩道を走行するものになってしまっている以上、普及は難しいだろう。 本来速度の速いロードバイクにこそ取り付けるべきに思えるが、 余計な重くなるものはつけたくないという考えから積極的に取り付けようという傾向にはならないだろう。 クロスバイクに取り付けるべきとしても、電源を安定的に確保するためにハブダイナモを義務化というのも現実的とはいえず。 自動車のドライバーからもしっかり視認されるような大きさと明るさとなればますます難しい。 走行位置もオートバイの位置ではなく端を走っている以上、駐車車両を避けようとすると 手で合図を出していたとしても全く理解していない自動車の運転者にしてみれば 「先に行けということかと思った」とか 「横で変に腕伸ばしてたかと思ったら何か急に飛び出してきた」という状態になりかねないので、 結局自衛のためには自動車もオートバイも自転車も歩行者も「傍若無人だらけ」と思い視野を広く持つしかない。 しかし、そうしていつまでも自動車からは車道を走る自転車が「車両」という認識をされることもなく 自転車も自転車で「自転車なんだから許される」と思い込み、 信号無視や車道や路側帯の右側通行を筆頭に明確な違反を繰り返されることも考えなければならない。 (2015.7.30) ◆「2015年6月の暫定の赤切符の発行数」(警察庁発表) www.asahi.com/articles/ASH7665WYH76UTIL04F.html 「違反の種類別」 信号無視・・・・・約230件 遮断踏切立入・・・約200件 安全運転義務違反・・約40件 一時不停止・・・・・約30件 ブレーキ不良・・・・約20件 「都道府県警別の件数」 (東京)警視庁・・・約190件 大阪・・・・・・・約120件 愛知・・・・・・・・約50件 兵庫・・・・・・・・約50件 神奈川・京都・・・・約40件 ◆自転車の危険行為を全国で549件摘発、最多は信号無視 新制度1カ月で警察庁が集計 cyclist.sanspo.com/192750 「最多は信号無視」 ◆販売店の感想 potapotabicycle.blog.fc2.com/blog-entry-1746.html お店で働いていて感じたのは「まじめな人ほど改正を気にしていて、だめちゃんな方ほど気にしてない」ということです。 まぁ、ダメな方は相変わらず、でも中間から上のマナー層は改善していっているのではないでしょうか。 防犯意識と似たような感覚だろうか。 元々神経質なほどに気にする人は自らが招き引き起こすようなトラブルに巻き込まれることもないが、 無頓着な人ほど「宝くじ1等か隕石に当たるような確率でしか起こらない」とでも思っているのだろう。 ↓ だからといって、結局自転車の厳罰化にしても、 人員的な問題からも単純な罰金や罰則の強化の実効性を論ずるより 本来マナー向上が目的であれば、啓蒙活動や「(赤切符2枚からの講習に頼らない)学ぶ機会」そのものを重視すべきはず。 何か厳罰化すれば全てが解決するかのような幻想を持っている人のほうが多いなら残念。 「飲酒運転のように厳罰化すれば必然的に周知になる?」 「危険性が理解できない、理解しようとも思わない人に対しては最善の方法?」 子供から老人まで広く運転できる乗り物である自転車としての活用法よりも、 自動車やオートバイのように規制を強めることだけが本当に理想的な社会のあるべき姿と言えるのだろうか。 ◆取り締まりの強化が必須? wpb.shueisha.co.jp/2015/06/25/49735/3/ 取り締まりを強化すれば全体的なマナーは向上するのではという考えを基に作られたであろう記事。 しかし、赤切符を発行されても「起訴されなければ=不起訴・起訴猶予処分」罰金や前科はない。 警告票発行を全て青切符に変更できたとして、やはり本人確認の問題が生じる。 免許の携帯義務もないのに誰かに貸していた又は家族友人のものを借りていた場合の本人確認、 防犯登録も罰則なしの義務で一体どうやって確認するのか。 国民カードのようなものを所持義務化というのも現実的とは思えない。 ▼自転車で信号無視、50%が「急いでいた」 大阪府警が違反者500人に聞き取り調査 cyclist.sanspo.com/193538 利用者全体のモラルの問題。事故の元という意識が余りにも希薄。 取り締まりとして「赤切符」発行枚数の割合としては一番多くても、 日常的な「指導」「啓蒙活動」が全く足りていないのもある。 ▼大阪では「警官いても信号無視」が4割…自転車 news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20150710-567-OYT1T50012.html 約4割が警官が近くにいるのを知りながら信号無視 全国の赤切符発行枚数が約550件。信号無視は約230件で最多。 大阪府内では自転車の信号無視で10人亡くなっている。 そこで、自治会などと協力して「信号守らせ隊」を開始することになったようだ。 ようやくというより何故今まで放置してきたのか逆に疑問だった信号無視への啓蒙活動。 地域で異なることすら無視し、道交法違反かどうかすら怪しい違反を殊更に問題視するような妙な考え方から1歩前進。 ●「適切に停止することは他のどの違反よりも優先して守るべきであり、多数の事故を防ぐきっかけに繋がる」 講習対象の14項目と停止することを繋げると・・・ 1:信号を守るために「停止する」 2:通行禁止区域に入る前に「停止すること」で確認できる 3:歩行者を優先するために「停止する」 4:左側通行するために「停止し」(横断可能な)道路を適切に横断する 5:歩道に入る前には「一時停止」 6:踏切の直前で「停止」 7:交差点付近での歩行者優先のために必要な「安全な速度と方法」には、当然一時停止することも含まれるだろう 8:他の車両の進行妨害にならないように「停止する」 9:環状交差点付近での歩行者優先のために必要な「安全な速度と方法」には、当然一時停止することも含まれるだろう 10:交差点手前で「一時停止」。正に停止の規定。 11:歩道進行時には歩行者の妨げになる場合は「一時停止」 12:「停止するため」に制動装置が必要 13:酒気帯び運転禁止。「正常に停止判断ができなくなる」ことが「飲酒事故の罰則の強化からも」明白なため。 14:「ブレーキなどを確実に操作する」こと もはや「停止こそがほとんどの安全運転に通じる」と言っても過言ではない。 そのためには「急停止にならないような通行方法」を常日頃から心がけることが必要。 ◆「速度は抑え気味」で見通しの悪い場所を見逃さない。 ◆生活道や停車車両では物陰から歩行者飛び出しなど特に注意が必要。 ◆歩道で歩行者を避けるときは「止まって一声かけて通る」 ◆歩道から車道に出るときも、車道から歩道に入るときも「(急ブレーキにならないよう適切に)止まる」 ◆車道で駐車車両を避けるときも「基本的には停止し、車の流れが途切れるまで待つほうが安全」 ◆見通しの悪い交差点で一時停止する必要がない場合でも「停止するほうが安全」 「当たり屋」行為で78歳の男逮捕 自転車にぶつかり3万円 news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-32429905.html こういう輩から自衛するためにも停止は重要。 簡単なトイカメラのようなものも含めて ドライブレコーダーとしての録画は必要になってくるだろう。 ●宮城県「交差点で安全確認無視と赤信号無視」で赤切符 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150718_13014.html 赤信号無視と交差点進行の衝突事故で赤切符。やはり停止・徐行の軽視により発生。 交差点進行で70条違反というのは、 道幅が同じくらいで36条が適用できず、停止線がなかったから43条が適用できなかったということだろうか。 70条の安全運転義務違反の適用については、 今回の件では実際他人に危害を与えているのだから内容には沿っているとしても 曖昧な表現の法文なので拡大解釈されがちなだけに若干腑に落ちない。 ▼【京都】「右側通行」に赤切符発行 news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150704ddlk26010557000c.html 施行1ヶ月後の京都 14項目の4番目「右側通行」(道路交通法17条の4違反) ▼【滋賀】「右側通行」に赤切符発行 news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1507140025.html cyclist.sanspo.com/194165 滋賀でも「右側通行」で1人に赤切符の発行。この場合は「事故」を起こしたことで当然の結果とも言える。 警告票が多かったのは約300件の「無灯火」 次に2人乗りの約200件、「携帯電話使用での片手運転」が約120件 ▼歩道を20km超えで警告 歩道の速度として徐行とはみなされない時速20km超えで警告を出したようだが 「歩行者がいない普通自転車通行指定部分」であれば「歩道の状況に応じた安全な速度と方法」で通行すれば良く、 「徐行」自体の義務は適用されない。 ▼【兵庫】赤切符発行数は「信号無視が約60件、遮断後踏切侵入が約20件」 news.goo.ne.jp/article/sankei/region/sankei-rgn1507090047.html 阪神、神戸地域の2015年6月の1ヶ月の赤切符発行枚数は約100件。 「信号無視が約60件、遮断後踏切侵入が約20件」 偽装を防ぐための身元確認方法は「健康保険証」「学生証」「家族への確認」とはあるが、 家族も親類などの身元引受人がいない独身者が 一切身分証明できるものを持っていない場合は一体どうするつもりなんだろう。 事故の場合はともかく、自転車の違反だけで身元が判明するまで拘留? 余程別の事件の重要参考人でもなければありえないような。 ●「厳しくなった」に含まれる感覚の違い まず「赤切符発行されなければそもそも講習対象のカウントにはならない」 ということを知らないとして、呼び止められて「注意される」ケースが増えている地域だったとすれば、 車道の右側通行などの違反自体を今まで違反とは思っていなかっただけに、 呼び止められる時間を無駄に割かれることに対して「厳しくなった」という感覚なんだろうか。 「毎週・毎月の赤切符発行状況を把握できる立場の人間(交通関連の部署や記者など)」が 実際に講習対象の赤切符発行枚数を前週比・前月比などで「増えている」ことを把握した上での 「厳しくなった」という内容であれば頷ける。 「周囲で警告票をもらったという話すら聞かない地域」にも関わらず イメージだけで「強化された」という表現を安易に使うことはどうにも違和感が拭えない。 今まで赤切符を発行されても不起訴や起訴猶予処分で交通安全の改善にならなかった状態が 対象者にしてみれば「無罪放免」で済んだだけという意味合いで、 結果的に野放しになっていたことは「甘すぎる対処」だったが、 今回から(講習を受ければ5万円以下の罰金にはならなくても)、 交通安全の改善を見込める講習を受けさせる機会を与えられることが 「厳しくなった」とするにはやはり無理がある。 「学ばせる機会が出来た」ことが「厳しい処分が与えられるようになった」 と同じ意味として繋がるとすれば、 即ち日常的に「悪質な」違反行為を繰り返している立場の感覚から発させられる言葉のはず。 いや、違うのか・・・ 少年法の年齢が引き下げられ、中学生でも成人と同じ法律で裁かれるようになったとして 悪質な非行を非難する側にあっても「厳しくなった」という感覚になるはず。 つまり、 違反行為を繰り返す相手に対して「どうだ?厳しくなったんだぞ?いいのかそれで?」という 「威嚇」の意味で使用しているということになるのか。 それにしても認識が甘い新聞記者ならまだしも、 法律関連も熟知していなければならない自転車店の立場で 「学ばせる機会」=「厳しくなっただろ?」という認識でいいのだろうか。 ●車道の走行方法(動画) なかなか参考になる動画。 www.youtube.com/watch?v=f3OsrnGLGtI 路上駐車を避けるときの注意点など 途中オートバイとの車間距離が詰めすぎに思えたが、後方をしっかり確認することが大切。 例えバックミラーを付けていたとしても過信しない。 走りながら確認することが困難であれば、 「面倒でも毎回止まって後方をしっかり目視する」のが最も安全。 ◆一時不停止で警告 cyclist.sanspo.com/189500 滋賀・草津署が自転車事故抑止へ指導 一時不停止、右側通行など危険行為で9人警告 一時不停止での警告が表題になるのは珍しい。 といっても滋賀ということもあり、交差点5か所を2時間で4人。 やはり東京や神奈川などの人口の多い場所でなければ効果を実感しにくいか。 しかし、警告票に入っていないということは、写真の日傘の支持状態については注意すらなし? やはり中年女性層からの反感を避けたいという意図があるのかもしれない。 ■通行禁止について 講習対象の14項目のうちの2番目の「通行禁止」について news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASH6Q6HPLH6QPTIL02W.html 大阪堺筋の「一方通行で逆走」は「約半数弱」 警告票発行以前に交通整理を1年通して行えば8割程度は浸透するように思えるが、 人員を割きたくないというのと、 傘支持具のように利便性融通という名目で黙認しているというところだろうか。 ●実際の赤切符発行例 タイトル「自転車夜間取り締まり 違反切符36件 大阪府警」 www.sankei.com/west/news/150613/wst1506130048-n1.html 警告票ではない、講習カウントの対象にもなる「赤切符」発行。 信号無視・・・26 遮断踏切侵入・・・7 一時不停止・・・・2 通行禁止・・・・・1 一方で、赤切符発行ではない警告は702件。 ここでも一目瞭然で「信号無視」がケタ違い。 直接の事故の原因になりうる可能性が最も高いからこそ、 「”自転車でも”信号を守ろう」という啓発活動が急務だと思う。 「たかが赤信号なんかで赤切符なんて切られるはずがない」という甘い考えが 大きな思い違いだったと思い知るのは実際切られる瞬間まで考えもしないだろう。 それとも、そういう輩のために「赤信号無視での赤切符」を 「餌」として周知させず放置しておいたほうが実数が稼げるから良いのだろうか。 ↓ 講習対象の14項目でも「1番最初」にあるのに 複雑な歩道走行のルールや交差点での通行方法も紹介することなく、 傘などの各地方自治体で異なる方向に話を膨らませたがるのは 「単純に数が多い」というのが根拠とするのは違和感がある。 大半の記事作成者の中で「自転車の信号無視くらいで大げさ」という 思いがあるからこそ、大きな問題にしないのでは。 www.police.pref.osaka.jp/03kotsu/topics/jitensya_kousyuu.html 自転車運転者(死亡事故)のうち ○9割以上に法令違反あり ○4割近くが信号無視 と書いていても、実際の取り締まり状況も なぜ考慮して構成しないのかは著しく疑問だが、 記者も含め「意識の方向を変える」道のりは相当長そうだ。 この記事のタイトルも本来 「大阪で自転車の赤切符発行36件。最多は”赤信号無視”」にすべきで、 常識的な「停止すること」を忘れていないかということを 気付かせる内容であって欲しかった。 ●販売店の誤解と期待と願望と周知の手段 相変わらず2015.6.1から「講習が始まった」ことを「取り締まりや法律そのものが厳しくなった」 という思い込みも散見される中で、あまり内容を深く知ることもない立場であれば仕方ないとはいえ、 自転車店で勘違いをしているのはさすがにどうだろうかと・・・。 取り締まりは「地域による」ため全国的に厳しいとも言えないが、「法律そのものが厳しくなった」というのは無理がある。 「前提の認識が間違っている」ことに気付けば、その法律知識の中身が正しいとは思わないような。 無論「安全運転のための啓発活動」を否定するつもりはないが、 「今回の施行で自転車の違反全て厳罰化され摘発が厳しくなったのだから」というのは最早脅しに近い。 いくら何でも14項目全て今まで違反ではなかったとは思ってはいないはず。 ▼期待「わざわざ14項目を挙げて講習を始めるくらいだから、きっと講習の対象者も多くなるはず」 ↓(実際は違反を改めて知ってもらうために講習の内容となる項目を並べ上げただけのようなもの) ▼願望「これで今までは難しかった違反者にちょっとは簡単に罰を与えることができる」 ↓(実際は赤切符が発行されなければ講習対象にならない。警告票は「啓発広報活動」) ▼周知の手段「意識を変えるには強い口調が肝心で強いほど心に響く」 (実際は「怒りを呼ぶだけ」か「そもそも聞く耳を持たない」) 思いやりを持って叱っている「つもり」でも、 諭し方で行動を変化させるというのは本当に並大抵のことでどうにかなるものではない。 「その瞬間の自分の鬱憤さえ晴れればそれでいいんだろう」としか捉えてもらえないことのほうが多いのでは? 何故?と考えるまでもなく「(自分にしてみれば)受け入れられない内容を承諾しろ」と言われて 「なるほどそうですね。納得しました。」と受け入れるのは純粋な子供か特定団体の個人くらいだろう。 だからといって「言うだけ無駄」で済ませるのではなく、どうすればいいかといえば・・・。 (法律の場合正しい知識を得ることが必要でも)簡単に言えば「関係性」。 「三つ子の魂百まで」で絶対矯正できるとも限らないが、効果は違う。 いくら「理路整然と説明している”つもり”」でも それは基礎工事が出来ていないのに家を建てるようなもの。土壌作りが不十分では関係性も築けない。 酷い道路の代表 ●幅10cm、通行至難の自転車レーン? その正体は trafficnews.jp/post/40747/2/ (記事作成者の書き間違いではないと仮定する場合) 「『水色の部分を通ってください』というわけではありません。 『路肩を走行してください』という意味合いで引いたものです」(世田谷区役所工事第一課・円福さん) 路肩を走行? ↓ ●路肩とは www.yoshikawa-kensetsu.jp/news/2013/08/12/934/ ameblo.jp/08michi/entry-11533698768.html ↓ ●いつ自転車が路肩だけを走らなければならなくなったのだろう。 道路交通法18条にある「左側端」を「路肩」だと認識している時点で このように珍妙なものが仕上がることになったのは当然というべきか・・・。 路肩も含めた車道を通行して欲しいという意味だったとしても、 道交法に出てこない「路肩」という用語は使うべきではないだろう。 道幅に対して自転車の走行を全く考えていない状態の道路に無理やりナビラインを作ろうとするからこうなる。 まずはその路肩を全てアスファルト舗装し、鉄蓋を滑り止め加工したものに変更した後で考えるべきだったのでは。 ▼青色以外の「自転車通行帯」 緑色 yjj7top.exblog.jp/7867322/ 茶色 takatsukikotsu.blog16.fc2.com/blog-entry-316.html 黄色のこれは自転車道とも言い切れない歩道の通行指定部分というべきか・・・ takatsukikotsu.blog16.fc2.com/blog-entry-132.html?sp しかし、走行目安の位置全てを塗装するよりも、 (1)現実的な予算の削減 (2)作業工程の簡略化 (3)走行路の走りやすさ 全てをクリアできる方法としては 走行路を十分に確保した上で「青の実線を敷く」ほうが良さそうに思えるが、 右側通行を視覚的にも抑えるためには矢じり型のほうが効果的か。 ↓ www.ibusuki.or.jp/blog01/?paged=3 この方法に近いが、この場合走行路自体が走りにくそうなのが難点・・・。 最初の世田谷のものに近いが、蓋部分は無視するとしても幅自体がそれなりに確保できている違いがある。 つくづく、路肩部分の舗装を惜しまなければ二度手間にならずに済んだろうに。 cyclist.sanspo.com/188795 青の実線タイプの例 ●路肩部分を舗装しても狭いところは狭い。 twitpic.com/cax072 ↓ 実際走行の様子ではそこまで狭くもないかもしれないが、居心地の悪さは否めない。 cyclingworld.blog.fc2.com/blog-entry-215.html ▼誤認しているであろう記事やコメントの基準 実態と内容をよく見て把握していれば勘違いは起こらないが、 「摘発・検挙」の意味をよく理解できていない段階では恐怖心や興味本位が優先してしまうのだろう。 簡単に言ってしまえば「講習が始まっただけ」の話を各自で勝手に拡大解釈しすぎ。 自分自身にも言えるが、思い込みで事実誤認をしていると後で恥をかくことになるので気を付けたいと思う。 トップページにある通り、いかなる記事の内容でも鵜呑みにせず、冷静に判断する必要があるが、 とりあえず以下に含まれているような内容や表現が間違いが含まれていると判断できる参考基準。 ×「注意・警告票は講習対象のカウントになる」 ○全くの誤解。実際は赤切符発行や実際に起こした事故が対象。 ×「厳格化」 ○14項目が新たに交通違反として決められたわけではなく、今までも違反だった。 ×「厳罰化」 ○むしろ緩くなった。講習制度が入ったことで有罪5万円の罰則が付きにくくなったという見方もできる。 ×「厳しくなる」「すぐ捕まえる(捕まる)」 ○取り締まり方法は変わらない。 ×「簡単に違反扱いになる」 ○元々違反行為だが、簡単に赤切符発行の違反行為扱いにされるようになったわけでもない。 ×「取り締まりの強化」 ○「スピード違反取締のようにバンバン取り締まる」というのも間違い。 「今まで通り指導は指導として、それとは別に危険と思われる事柄に対しては赤切符が発行される」のは従来通り。 ×「赤切符が乱発される」 ○(全国的に)14項目の提示から赤切符発行要件が緩和されたというのは発想の飛躍。 (しかしながら、神奈川県では35件の赤切符発行 www.kanaloco.jp/article/100080 内容は赤切符→遮断機踏切立ち入りが23人、信号無視9人、一時不停止3人。) ×「(自転車乗りが)取り締まりされやすくなった」「(警官が)取り締まりしやすくなった」 ○これも間違い。 ×「自転車で歩道が走れなくなる」 ○凄まじい曲解。青切符以上の最も大きな勘違い。(例外的な)歩道走行の要件は何ら変わりなし。 右側通行状態で交差点進行になるとしても、自転車歩行者用信号と横断帯があればそれに従うしかないのと、 なければ「降りて押して歩けば歩行者」になるので何ら問題はなくなる。 歩道走行しているだけで、すぐ赤切符発行されるという勘違いだとしても、完全に誤解。今まで通り。 ×「青切符開始」 ○どこにもそのような事実は存在しない。 ×「青切符的な罰則制度」 ○5700円は罰金ではなく(2回赤切符を切られたor事故を起こし送致された場合)の講習の手数料。 ×「赤切符=即前科」 ○不起訴、起訴猶予処分となれば、(講習対象のカウントにはなるが)罰金もなく「前科者ではない」。 ×14項目が「新たに違反行為」になった ○14項目は「講習の対象となる内容」であり、「今までも違反だった」 ×無灯火は入っていないので違反行為ではない ○赤切符→(不起訴、起訴猶予処分または)罰則のある違反行為であることに何も変わらない。 ×「利権、新たな小銭稼ぎ」 ○想定で年間570万円弱が誰かのポケットマネーになるわけでもない。 ↓ ●具体的な試算 www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H0S_Q5A120C1CR0000/ 所管する警察庁によると、 全国での対象者は年間数百人になる見通し。 ↓ 警察庁の発表で(恐らく今までの全国の赤切符発行数から)「年間数百人」を想定。 多めに考えて年間1000人を想定して講習手数料5700円×1000人=570万円 ↓ www.yomiuri.co.jp/national/20150531-OYT1T50105.html 警察庁の発表では自転車の交通違反への「2014年の全国での赤切符発行枚数は約7700枚」なので 単純に3年以内2回で講習1回として、対象者年間数百人はさすがに少なすぎる気はする。 それでも多くて5000人程度が限界にも思える。 ↓ 「反則金はどこへ行く」 スピード違反.com/speed/ihan-14.html 実際、徴収した反則金は「内閣府、総務省及び財務省所管 交通安全対策特別交付金勘定」 の一つの税源として使われます。 そこから、特別交付金として都道府県や市町村に分配されるわけです。 そのお金で信号機や道路標識、歩道橋などが設置される仕組みになっています。 ↓ 現状の道路で問題のあるものとして代表的な「横断歩道にある自転車横断帯」と「自転車歩行者信号の標識」の撤去が 全て完了するスピードが上がることがまずは最優先だろうか。 (根本的に見えにくい位置であったり、従うと車道から左折右折を繰り返す走行方法になり危険) 自転車ナビラインの敷設方法はもう少し検討する必要があるので(雨天に滑りやすい、走りにくいなど) それよりはまず、車道外側線付近も段差ができないよう綺麗にアスファルト加工することや、 側溝や鉄の蓋を滑り止め加工にされるほうが有りがたい気もする。 ◆自転車横断帯の撤去 www.police.pref.hyogo.lg.jp/topics/bicycle/tekkyo/ 横断帯の撤去と共に photo-pot.com/?p=2615 この「自転車・歩行者用看板」を撤去または「歩行者専用」に置き換え、 塗装を施した「自転車通行帯」「自転車ナビライン」 または「縁石などで完全に隔離した自転車道」に置き換えるという合わせ技が必要になる。 ●摘発、検挙とは? 用語の具体的な内容 相変わらず詳しく書いていないものが多い中で、珍しく書いているものを発見。 赤切符以外の対象 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-32050495.html 赤 切符交付のほかに危険行為が事故原因とされる送致も対象 きちんと内容を説明することなかったために 青切符制度が始まるかのような誤解が生まれてしまった気がする。 ▼「注意・警告票」と「赤切符」の違いについて <改正道交法>福岡で1時間に警告の自転車90人 news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20150601k0000e040169000c.html イヤホンで69人に黄色の警告票を渡したようだが、2枚目で講習対象となる効果のあるものなのだろうか。 ↓ ●警告票とは?(山口県) www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2013/0709/3.html 警告票は黄色で、警察官が違反日時や違反者の年齢、職業などを書き入れるが、氏名は問わない。 違反者には、警告票の罰則などを明記した箇所を切り離して渡し、ルールの順守に結び付けたい考えだ。 ↓ ●自転車指導警告票(黄)を1,2年前にきられ,最近になってまたきられました. detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1442564009 2010年当時からからある「注意喚起」の役割で発行されているもののようだ。 ↓ ▼イエローカードの「警告票」 magmablog.sakura.ne.jp/wp/?p=880 ↓ thutmose.blog.jp/archives/32317489.html イエローカード(レッドカード)などの警告票は「広報活動」のようなもの。 もちろん2枚で赤切符に変化することはないが、 数十回狙い撃ちされて顔を覚えられても問題ないのだろうかという疑問も湧く。 ↓ ▼レッドカードという名の赤い「警告票」 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13172506683 赤色の紙でレッドカードという独自の警告票もある。何だか紛らわしい。 もちろん「赤切符ではない」。 ↓ ▼実際の赤切符は「ピンク色」 www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201407/0007117753.shtml 交付基準が明確でないため、署ごとに交付数がばらついている。 (略) ある署員は「強制力がないので口頭注意で終わらせてしまう場合も多い。 赤切符を切るのはよほど悪質なケースに限られる」 と話す一方で、別の署員は「悪質運転者には毅然と注意することが必要だ」と話していた。 ↓ 前者も後者も言い方が違うだけで 「口頭注意」=「毅然と注意すること」で同じような。 「どんどん赤切符を発行していく」という表現には見えない。 ▼(自動車の場合)赤切符の流れ www.takaragaike.co.jp/ihan/kippu.html 検察庁からの出頭命令を拒否して「不起訴」であれば何もなく、 「起訴」されて初めて正式な裁判が行われ、そこで有罪か無罪か決まり、有罪であれば罰金も発生し前科になる。 ↓ ▼実際の自転車での赤切符 bass2416.com/自転車の信号無視出頭罰金/ 検察庁からの出頭命令に応じて裁判に応じても自転車の違反で 「実際の事故の加害者」でもなければ起訴猶予処分になるようだ。 だからこそ今回から2回の赤切符などで「講習制度の開始」ということになるのだろう。 しかし 疑問に思ったのは、信号無視で赤切符発行されたことではなく、 信号無視そのものが初めてかどうかという意味であれば 「はい」は問題にならないのだろうか。いや、もちろん可能性がゼロとは言わないが。 ●自転車指導警告票とは www.cycling-ex.com/2015/06/shido_keikokuhyo.html 警告票については既に書いてある通り今回の講習対象とはならない啓発活動の一環。 それよりも、 赤切符発行状況が分かる「自転車の交通指導取締り状況」が非常に参考になった。 対人対物の事故が起こった場合の処分としての発行も考えられるのと、 個別状況の違いがあるとしても、実際の発行状況を見て考えることも必要。 「自転車指導警告票累積○枚で講習会」といったような制度の導入もあり得るのではないかと思っていますが。 自動車や原付のように免許証もなく、その免許証の携帯義務も当然ないので、本人確認をどうするかということになる。 これには中古自転車の問題と、防犯登録管理の地域差(年数の違いがある)から、 個々の管理が杜撰になっている状態をどうするかということにもなってくる。 自賠責のような罰則付きの登録義務ではなく、実質的に加入努力義務のようなものなので、 加入しないという人もいるようだ。 赤切符発行状況が分かる「自転車の交通指導取締り状況」 www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/bicycle/pdf/3_torishimari.pdf 確かに毎年赤切符発行数は増えているので、「厳しくなっている」とはいえるが、 今回の講習制度開始前から「既に増えている」ので「元々厳しくなってきている」という見方のほうが正しい。 そして講習制度導入は「学習機会を与える代わりに罰金徴収自体は減らす」という緩衝材としての役目があるので 罰そのものは緩くなっているといえる。 ↓ ▼平成26年度 「約4200件」信号無視・・・これでも「たかが信号無視」で済むだろうか。 こうした例を取り上げて自転車でも信号無視を甘く見るべきではないという内容が少ない気がするのは 一定数の赤切符発行数のためにわざと考えさせないようにしているのだろうかとさえ思える。 「約1300件」遮断踏切侵入・・危険性の高さから妥当。 「約 850件」乗車・積載違反(2人乗りなど)映画ドラマ他の2人乗り描写の犠牲者でもある。 「約 480件」制動装置不良運転(前後輪にブレーキのないピスト自転車など) ブームは去っても取り締まり有り。当然、前輪ブレーキのないクルーザーや一般車でも壊れていれば違反。 「約 320件」通行禁止違反・・・「自転車を除く」が「ない」「一方通行」「車両新入禁止」の標識違反。 他には高速道路侵入だろうか。車道・路側帯の右側通行も含まれているかもしれないが赤切符は少ない。 「約 300件」一時不停止・・・路地裏での取り締まりが少ないからだろうか。本当はもっと多くていいはず。 「約 210件」遵守事項違反・・・傘さしなど。こう見ると全く取り締まりが無いというわけでもないようだ。 「約 160件」その他・・・並進や歩道の徐行義務違反だろうか。内容不明。 「約 150件」酒酔い運転・・・夜の居酒屋付近で重点取り締まりすればもっと増えるはず。 「約 60件」無灯火・・・予想外に低いと思えるこの位置。基本的には警告票止まりが多いようだ。 道交法施行令19条によれば、濃霧や(自転車も走れる場所にある)トンネルで視界50m以下でも灯火義務は発生する。 ↓ 一方で講習対象のカウントにならない「指導・警告票」の発行枚数 「約55万枚」その他・・・もう少し詳しく分類して欲しいが恐らくイヤホン注意もこれに含まれるのだろう。 「約54万枚」無灯火・・・赤切符発行数の少なさに対して、警告数はケタ違いの多さ。 「約24万枚」歩道での違反・・・基本的には速度が遅いので注意で済ませることが多いようだ。 「約20万枚」2人乗り・・・これも警告票のほうが多い。 「約11万枚」一時不停止・・・信号無視よりは多いがやはり少な目。 「約9万枚」信号無視・・・赤切符発行割合に比べて極端に少ない。赤信号無視は常識としてわざわざ認識させたくないのだろうか。 ●誤解と心理的な動き 「自転車の取り締まりが強化されるということがそもそもの勘違い」 ↓ しかし、伝言ゲームでもないのに元ソースどう読めば 「講習制度始まる」を「取り締まり強化」とどこで置き替わったのだろうと考えた。 たぶん考えていたのは「屋外喫煙で罰金徴収」のように 「あらゆる違反で小銭稼ぎが始まる」という期待感があったから? ↓ 「新しいものが始まる期待感」を「身近で元々内在する反発感」と混ぜることで →「厳しくなるはず」→「厳しいに違いない」→「厳しくないはずがない」→「厳しい」→「取り締まり強化」 と変化していると考えるべきか。 その上で「恐怖感に苛まれている場合」は「取り締まり強化」→「怖くて走れない」という変化をすると。 冷静に判断してみると、 自転車の摘発としての「赤切符発行」が増えたなんて地域が多数存在するのだろうか。 少なくとも「始まった」という記事と「注意・警告があった」という地域、 「赤切符が発行されたという記事の中でも片手で数えるほどの数件」で 「信号無視で交差点侵入や遮断機が下りた後の踏切侵入」くらいしか見つからなかった。 (神奈川県では35件の赤切符発行とはあるがこれは全国的にも稀だろう。 www.kanaloco.jp/article/100080 内容は赤切符→遮断機踏切立ち入りが23人、信号無視9人、一時不停止3人。) そしていつから自転車での歩道走行が禁止になったのだろうか。 警察署でも交番にいるお巡りさんの証言でもいいから本当にあれば知りたい。 「いかなる場合でも必ず徐行でなければ走れなくなった?」としても誤解。 「(悪質な走行方法と速度によって歩行者に怪我を負わせたなどがない)徐行違反で赤切符発行が日常的に行われる」 という状況が本当に日常的な光景になれば、確かに実質「歩道は走れない」ということにもなるが・・・。 過去に自動車の取り締まりで罰金徴収を目的とする取り締まりそのものを抑制するような勧告が出されている。 ↓ car.mag2.com/kakekomi/rule/080122.html 交通取り締まり指導のあり方 ・点数主義に堕した、検挙のための検挙をやめる ・取り締まりやすいものだけを取り締まる、安易な取り締まりに陥ることを避ける ・危険性の少ない軽微な違反に対しては、警告による指導を積極的に行う ・ことさら身を隠して取り締りを行ったり、予防または制止すべきにもかかわらず、これを黙認してのちに検挙したりすることのないよう留意する と依命通達が出されました。 ※依命通達とは、本来行政機関が自己の名で発するべき通達を、その補助機関に命じて、補助機関が発するもの。 この通達により、「危険性の少ない軽微な違反」には、 「警告による指導」が行われているのです。 ↓ 少なくとも自動車に関して言えば もっとも警察官に「検挙数のノルマ」が科せられている実情から、 通達が無視されるのは当然とも言えます。 現実的に考えて、 自転車の場合、基本的な走行スピードや事故全体に占める重大事故の割合と 労力に見合うだけの見返りが少ないとすれば、 自動車への取締りよりも積極的に力を入れて 注意以上の赤切符発行を以て取り締まる必要があるかどうかと考えると・・・? ↓ 自分勝手な交通違反と一緒にしてもらっては困るとしても、 かつて問題になっていた親子乗せ自転車の認可までの紆余曲折を見れば、 「いくらクルマ社会とはいえ」いかに「足として多数の生活弱者にも欠かせないものでもある」自転車に 大幅な規制が現実的ではないということに気付く。 ↓ しかし、一応書いておくなら、大なり小なり目に余る違反者がいないとは思わないし、 それを黙認だけしていればいいという考え方でもない。 免許制度でも赤切符発行強化でも義務教育でもない、具体的に講じることができる対策が絶対ないとも思わない。 邪険に思っているだけでも解決しないし、アイツが悪いコイツが悪いで責任を擦り付け続けて何か進展があるとも思えない。 警察の自転車教室に出向いて講習を受けるという能動的な行動だけではなく、 1人1人がどう向き合って結果として全体として気付く事が出来るかということについて 考える機会が必要だと考える。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼全体的に規制強化をなぜしない? まだ記憶にも新しい「意識を突然失う恐れがある病歴を隠して自動車を運転すること」や 「深夜バスの運行時間と運転手の人数」は、 その危険度と影響があまりにも大きいと判断され改正され規制が強化されたが、 自転車で重大事故というと保険に入ろうキャンペーンでも必ず例に上がる 子供が坂道を下っていてブレーキを十分にかけず老人とぶつかって後遺症を負わせ 保護者に十分な安全運転を指導する立場にありながら怠ったとして「約1億円の損害賠償責任」が生じたケースだが、 この例のような重大な事故に比べ、接触で倒れ軽い擦り傷を負ったというケースがいくら頻発したからといって それを未然に防ぐために厳罰化することで係る人員コストなどを考えると、 とても現実的に処罰が行えるほどの国家予算に余裕があるとも思えず、 また、赤切符を乱発し、自転車でも有罪判決を連発する前科者を増やすということになれば、 免許を持つ自動車や2輪車でも当然それに匹敵するほどの取り締まりを行わなければならず、 とても捌ききれるとは思えない。 青切符を導入するために免許制度ということになれば、 かつて導入しようとしていたこともあったようだが頓挫したのもあり、 その場で罰金徴収ということでも、 やはりコスト・人員面と世界的にも見て 「自転車に乗るだけで非常に細かい罰則つけないとまともに走れないくらい後進的なのか」 と笑いものにされかねないという世間体のようなことからも 結局は「個々で出来るだけ避けるという自衛」を講じるしかない。 しかし、世論の声を高めることを単に「規制」ではなく 年齢問わず「道路交通を反復して身に染みこませる教育の機会を増やすべき」 という方向に向かわないのはなぜか。 免許制度を導入せず、罰則強化をしなくても ドラマや教育番組などでアピールする機会はいくらでも作れるはずなのだが、 これも「重大事故が少ないから」で済む話だろうか。 ・赤切符を大量発行する→裁判所がパンクする ・青切符を導入する→本人確認ができない ・免許を導入する→幼児・児童の使用制限 ・免許関係なく科料を徴収する→自転車だけに適用することへの公平性 ja.wikipedia.org/wiki/路上喫煙禁止条例 ▼自転車免許制度アンケート調査では6割が賛成 trafficnews.jp/post/41043/ 免許があれば抑止力としての青切符導入で反則金が発生することによって今より良くなるとして、 どの程度増員が必要で、そのためにかかる経費を 元々交通手段として値段の安さでも選ぶ人達に対しての負担増になるほど徴収できるとも思えず、 行うべき教育や道路整備を差し置いてまで導入すべきなんだろうか。 ・教育→交通についての基本的な知識だけでなく複雑な内容についても理解してもらう 学校単位では交通教室でスタントマンが事故を再現することで強烈なインパクト残すことが可能でも 幾多ある地域で熱心かどうかも異なり、 一方で高齢者の被害者事故を防ぐためには身体・運動能力の低下を確実に実感してもらうための シミュレーター試験も積極的に行う必要があるが、全国的に十分といえるだろうか。 ・行政→自転車が道路を走りやすいように全国的に行う整備も素案がようやく始まったような段階 免許交付方法にしても自動車免許のように学科を学んだ上で ひっかけ問題込みの○×試験と実地試験だけでいいのかという気もする。 他には、自転車整備士・技師関連の資格として道交法関連だけで「選択式、穴埋め記述、小論文」を課した 妙な誤解を広げず、正しい知識を広報できる人材も育成する仕組みも作り上げていくことも必要。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015.6.1 ●今回の改正に関する誤解 www.cycling-ex.com/2015/05/kaisei_dokoho_koshu.html#more-21003 「青切符制度が始まるわけではない」 ×14項目に該当する2回の「警告(票)」で「罰金」5700円を払って講習を受けなければ5万円の罰金になる。 ○14項目に該当する2回の「赤切符や事故など」で「手数料」5700円を払って講習を受けなければ5万円の罰金になる。 ×青切符の反則金制度のようなものが始まって気軽に取り締まりされる ○取り締まり方法は変わらない 警告書2枚で講習対象というわけでもなく、 点数がない青切符のようなものが新設されるわけでもなく、 赤切符発行そのものは変わらず、 14項目に該当するものを3年以内に2回違反(赤切符発行、書類送検)があれば 「講習を受けさせる対象」となるだけ。 そもそも、挙げられている14項目(類型)は、軽微な違反行為ではなく「危険行為」です。 また「取り締まりが強化される」という書き方をしているメディアも多く見られますが、 実際に警察庁や都道府県警察から「取り締まり活動が強化される」という 公式なアナウンスが出ているのを、私は見つけることができていません。 「刺激的な見出しを付けてPVだけ増えれば内容の正確さはどうでもいい」 かどうかは冷静に判断する必要がありそうです。 ●3年? ●余談:3年で2回って……!? 「3年のうちに2回」違反すると講習……とアナウンスされていますが、 実は道路交通法にも道路交通法施行令にも道路交通法施行規則にも、「3年のうちに2回」という文言はありません。 改めて見回ってみていたところで引っかかったのは「3年以内に2回以上検挙」の「3年」という部分。 第108条の3の4の元内容として案の段階のものしか見つからず・・・。 www.jablaw.org/pdf/RT_PC20141128.pdf 条文の「反復」=「2回以上」、「3月」=「3か月」(以内に講習を受ける)として、 「3年」というのはどこに規定されているのだろうか。 ↓ www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/bicycle/kousyu.htm www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/bicycle/pdf/H270304/leaflet.pdf 警視庁にはイラスト内に「3年以内」とはあれども、その根拠となる条文も発見できず。 www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/koutuu/jitensya/cycle-koshu/cycle-koshu.html www.police.pref.aomori.jp/koutubu/koutu_kikaku/anzen.html www.police.pref.okinawa.jp/docs/2015051100010/files/jitensya_150601.pdf 内容そのものは47都道府県全て調べる必要はなく全国一律と思われるが 都道府県名+「自転車運転者講習」で検索してみると、まだ更新がない地域など差がある。 ●年齢制限 14歳以上が講習の対象となっているが、あまり誇張して欲しくないと思うのは 「13歳以下は交通法を守らなくていい」という誤解を広めて欲しくないということ。 罰金や賠償責任が発生すれば親がその責任をとることになるので本人のその責任が発生しないとはいえ、 数万でもそれなりに痛手な家庭も多いのではないだろうか。 痛手ではなくても家名に傷がついても困る場合もあるだろう。 そうならないために、乗り方やルールなど説明責任を十分に果たせないようであれば 新潟県の加茂市長のように「自転車には出来るだけ乗らない」という選択をすべきにも思えるが・・・。 ↓ ●尾木ママ、自転車乗らない宣言 ameblo.jp/oginaoki/entry-12033411110.html ameblo.jp/oginaoki/entry-12033632304.html www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/06/01/0008081935.shtml 「車道走行が危険であると判断できる道でも車道走行し続けなければならない」 「歩道走行が今回の改正で余程慎重に走らなければ直ちに危険行為の違反になる」と信じきって思考停止している。 道路交通法を読めば「歩道も例外的に走っても良い」となぜ確認しようとしないのだろう。 「歩道に必ず自転車歩行者用の標識がなければ違反?」という謎の解釈。 www.houko.com/00/01/S35/105.HTM#s3.13 [第63条の4] 車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため 当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。 逆に標識標示が絶対条件である根拠が知りたい。 恐らく 道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができることとされているとき が別ではなく、「やむを得ないとき」にも係る重複要件だと思っているのだろう。 ↓ 個人的には「正しい知識をもって歩道を走行することを拒絶」しているようにしか思えない。 もっと砕いて言えば 「これからは俺様の理解できるルールで走れなくなるから走ってられるか」という捨て台詞が思い浮かぶ。 本来 「自身が率先して喉が擦り切れるほど正しい交通ルールを保護者や子供に教え込む機会を作るべき」では? 大の大人自ら放棄することが教育者を肩書きとして持つ者として正しい選択? 自身の影響力からして事故があれば責任問題を追及されかねないから逃げているだけのような。 www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=20941 個別の内容に関して、一時停止とビンディングペダルに切り込んだのはともかく、 やはり信号無視という実際の大きな取り締まり対象についての解説なし。 戦々恐々としている雰囲気だけは伝わってきたが 「指針の提示と、全体的なマナーの向上が目的と考えているであろう取り締まり側」と 「小銭稼ぎのため厳格化で何でもかんでもバンバン取り締まりされるぞ」と 息巻いている温度差を感じずにはいられない。 少なくとも真の意味で内容を理解できているのであれば 傘さし運転が今回の改正で「一発アウト」という書き方はしないはずだが・・・。 「一発(で講習対象の1回のカウントになる)アウト」だとしても、 「地域によって条件付で傘差し運転が許可されている地域もある」 「ながら運転に関しては事故が起こった場合のみ対象とする地域もある」 法令順守の精神はもちろん必要だと思うが、 より実際の事例をよく調べた上で理解を深めたいと思えた。 ▼訂正するも時既に遅し? allabout.co.jp/newsdig/c/82285/5/ ●6月1日以降も自転車の違反に「青切符」は導入されません。 →私も、今までの自動車の違反と同じような反則金と連動する「青切符」が導入されるという認識はありませんでした。 しかし、元の原稿を読み返してみると、「青切符」と断言してしまっている部分もあり、 そのように理解されても仕方ないと思いました。 摘発された場合は、1度目の違反から「赤切符」になります。 ただし、不起訴になって罰金の支払いが免除になったとしても、 安全講習受講の条件の違反回数には1回としてカウントされるとのことです。 ●安全講習の受講及びその際の費用徴収についても、「青切符的制度」ではありません。 →裁判所に出頭しての罰金の支払いや、前科として残ることがないという意味で、 「青切符・反則金と同じ位置づけである」と私が感じて書きましたが、これが的外れであるとのことです。 今までの摘発・罰金の支払い等に加えて、安全講習の受講を義務づけるという考え方に基づいているので、 お手軽に安全講習受講をどんどんさせるという趣旨のものではないということです。 実際の動向を観察していれば注意喚起は増えても講習要件としては変化もないことに気付き、 道交法観察者でもなければ、大抵は忘れてしまうから気にすることでもないかもしれないとはいえ、 最初から講習のチラシの内容にも「違反取締時の赤切符の発行要件が変化するわけではありません」 「青切符的な制度が始まるわけではありません」と書いていれば誤解もなかったかもしれないが、 はっきり書いてしまうと問題になるのだろうか? (制定者にとってみれば、今回のような飛躍解釈をされるとは思いもしなかった?) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ついでに・・・ ▼ブレーキランプ・ウインカー 保安装備のブレーキランプに関してはまともなものがあれば積極的に使いたいとは思うが、 どれも実用上に効果がある性能を維持するための電力を維持することが困難なためか、玩具の域を出ていないものしかない印象。 ▼バックミラー バックミラーに関しては過信することで後ろを振り返らず進行方向の変更することは 「死角の問題で危険」のため、「バックミラーだけ見ていればいい」という勘違いを広める原因になるとすれば 付けないことで「危険性は常に内在している」として「丁寧な運転を心がける」ほうが安全と言える。 (自動車のような幅のある乗り物、自動2輪のようなスピードを出す乗り物はまた別の話) 大人用のヘルメットにも言えることだが、付けていれば危険運転が見逃されるということではない。 危険性を下げることは出来るが、交通法規を守るということはヘルメット装備の有無は無関係。 「警音器の装備義務がある地域で、使わないからと取り付けないほうが実際は違法になりうる」 (大声が警音器の代わりで済むのかなど、自転車の警音器として認められる定義については判例が欲しいところではあるが・・・) ▼ヘルメット ▼愛媛では高校でもヘルメット(着用努力)義務化へ news.goo.ne.jp/article/sankei/region/sankei-rgn1507010046.html 規則とはいえ校則のようなもので(無視を繰り返せば内申には響くかもしれないが) 何らかの罰則があるというようなものではない規定。 ヘルメットをすれば頭部へのダメージは軽減されるが、 当然、交通法規を無視しても構わないという理屈にはならない。 ヘルメットよりも、全学校で独自の免許のようなもの、 または道路交通法に関する授業やテストを抜き打ちで行うなどしたほうが効果的に思える。 ↓ 似たような意見の方のブログ 「ヘルメット(着用努力)義務化への違和感」 ameblo.jp/murakatsu-lawoffice/entry-11992209806.html ↓ ◆ヘルメットと遵法意識の溝 www.cycling-ex.com/2015/07/helmet_kaburu_sonomaeni.html ヘルメット着用努力義務化の愛媛に実際に訪れた感想として「左側通行」を守ろうという雰囲気がない・・・と。 ヘルメットを着用すれば不思議と道交法を守るという効果があると期待していたとは思えないが、 事故抑止という面で言うなら不十分な対策であることは否めない。 年代や車種関係なく「ヘルメット」を免罪符として(軽微だと考えている)違反を繰り返すより、 「ノーヘル」でもしっかり安全に配慮して走行することが大切に思えるが、 「そんな理想論に期待するだけ無駄なので効果が分かりやすい方法を採ったに過ぎない」というところか。 赤切符乱発は現実的ではなく、警告票を増やしすぎれば注意の効果も薄れる。 指導人員を増やすのも難しい。地域活動にも限界がある。 やはりもっと根本的な部分から変化できなければならないだろう。 まだまだ「守って当たり前」にする道は遠い。 cyclist.sanspo.com/185429 5.18実施 「赤切符」4件、指導警告書などの交付が215件 (信号無視:2件、2人乗りが1件、遮断棒が下りようとしている踏切への立ち入りが1件) で「警察官の警告に従わなかった」者に対して発行。 兵庫で最多の指導警告書は「2人乗り(40件)」。 cyclist.sanspo.com/172419 厳密には自転車専用道ではないナビラインのため歩道走行も可の状態。 ブロックなどで物理的に工作物で区分けするのは費用的にも困難のため、 ひとまず車道走行を認知させ、促す意味でのライン敷設が進んでいる。 一方で横断歩道の「自転車と歩行者用信号」と自転車通行部分は 「自転車は歩道走行を原則かのような誤解の温床」になっていることからも 撤去が進められているが、同時にナビラインの敷設が行われていなければ 単に信号がなくなっただけという感覚でしか捉えていない者にとっては無意味だろう。 ■改正道交法施行令で目に余る悪質な自転車乗りを対象とした指導講習のための指針 2015/1/20閣議決定 2015/6/1施行 3年以内に2回以上、摘発された違反者が講習。 www.cycling-ex.com/2014/12/kiken_14.html 一 法第七条(信号機の信号等に従う義務)の規定に違反する行為 二 法第八条(通行の禁止等)第一項の規定に違反する行為 三 法第九条(歩行者用道路を通行する車両の義務)の規定に違反する行為 四 法第十七条(通行区分)第一項、第四項又は第六項の規定に違反する行為 五 法第十七条の二(軽車両の路側帯通行)第二項の規定に違反する行為 六 法第三十三条(踏切の通過)第二項の規定に違反する行為 七 法第三十六条(交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為 八 法第三十七条(交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為 九 法第三十七条の二(環状交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為 十 法第四十三条(指定場所における一時停止)の規定に違反する行為 十一 法第六十三条の四(普通自転車の歩道通行)第二項の規定に違反する行為 十二 法第六十三条の九(自転車の制動装置等)第一項の規定に違反する行為 十三 法第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反する行為(法第百十七条の二第一号に規定する酒に酔つた状態でするものに限る。) 十四 法第七十条(安全運転の義務)の規定に違反する行為 ↓ 1 信号無視 2 通行禁止の無視 3 歩行者用道路で歩行者への注意を怠る 4 通行区分を守らない 5 路側帯で歩行者の通行を妨げる 6 踏切の強行突破 7 交差点を通行するとき他車の進路を妨害 8 交差点で右折するときに直進車や左折車の進路を妨害 9 環状交差点で他車の進路を妨害 10 一時停止の無視 11 普通自転車で歩道通行する際に通行方法を守らない 12 ブレーキ不備 13 飲酒運転 14 安全運転義務違反 特に日常的に違反が多いとされる内容として 1●どんなに短い距離の信号で他の車両等、歩行者を含め、 見通しの悪い場所からの飛び出しも考えられないと思われる状況でも信号を守らなければならない。 3●歩行者がいない状況であっても建物からの飛び出しを予測し徐行義務 10●路地裏の交差点の手前でも、徐行ではなく「一時停止」 11●歩道走行時は徐行(普通自転車通行指定部分があれば歩行者がいなければ徐行自体の義務なし) これらを 厳格に取り締まるのであれば数十万単位では済まないほどの人数が対象になるはずだが・・・ www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H0S_Q5A120C1CR0000/ 所管する警察庁によると、 全国での対象者は年間数百人になる見通し。 「年間で数百人」を目安ということからも注意喚起のための指針作りが主だが あまりにも目につく違反者に対しては講習を受けさせるというところだろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●一般社団法人自転車協会 www.bicycle-select.jp/first/ ざっくりした紹介だけ。フレームサイズの解説があるくらい。 www.bicycle-select.jp/search/ 「協会に登録されている自転車だけ」検索可能な点に注意。 多数の有名なスポーツ自転車メーカーは参加していない。 という内容よりも www.bicycle-select.jp/rule/ 法律は解釈や判例次第で異なるもの。 例えば傘さしは基本的には全国で禁止の条例があっても、 歩道走行のように「例外的ケースもある」ので誤解しないようにしておきたい。 ↓ 具体的に「交通ひんぱんな道路において」という注釈がある地域がある。 ■京都府・・・(内容現在 平成26年11月01日) ただし、交通の極めて閑散な道路において自転車を運転する場合にあつては、この限りでない。 ■茨城県・・・(内容現在 平成26年10月31日) (2) 交通ひんぱんな道路において ■栃木県・・・(内容現在 平成26年10月01日) 六 交通ひんぱんな道路において ■広島県・・・(内容現在:平成27年1月1日 ) (4) 交通のひんぱんな道路において ■熊本県・・・(平成27年1月1日内容現在) (1) 交通のひんぱんな道路において、 ▼イヤホンに関しても 地域の条例でも禁止されている とあるが、 そもそも以下2県には遮音性(イヤホン)に関する規定なし。 ■三重県・・・(内容現在:平成27年3月31日)版まで確認 ■広島県・・・(内容現在:平成27年6月1日)版まで確認 ↓ □栃木県・・・(内容現在 平成26年10月01日)→2015.9.1より条文追加により規制。 また、地域によって表現が異なるので一概には言えないという前提で、 概ね「”大音量”で音楽を聴きながら交通に関する音または声が聞こえない状態」であり 着用そのものや低い音量で交通に関する音または声が聞こえる状態を禁止してはいない。 個人的には「危険だと思うのでやめたほうがいい」 とか 「見分けにくいから注意されやすくなる」のでやめたほうがいい。 という表現なら決めつけや誤解もされにくいと思うのだが・・・ 表現の差があっても47都道府県ぶんなんて作りたくもないんだろう。 当然、行為を推奨しているわけではないが 「逆に色々法律で禁止されていないということが分かると注意喚起しにくくて困るんだろうなあ」と思える。 ●2人乗り 「2人乗りは違法」※当然3人以上も含む(子乗せでも6歳未満まで) 道交法55条1項違反【罰則:道交法120条→5万円以下の罰金】 (私有地、同乗器に6歳までの子供を1人だけ乗せる場合、走行が許可された場所での2輪タンデム自転車を除く) 自動車の後方座席は公道走行が前提でドラマですらシートベルトを締めるような形になっていても 自転車の場合、公道であってもなぜか2人乗りでも問題ないかのように平然と使われることが不思議で、 さも「問題ない」かのような表現がまかり通ることが府に落ちない。 eimaru.sakura.ne.jp/49cc-talk/2shu-gentsuki.htm 最低でも原付2種を使うというのは考えないのだろうか。16歳以上なら免許もとれる。 「ヘルメット付けて2人乗りじゃ顔見えにくいし絵にならないから」的な安易な理由だろう。 だったら改造タンデム自転車を4輪にして無理やり車道走行にするとか 3輪のトライクはどうなのかと言えば今度は現実的じゃないと言うのだろう。 たかだか何十回と違反を垂れ流していても「たかが自転車くらいで」 という甘さが暴走自転車の放置から 道路整備も途上にある中で取り締まりの強化の一端にもなっている可能性がある と省みる感覚なんて存在するはずもないか。 ●一時停止 「ベル装着義務、大音量での遮音状態規制、ながら見規制」は現在規制がない地域もあるのに なぜかそれらを一切考慮せず、赤信号無視や一時停止無視よりも問題視するような風潮があるのが妙に思える。 (無灯火の場合蓋がない側溝に落ちるなどの事故も頻発しているどころか、そもそも完全に違法だが) 仮に無灯火であったとしても、しっかりと必ずどんな小さい曲がり角や交差点やT字路でも一時停止をしているのであれば 大部分の事故は防げるのではないかとさえ思う。 反対に言えば、「ライトを付けて」「両耳クリアで」「しっかり前を見ていても」 「信号無視」「一時停止無視」で「ノーブレーキ」を繰り返し 小さい曲がり角や交差点やT字路を進行していればそりゃいつか事故るだろうと。 確かに「危険を危険だと認識すること」が安全につながっているおかげで 「ながら状態」で重大事故が起こりにくいのかもしれないが、 どちらかといえば安全性どうこうは後付で 「自分が通行するときに鬱陶しいから」「自分”は”しないから目につく」という感覚優先で敵視しているように思える。 「信号無視」「一時停止無視」に対しても、 「今まで大丈夫だったんだから」 「どうせ大丈夫」「たぶん避けるだろう」「来るはずがない」という思い込みから 「危険を危険だと思わなければ身を滅ぼす確率は上がる」と反面教師で肝に銘じておきたい。 「住宅街は子供が絶対飛び出す」 「あの曲がり角から車かオートバイか自転車が絶対飛び出してくる」 「絶対大型車は巻き込み確認していない」 と思い、 なければ「今日は偶然来なかっただけ」「普通は避けない」「来るはずだ」と考えていれば 危険な状態を避けられるだけでなく無謀な運転も減るはず。 もちろん、様々な標識標示や細かい走行ルールなどを覚えておくことも必要として、 大前提として「赤信号で止まる」「道路を横断するときは右左右を確認してから渡る」。 「こういう基本的な交通ルールを守ることは子供でも出来る。それを大人ができなくてどうするんだ」と。 「安全第一」 危険物を取り扱うから気を付けるだけではなく、公道も自分だけの所有物ではないので、 一瞬の気の迷いで自分だけでなくも相手も困ることになるような事態は極限まで減らすべき。 ■「赤切符」の交付 www.sankei.com/west/news/150328/wst1503280032-n1.html 2015.3.28 11 22 自転車の信号無視で87人摘発 大阪府警が緊急取り締まり 刑事処分対象の可能性も 自転車の信号無視による死亡事故増加を受け、大阪府警は25、26両日の午前8~10時、 府内全65署管内で信号無視の緊急取り締まりを実施。 男女87人に、刑事処分の対象となる可能性もある「赤切符」を交付した。 府警によると、昨年の府内の自転車事故による死者は34人。 このうち信号無視が原因だったのは5人で、全国最多だった。 今年は今月26日時点で、信号無視による自転車事故の死亡者は6人に上り、府警が警戒を強めている。 ↑ 信号無視や「一時停止無視」こそが自転車走行の最大の問題だからこそ、 「赤信号で止まるという常識」を忘れることがないようにしておきたい。 cyclist.sanspo.com/172419 自転車の交通違反には行政罰である反則金制度がなく、 いきなり刑事罰が科される赤キップでしか取り締まれないという。 また、違反が多すぎて対処できないのが実情で、そうした状況の改善が必要だと提言した。 単純に自動車免許の有無で自転車の交通マナーの良し悪しが測れないこともあるため、 自転車の交通ルールを学び実践する機会を改正道交法で講習義務付けにはなったが・・・ 基礎知識と実行力が欠如しているのは 明らかに教科単位として組み込むべき内容のはずにも関わらず、放置してきたツケが響いているのではないだろうか。 重大事故が起こりにくいから傍若無人でも構わないというはずもなく。 学校単位で独自の免許のようなものを発行していることもあるようだが、それで十分とは到底思えない。 ◆基本的には急ブレーキが必要となる速度と方法で走らない。 「交差点などでの一時停止」「歩道での徐行」をしっかり守る。 ◆雨天時には速度を出さない。 (そもそも見づらい状態の滑る鉄の蓋などの上を通る可能性もあるのに、 わざわざ路面を確認しにくい速度で走ること自体が危険) ▼自転車の安全利用促進委員会が3/12に「主婦が知るべき電動アシスト自転車」と題したマスコミ向けセミナー cyclepress.co.jp/report/20150313_02/ ●他人の携帯電話の『ながら運転』に6割危機感を持っている 「危ない」ということが分かるという意味では、その状態を認識できるのであれば反対に危険度は低いという見方もできる。 しかし、携帯を見ながら蛇行し老人や子供などの危険注意力が低い歩行者に危害を与える可能性は当然ある。 ●実際の事故のデータを見ると 自転車事故については「主婦の自転車事故の実態について 自転車対自動車では出会い頭が最も多く交差点(裏道)では77%、 子どもではこの出会い頭事故が92%にのぼる」と調査報告 いかに「停止しないこと」を軽視しているかということが浮き彫りになる。 「徐行や一時停止を常に心がける」 当然どんな状態でも急に止まればいいというものでもなく、 緩やかに減速し停止する作法のようなものを身に着けることがスマートだという意識作りが必要。 ↓補足記事 「自転車は右側通行禁止」の意味、正しく理解してる? “事故”の危険を格段に減らす7つのコツ ure.pia.co.jp/articles/-/33251 news.mynavi.jp/news/2015/03/17/297/ 1. 自転車事故の多くは、裏道の交差点で “出会い頭” に起きる 自転車事故が最も多いのは、交差点。中でも、裏道と脇道の交差点が、全体の50%近くを占めます。 つまり、交通量の多い幹線道路よりも、信号機もないような裏道の交差点で、 油断して、出会い頭に衝突するケースが多いのです。 2. 歩道での自転車事故の大半が「車」との事故!? 歩道なのだから、歩行者との事故に気をつければいいのよね、と思うかもしれません。 が、意外や意外、3/4が自動車との事故なのだそうです。 どういうことかと言うと、沿道の駐車場に入る車、あるいは駐車場から出てくる車と、接触してしまうケースが多いんです。 予防するためには、なんと言っても、“左側通行” を守る意識が重要です。なぜなら、歩道上を右側通行をしていると、 建物や障害物が陰になりやすく、互いに発見が遅れてしまうからです。 また、自転車で車道を走る際も、やはり車と同様に、左側通行をしなければ、危険です。 駐車場を出入りする車は、車が来る方向には注意を払いますが、逆走してくる自転車には注意が向きにくいからです。 ↓ ●歩道は区分けされた「普通自転車通行指定部分」が無くても 「車道寄り」を走るように道交法「第63条の4の2」で規定されている。 また歩道においては「相互通行可」ではあるが、その場合でも「決まりはないが」 (歩道を半分に分けて見て車道寄りの)左側通行を徹底しておくと、どっちに避けるかで困らないが、 日常的にはお構いなしで個人が勝手に決めているので、危険そうな状態が予見できれば自転車から降りておいて、 歩行者として押し歩くことで無用な諍いを避けることはできる。 3. 子どもには「あまり車のこない裏道ほど、注意しなさい」と教えたい 子どもにとって、信号を守ったり、前から来る車を避けるのは簡単でも、 見えない危険を予測して行動するのは、難しいんですよね。 4. 「左側通行」と「ヘルメット装着」だけは絶対に守る!! また、子どもを持つ主婦の半数以上が、 「子どもに、ヘルメットやシートベルトをさせずに、乗車させた経験がある」という結果も出ています。 5. メンテナンスに自信がなければプロに頼む方法もある ブレーキのメンテナンスをサボると、濡れている路面で、16km/hから停車するのに、最大で3.5mも余計にかかってしまう ↓ ●メンテナンスをしていなくてブレーキの制動距離が「10km/hでギリギリ3m以内に停止できる程度※」であれば、 「常にスピードを抑えて走る」ことを心がけることで簡易的には防ぐことはできるが、修理するべきだろう。 ※道交法第63条の9と道路交通法施行規則第9条の3の規定 「ブレーキシュー、インナーワイヤーとアウターケーブル、ブレーキレバー、ブレーキ本体(前・後)」 劣化具合を見ながら個別に付け替えると良いが、元の質が悪ければ全てセットでの交換を推奨。 6. 事故が心配! だからこそ安全性の高い自転車を選ぶ 「しかるべき時期に、子どもの体型に合ったものを、しっかり整備してくれる店頭で購入するのはもちろん、 安全性の高い自転車を購入してください」 7のBAAについては目安にはなるが、BAAが付いているから「どんな素人でも通販で買っても安心ということではない」 店での製品不良箇所の検品や最終組み立て調整が雑であれば台無しになることは覚えておきたい。 ●左側通行と灯火の不徹底 道路交通法で全国一律で規定のある 車道の左側通行ついても認識が甘いというか、逆走(右側通行)を違反行為と思っていないような状態も、 例外である歩道走行の相互通行可と混同している現状も看過できない。 夜間の無灯火については正直メーカー側にもその原因 (多数の"安物ママチャリ"に重くなるブロックダイナモ※を安価という理由だけで使い続けること)の 一端があり、ユーザー側だけの問題でもないと思われる。 ※抵抗感の少ない軽いブロックダイナモは除く ▼出会いがしらの事故を防ぐための予測走行 歩行者は基本的には「右側通行」と道交法「第10条」に定められている。 ということは、 路地裏の交差点で歩行者が道交法に則って右側通行の場合、 左側通行の自転車が路側帯を走行していれば正面に歩行者が突然現れる形になる。 交差点手前でしっかり減速徐行後に一時停止してから左右を確認しておけば事故は防げるが、 住宅地に限らず、見通しの悪い場所では 人が出てくることは常に予測した上で走行することが求められる。 例え歩行者が左側通行だったとしても あまり街灯がない場所で夜間に猛スピードで走っていて 無灯火で歩行者の服が全身黒であればお互い避けることは困難という予測もできる。 前書き━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自転車に関する交通法は大きく分けて 「道路交通法」・・・全国一律で同じ 「道路交通法施行細則」や「道路交通規則」・・・47都道府県で異なる内容 に分かれています。 ちなみに「道路交通法施行細則」や「道路交通規則」内の自転車に関する内容としては・・・ ●「イヤホン/ヘッドホン」・・・・・・・・・全国一律で着用まで規制されているという勘違いが最も多い印象。 表現内容も非常に曖昧で分かり難いのも影響。プロ選手ですら勘違いしているケースも。 ●「手持ち携帯電話」・・・手持ちで携帯を使用することを制限する内容がない地域もあります。 ●「警音器(ベル)の着用義務」・・・然るべき場所で使うように全国一律規定があっても、なぜか装備義務がない地域もある謎。大声で代用? ●「傘の使用について」・・・遂に長野でも使用禁止の方向になったが、条件付で使用可の地域も少しある。 ●「積載について」・・・地域によって乗せていい荷物の高さや幅に細かく制限の差があることをご存知でしょうか。 ●「灯火(ライト)」・・・明るさや細かい規定が地域で異なります。自転車整備士の設問でも紛らわしいものがあるので厄介。 そしてこれらの内容は追加や変更があれば、路側帯の右側通行禁止のように、一定公示期間後に適用されます。 実際のところ厳格に運用されているかどうかということについては現場の警官ではないので分かりませんが、 自転車に「赤切符発行」をしている記事もちゃんとありますので、 「どうせ関係ない」と思っていつか後悔しても知りません。 また、地方ごとに定められる性質上、道路交通法よりも柔軟に変化しやすいため、 暇があればお住まいの地域の「例規集」を毎月チェックされることをお薦め致します。 (例えば愛知県の警音器装備義務の規定は2014年6月に追加になったばかりなど) 原則としては「例外的な歩道走行」の非常にややこしい点や、 実際に起こった事故から見れば、住宅地など見通しの悪い交差点での 重要な「停止」「一時停止」の徹底不足を相当問題視すべきだと思っていますが、 某公的な広告主ですら他の違反を妙に槍玉に挙げたがるように思えるのは 一体何を防ぎたいのだろうか、「一時停止くらい」という認識なんだろうかと違和感を覚えずにはいられない。 他にも「公道での泥はね運転禁止」や「踏切の一時停止義務」のような全く周知が足りていない内容、 47都道府県の例規集リンクなど、詳細は後日。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■自転車でも赤信号無視で罰金刑 自転車信号無視で罰金=繰り返した女性に―神戸簡裁 www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015051500865 g=soc jp.wsj.com/articles/JJ12188825390593574431918357040602465302482 getnews.jp/archives/958050 自転車で赤信号無視の女性に罰金刑 webnews.asahi.co.jp/abc_2_006_20150515009.html 他 40代女性が2014年7月の赤信号無視時点では不起訴。 2015年2月にも発見され罰金刑が確定。 兵庫県内で自転車での赤信号違反の罰金刑は初のようだ。 地域によって差はあれども、当事者にしてみれば軽微に思える事柄でも 注意に従わなければ実際に取り締まりを受けることになる。 この件は恐らく一般車と思われるが、 (交差点「通過」時に黄色信号の場合は進行可としても) 当然「スピードを出しやすい自転車はイチイチ赤信号に従う必要はない」 というような独自解釈は通用しない。 ▼大阪府の自転車取り締まりでは「信号無視」が圧倒的多数を占めている。 cyclist.sanspo.com/186180 「たかが赤信号」では済まない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼実際の6.1の47都道府県の自転車啓発活動の模様 47都道府県全てで「本当に取り締まりは厳しくなったのか」という疑問を解消するために 地方新聞社の記事内での6.1当日の様子を実際にリストアップして比較。 ●北海道 dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0140349.html 赤切符なし。指導のみ(全文は購読者のみ) ●青森(東奥日報) www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150601205806.asp (全文は登録者のみ) ●秋田(秋田魁新報) www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150601k 携帯電話を使いながら運転し、事故を起こした場合も摘発の可能性がある。 危険行為をした運転者は警察官から指導・警告を受け、従わない場合は交通違反切符(赤切符)が交付される。 悪質で危険性が高いと判断されれば、いきなり交付されることもある。 「事故を起こした場合」と、「警告で従わない場合」は交付とはあるので 警告カードを渡されるようであれば受け取り、指示に従うべきだろう。街頭での模様は不明。 (詳細は朝刊と電子版のみ) ●岩手(岩手日報)なし ●山形(山形新聞)なし ●宮城県(河北新報) www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150602_13039.html 警告では「歩道通行・右側通行」が115件中64件で最多 ●福島(福島民友新聞)6.1当日なし。 5.31に施行の紹介のみ www.47news.jp/localnews/hukushima/2015/05/post_20090531111837.html ●新潟(新潟日報)なし ●茨城(茨城新聞) 5.27に施行の紹介など ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14326505265787 県警交通指導課によると、昨年1年間に県内で自転車運転者の摘発は計31件あった。 2件は酒酔い運転で、このうち1件は交通切符(赤切符)が交付された。 酒酔いの2件中1件のみ赤切符発行と書いていることから、31件の「摘発」というのも「指導込み」ということだろうか。 ●栃木(下野新聞)なし ●千葉(千葉日報) www.chibanippo.co.jp/news/national/256565 左側通行を指導→無視→1人を取り締まったとあるが、警告票か赤切符発行かは分からない。 ●埼玉(埼玉新聞) www.saitama-np.co.jp/news/2015/06/02/10.html 1時間半の指導で摘発(赤切符)なし。 ●東京(東京新聞) 朝刊 www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015060202000125.html (注意のみ) 共同 www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015060101001087.html 夕刊 www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015060102000220.html 警察庁によると、危険行為をした運転者は警察官から指導・警告を受け、 従わない場合は交通違反切符が交付される。 切符の交付や危険行為が事故原因とされる送致が二回以上となった場合、 三カ月以内に安全講習を受けなければならない。 cyclist.sanspo.com/186655 (東京)信号無視で赤切符 ●群馬(上毛新聞) www.raijin.com/ns/1314332089451470/news.html 6.2に施行の内容のみ(詳細は朝刊と電子版) ●神奈川(神奈川新聞) www.kanaloco.jp/article/99856 湘南平塚サイクルポリス、携帯電話やイヤホン使用者には「指導」 小さい音量であれば両耳でも問題ないという見解がある地域にも関わらず、 実際は「一目で見分けが出来ない」ので「とりあえず指導する方針」のようだ。 ついでに、窓を閉めている全てのクルマにも片っ端から「一目で見分けが出来ない」ので 「とりあえず窓を開けるよう指導する方針」にはならないのは、 免許や注意力や耳までの距離が違うとしても何となく妙に思える。 そして、 「歩道を走って注意を受けた」だけでは誤解を生む相応しくない内容に思えるが、 人ごみを縫うように相当速度を出していた歩道での徐行義務(道交法9条)違反だろうか。 www.kanaloco.jp/article/100080 記事になっている中では恐らく最も赤切符発行が多いであろう地域になる。 東京も90箇所以上で取り締まりとあったので匹敵するかそれ以上の人数も考えられる。 35人に赤切符発行、807人に指導・警告。 赤切符→遮断機踏切立ち入りが23人、信号無視9人、一時不停止3人。 指導・警告→イヤホン189人、無灯火135人、一時不停止113人、携帯電話使用95人、2人乗り70人。 遮断機踏切侵入は予測される危険被害影響度も大きいだけに相当念入り。 信号無視は大阪で取り締まりの話もあったが、一時不停止でも赤切符が発行されていることに注目。 指導も多いだけに、指導中に相当悪質と判断する何かがあって赤切符発行だろうか。 ●山梨(山梨日日新聞) www.sannichi.co.jp/article/2015/05/31/80015362 14項目の紹介のみ ●長野(信濃毎日新聞) www.shinmai.co.jp/news/20150602/KT150601ETI090013000.php 講習内容の紹介 ●富山(北日本新聞) webun.jp/item/7186827 (全文は登録者のみ) ●石川(北國新聞)なし ●静岡 5.29の記事のみ www.at-s.com/news/detail/1174199971.html 違反切符147件→全て事故原因の違反→信号無視が87件 ●岐阜(岐阜新聞) www.gifu-np.co.jp/news/zenkoku/main/CO20150601010010871127083A.shtml (既に記事が見られない) ●福井(福井新聞)5.31の記事のみ www.fukuishimbun.co.jp/localnews/oricon/72110.html ●三重(伊勢新聞)なし ●愛知と中部地方全域(中日新聞) www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015060102100026.html 名古屋市守山区(読売新聞) www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20150601-OYTNT50249.html 赤切符発行は13件。 ●滋賀(滋賀報知新聞)6.6の記事(高校の啓発活動)のみ www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article id=A0018451 ●京都(京都新聞) www.kyoto-np.co.jp/country/article/20150601000010 共同通信の東京での97箇所取り締まりを紹介のみ ●奈良(奈良新聞)5.31の記事のみ(詳細は本紙) www.nara-np.co.jp/20150531104616.html ●和歌山(紀伊民報) www.agara.co.jp/news/daily/?i=295385 p=more 街頭啓発活動としての案内のみ ●大阪(大阪日日新聞)なし ●兵庫(神戸新聞) www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201506/0008082286.shtml 講習が始まるという案内のみ ●鳥取(日本海新聞) www.nnn.co.jp/news/150601/20150601007.html 講習が始まるという案内(全文は登録者のみ) ●島根(山陰中央新報) www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/article.php?storyid=1333806009 共同通信の東京での97箇所取り締まりを紹介のみ ●岡山(山陽新聞) www.sanyonews.jp/article/182020/1/ 指導の様子のみ ●広島(中国新聞) www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=159487 comment_sub_id=0 category_id=112 指導の様子(全文は登録者のみ) ●山口(山口新聞) www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2015/0601/1.html 講習が始まるという案内のみ ●香川(四国新聞) www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20150602000145 赤切符発行なし、14人に警告 ●徳島(徳島新聞) www.topics.or.jp/localNews/news/2015/06/2015_14331349735714.html 街頭啓発活動の模様、摘発者なし ●愛媛(愛媛新聞) www.ehime-np.co.jp/news/kyodo/20150601/ky2015060101001087.html 共同通信の東京での97箇所取り締まりを紹介のみ ●高知(高知新聞)5.29の講習開始の簡易紹介のみ www.kochinews.co.jp/? nwSrl=338575 nwIW=1 nwVt=knd ●大分(大分合同新聞) www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/06/05/214100604 (全文は登録者のみ) ●福岡(西日本新聞) www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/172660 90人に注意のみ ●佐賀(佐賀新聞)5.16の記事のみ www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/187238 ●長崎(長崎新聞)なし ●宮崎(宮崎日日新聞) www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_12668.html (全文は2日付朝刊か携帯サイト) ●熊本(熊本日日新聞)なし ●鹿児島(南日本新聞)5.26の簡易記事のみ 373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=66699 sp=1 ●沖縄(琉球新報) ryukyushimpo.jp/news/storyid-243615-storytopic-1.html 両耳イヤホンも車両用信号に関しても誤解がある。(自転車歩行者用信号の存在を考慮していない) (沖縄タイムス) www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=117807 施行の案内のみ 全国紙 ●読売 www.yomiuri.co.jp/national/20150531-OYT1T50105.html 赤切符発行後の流れも図解してあり分かりやすい。 2014年の全国での赤切符発行枚数は約7700枚、2006年の約250件からは急増。 確かにこう見れば昨年の取り締まり赤切符発行数は増えていると見るが、 単純に昨年以上に発行要件そのものを緩くしたという見方はできない。 ●毎日 mainichi.jp/select/news/20150601k0000e040145000c.html チラシ配りと街頭指導の紹介のみ。特に警告票発行の情報もない。 ●朝日 なし ●産経 www.sankei.com/west/news/150601/wst1506010024-n1.html 施行されたという案内のみ ●日経 www.nikkei.com/article/DGXLASDG31H3U_R00C15A6CC0000/ (詳細は登録者のみ) こうして実際に記事の扱いを見てみると、 「実質は講習が追加で用意されただけで大した変更ともいえない」ので 新聞記者や各地方県警で「急を要することもでないだろう」という感覚から 街頭呼びかけがあったかどうかすら定かではなく「あえて記事にしない」というところもあるようだ。 これでも「取り締まりが厳しくなった」と果たして言えるだろうか。 当然「今まで通り暴走運転が許される」はずもなく、「安全運転を心がけよう」ということに変化はない。 ▼具体的な講習対象の摘発(赤切符発行)について 「京都新聞」kyoto-np.jp/politics/article/20150601000106 「酒酔自転車運転で書類送検」 事故は3.31でも、送検が6.1なので恐らく講習対象のカウント1回になる。 ●警告票にも差 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150602_13039.html 福岡ではイヤホン警告が最多でも、宮城では「歩道通行・右側通行」が115件中64件で最多。 しかし、本当に事故が起こりやすいのは主要道路だけではなく生活道にも潜んでいるはずだが、 活動をより多くの人に知らせる効果が低いから広報日にわざわざ選ばないのだろう。
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神明峠 【しんめい】峠 保津峡の北にある峠。 この峠は、府道50号線のピークではなく、坂の途中にある。 理由は峠の分岐路に起因し、昔は神明峠ではなく鼓峠という峠になっていたため。 分岐路の方は下っているため、分岐路を基準に考えると、この地点が峠になる。 r50が峠になっているのは神明峠から2キロほど北に行ったところ。 この先ずっと進むと日吉ダムに行くことができる。 付近にある峠、山 愛宕山、地蔵山、竜ヶ岳、明智越え 付近にあるもの 清和天皇陵、水尾集落 峠位置 京都市右京区/亀岡市保津町r50峠 保津町 コース所在地 京都市左京区~亀岡市保津町 距離 保津峡橋から 5.41km愛宕林道 4.11km 路面距離(計算値) 保津峡橋から 5.45km愛宕林道 4.12km(林道標より) 最大標高 保津峡橋から 404m 最大高低差 保津峡橋から 329m愛宕林道 269m 平均勾配 保津峡橋から 6.1%愛宕林道 6.5% スタート 保津峡橋から 保津峡橋分岐点愛宕林道 林道起点ゲート ゴール 林道との分岐点 地図 Yahoo!地図(神明峠)Yahoo!地図(r50峠) ルート地図 保津峡橋から愛宕林道 保津峡側から撮影。 写真のとおり、峠というか、峠道の途中。 保津峡橋から 神明峠にとっての下六丁峠は、愛宕山にとっての試峠のようなもの。 路面状態 良くも悪くも無い程度。一部舗装が痛んでいるところや、濡れているところ等ある。 堆積物等 水尾集落以降の山中は多め。 交通量 少ない。たまに多い。 他、地元の人とハイカーなどがちらほらいる。 途中水尾の集落を抜けることになる。 水尾集落を抜けて1つめか2つ目のカーブにある山側のガードレールに、青のスプレーで【もうすこしだぞ】とかいてある。 実際に神明峠まではもう少しだが、r50の峠まではまだまだ長い。 神明峠手前までは飛びぬけて急勾配があるわけでもなく、ただひたすら体力勝負。 寒い時期は路面凍結等があるので注意。 廻り田池から r50峠に記載。 愛宕林道 この林道、道標にも愛宕林道とある。 もっと麓のほうにある看板には、林道愛宕線とある。 路面状態 悪い 堆積物等 非常に多い 交通量 ほとんど無い 他、ハイカーなど歩行者が少しいる。 池の少し前まで川沿いを走る。 そこから池まで短距離急勾配。 2つの池を過ぎ、愛宕支林道(左)との分岐を過ぎると勾配があがる。 この辺りから林道終点までコンクリート舗装だったような気がする。 ゲートを抜けてゴール。 ところどころきついところはあるものの、この手の道によくあるえげつなさは無い。 登坂走行ルート 保津峡橋から(○) 廻り田池から(○) 林道愛宕線(○) 登坂未走行ルート 無し スタート地点側から撮った保津峡橋。 なかなか良い感じだが、落書きで台無し。 【もうすこしだぞ】と書かれたガードレール。 現在は、ほぼ消えている。 水尾の集落を抜けた後の1つ目の急カーブのところにある。 これを通過したあと少し行くと、ハーフパイプを伝って流れ出ている水がある。 飲めるのか気になるところだが、足は付きたくない。 水尾の集落には、コカコーラの自販機と、同じ場所に農協の売店?がある。他にも休憩できそうなところがある。 坂の上側から撮影した神明峠。 神明峠の看板が背中合わせに設置してあるところからすると、この看板の間が峠ということになる。 写真ではわかりづらいが、保津峡川から、この峠が見える手前のカーブの前の道あたりからかなりの急勾配になる。 車が止まっていたのが残念。 上とは別の日の神明峠。 カメラも違う。 神明峠の峠位置。 何故、ここを鼓峠という名から変えず、r50峠に神明峠と名をつけなかったのだろうか。 ゲートを越えると悪路っぽいくだりになっている。 一般車両の通行は禁止のようだが、自転車は通行可能。 愛宕林道起点スタート地点。 自転車は右から抜けられる。 起点の支柱。 愛宕林道終点。 自転車は右から抜けられる。
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時刻に関する表現 まずは序数詞を勉強しましょう. 時間帯フレーズの表現 生格で表現します. いま何時 Która godzina? What time is it? która は which ですが,時間を聞くときはこれが決まり文句です.そして,この回答には,序数詞を女性形にして使います.godzina って女性名詞ですから. Jest godzina pierwsza (druga, trzecia). It s one (two, three) o clock. godzina を省略することもできますが,女性形のままです. 24時間形式,しかも23時45分というのが公式らしいので,時間をひたすら並べます. 非公式(というかインフォーマル?)では,13時が1時,14時が2時,の表現.そして,15分前とかも使います. 何時に? というときは o が付きます.時刻の時は o + L(前置格)です. O Której godzinie? 形容詞の女性前置格は ej です. Film zaczyna się o siódmej. 分 minuta に合わせて,女性形にします. ○分すぎ(○分後) 分 po 時(L,前置格) poは (時)の後 ですので,○分経ちました,△時の後にね,という感じです. 前置格,とは書いていますが pierwsza, druga など -a (godzina)の前置格なので,-ejです. ○分前 za + A(対格) 日本語だと0時45分を1時15分前と言ったりします.同様の表現をするんですが,「15分後が1時」といった表現になります.分なので,数字は女性形で,女性形の対格を取ります.後に付く「時刻」は主格です. Przyjadę po ciebie za dziesięć ósma. I ll come by for you at ten till eight (7 50). ポーランド語/前置詞/時間(前,後)2 ○時半 「半」は wpół do を使います.do は「~まで」なので,「~まであと半分」.9時半なら wpół do dziesitej となります. 15分 kwadrans は 15分を表します. 7時15分は piętnaście po siódmej, kwadrans po siódmej のどちらも言えます.